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00
歴史解釈の枠組み(進歩史観・循環史観) — 概要
進歩史観・循環史観から唯物史観・文明論・ポストコロニアルまで、歴史をどう解釈するかの枠組みの系譜と論争を見渡す入門ガイド
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01
歴史観とは何か — 過去を解釈する枠組み
歴史像と歴史観、世界観との関係、暗黙の前提としての史観、史観の自覚と相対化
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02
直線と円環 — 時間観の二大類型
直線的時間と循環的時間、終末へ向かう時間、永劫回帰、時間観と歴史叙述の対応
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03
進歩史観の系譜 — 前進する歴史という信念
進歩の観念の成立、完成可能性、啓蒙から19世紀への展開、進歩信仰の絶頂と動揺
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04
啓蒙主義の歴史観 — 理性による進歩
コンドルセの人間精神進歩史、テュルゴー、文明化の歴史、迷信からの解放の物語
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05
ヴォルテールとギボン — 哲学的歴史の誕生
習俗論、教会史批判、ローマ帝国衰亡史、啓蒙的懐疑と歴史叙述
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06
ヘーゲルの歴史哲学 — 自由の意識の進歩
世界精神、理性の狡知、自由の意識の進展としての世界史、東洋から西洋への図式
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07
マルクスの唯物史観 — 生産様式と歴史の発展
土台と上部構造、生産力と生産関係の矛盾、階級闘争、社会構成体の継起
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08
発展段階論 — 五段階図式とその硬直化
原始共産制から共産主義へ、スターリン時代の公式化、単線的発展の問題、アジア的生産様式論争
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09
コントの三段階の法則 — 実証主義の歴史観
神学的・形而上学的・実証的段階、社会物理学、進歩と秩序、実証主義の時代精神
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10
社会進化論 — スペンサーと適者生存の歴史観
社会有機体説、単系進化論、モーガンの古代社会、社会ダーウィニズムの政治的利用
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11
ホイッグ史観 — 現在を正当化する歴史
自由の漸進的拡大の物語、バターフィールドの批判、勝者中心の遡及的叙述
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12
文明史観 — 文明の進歩を軸とする叙述
ギゾーのヨーロッパ文明史、バックルの英国文明史、福沢諭吉の文明論之概略
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13
循環史観の系譜 — 繰り返す歴史という直観
興亡の循環、王朝サイクル、有機体的な生成と衰滅、循環論の東西比較
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14
ポリュビオスの政体循環論 — アナキュクロシス
王政から衆愚政への循環、混合政体論、ローマの成功の説明、政体論的歴史解釈
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15
イブン・ハルドゥーンの歴史理論 — アサビーヤの盛衰
歴史序説、連帯意識の生成と喪失、遊牧民と都市文明の循環、王朝の寿命論
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16
ヴィーコの新しい学 — 諸民族の共通の歴史過程
神々の時代・英雄の時代・人間の時代、コルシとリコルシ、詩的知恵、反デカルト主義
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17
シュペングラーの西洋の没落 — 文化形態学
文化の有機体的生涯、八つの高度文化、文明化としての没落、相貌学的方法
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トインビーの歴史の研究 — 挑戦と応戦
文明を単位とする歴史、創造的少数者、内的・外的プロレタリアート、世界国家と高等宗教
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19
中国の天命思想と王朝循環 — 易姓革命の歴史観
天命の移動、正史の断代構成、治乱興亡の循環、儒教的歴史批評
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20
儒教的歴史観 — 鑑としての歴史
資治通鑑、春秋の筆法、褒貶、正統論、尚古主義、歴史による道徳的裁定
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21
仏教的時間観と末法思想 — 下降する時間
劫の宇宙論、正像末の三時、末法到来意識、日本中世の歴史意識への影響
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22
キリスト教的歴史観 — 摂理と救済の歴史
アウグスティヌスの神の国、直線的時間の確立、摂理史観、教会史の伝統
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23
終末論と千年王国 — 歴史の終わりへの期待
黙示録的歴史観、ヨアキムの三時代説、千年王国運動、世俗化された終末論
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24
神話的歴史と建国神話 — 起源の物語
神話と歴史の連続、記紀神話、建国神話の政治機能、神話の歴史化と歴史の神話化
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25
ルネサンス人文主義の歴史観 — 古代の再生と断絶の自覚
暗黒の中世という構図、三時代区分の萌芽、ヴァッラの文献批判、歴史叙述の世俗化
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26
ロマン主義の歴史観 — 民族精神と個性
フォルクスガイスト、ヘルダーの文化多元論、中世の再評価、国民文学と歴史
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27
歴史主義 — 個性と発展のドイツ的伝統
ランケの各時代は神に直結する、個性記述、発展の理念、歴史主義の危機とトレルチ
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実証主義史学の歴史観 — 科学としての歴史への信頼
事実の確定への専心、法則探求との緊張、客観性の理想、素朴実証主義への批判
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29
新カント派の歴史論 — 価値と個性記述
ヴィンデルバントの法則定立と個性記述、リッケルトの価値関係づけ、文化科学の論理
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30
クローチェの現代史論 — すべての歴史は現代の歴史
精神の哲学、生きた関心としての歴史、年代記と歴史の区別、自由の物語
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31
コリングウッドの再演論 — 思考の歴史としての歴史
歴史の観念、過去の思考の再演、問答の論理、内側からの理解
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カーの歴史とは何か — 対話としての歴史
現在と過去の対話、事実と解釈の相互作用、進歩への信頼、社会と個人
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アナール学派の歴史観 — 全体史の理想
出来事史批判、長期持続、社会経済構造への注目、心性への拡大、問題史
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英国マルクス主義史学 — 下からの歴史
トムスン、ホブズボーム、ヒル、階級形成論、民衆文化、人間主義的マルクス主義
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日本マルクス主義史学 — 講座派と労農派
日本資本主義論争、明治維新の性格規定、戦後歴史学の枠組み、その解体と遺産
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36
グラムシとヘゲモニー — 文化的支配の歴史観
陣地戦、ヘゲモニー概念、受動的革命、サバルタン概念の起源、文化史への影響
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フランクフルト学派 — 啓蒙の弁証法
アドルノとホルクハイマー、進歩の野蛮への反転、ベンヤミンの歴史の天使、進歩批判
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近代化論 — 冷戦期の発展図式
ロストウの経済成長段階説、伝統社会から高度大衆消費へ、非共産主義宣言、批判と衰退
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従属理論 — 低開発の開発
フランク、中枢と衛星、低開発の構造的生成、ラテンアメリカ発の歴史解釈
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40
世界システム論の歴史観 — 単一の分業体制
ウォーラーステイン、ヘゲモニー循環、コンドラチェフ波、反システム運動、長期の趨勢
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41
構造主義と歴史 — 冷たい社会と熱い社会
レヴィ=ストロース、構造と歴史の緊張、サルトルとの論争、構造論的歴史把握
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42
ポスト構造主義の歴史観 — 主体と起源の脱構築
フーコーの系譜学、デリダの脱構築、大文字の歴史への懐疑、差異の戯れ
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43
ポストモダンの歴史学批判 — 大きな物語の終焉
リオタール、メタナラティヴへの不信、歴史叙述の文学性、実証史学からの反批判
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44
フクヤマの歴史の終わり — 自由民主主義の勝利論
ヘーゲル=コジェーヴ的枠組み、冷戦終結の解釈、最後の人間、その後の反証と再論
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45
ハンチントンの文明の衝突 — 文明単位の対立図式
文明圏による世界区分、断層線紛争、批判と論争、文明論的枠組みの功罪
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46
ヨーロッパ中心主義批判 — 世界史の書き直し
オリエンタリズム、ブロートの植民者の世界モデル、グッディの歴史の窃盗、脱中心化
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47
ポストコロニアルの歴史観 — ヨーロッパを地方化する
チャクラバルティ、サバルタン・スタディーズ、植民地近代性、複数の歴史の擁護
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グローバル・ヒストリーの解釈枠組み — 接続された歴史
大分岐、コネクテッド・ヒストリーズ、ユーラシア的視野、国民史の相対化
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ジェンダーの視点による歴史の書き換え — 半分の人類の復権
家父長制の歴史化、公私二元論批判、ジェンダー化された近代、交差性
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50
環境史の歴史観 — 人間中心主義を超えて
自然の行為者性、生態学的歴史観、クロスビーの生態学的帝国主義、惑星的視野
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51
人新世の歴史認識 — 地質学的行為者としての人類
大加速、種の歴史と資本の歴史、チャクラバルティの気候論、地球史との融合
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52
ビッグ・ヒストリーの枠組み — 宇宙史の中の人間
クリスチャンの起源の物語、複雑性の増大、スケールの統合、歴史教育への応用
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53
文化進化論の現代形 — ダーウィニズムの歴史適用
遺伝子文化共進化、ミーム論、累積的文化進化、定量的文化系統学、その批判
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54
地理的環境と歴史 — ダイアモンドの銃・病原菌・鉄
大陸軸、栽培化可能種の分布、究極要因と至近要因、地理決定論批判との攻防
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55
制度論的歴史解釈 — 包摂的制度と収奪的制度
アセモグルとロビンソン、国家はなぜ衰退するのか、制度の持続、批判と検証
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計量的世界史 — データで見る長期趨勢
マディソンの長期GDP推計、クリオダイナミクス、世俗サイクル論、定量史観の限界
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57
公定史観と歴史の統制 — 全体主義の歴史学
ソ連の公式史学、短期講座史観、粛清と書き換え、検閲下の歴史研究
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ナチズムと歴史の神話化 — 人種主義的歴史観
アーリア神話、血と土、ゲルマン連続性テーゼ、御用考古学、戦後の学問的清算
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皇国史観 — 戦前日本の公定歴史観
万世一系、国体論、平泉澄、津田左右吉事件、戦後歴史学による批判と克服
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60
冷戦と歴史解釈 — イデオロギー対立下の歴史学
正統派と修正主義の冷戦起源論争、全体主義論、社会史による突破、冷戦史の現在
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61
歴史修正主義 — 学問的修正と政治的否定
正当な学説修正と否定論の区別、ホロコースト否定論、アーヴィング裁判、法規制の是非
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62
歴史認識問題 — 東アジアの記憶の政治
教科書問題、靖国問題、慰安婦問題をめぐる論争、共同歴史研究の試み、和解の困難
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63
記憶の法制化 — 記憶法と歴史家の自由
ゲソ法、ジェノサイド否定処罰、リベルテ・プール・リストワール、立法と学問の緊張
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64
移行期正義と歴史 — 過去の克服
真実和解委員会、南アフリカ、過去の克服のドイツ的経験、歴史家論争、記録開放
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65
公文書公開と歴史の見直し — アーカイブの政治
機密解除、ソ連崩壊後の档案公開、ヴェノナ文書、公開が変える歴史像
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66
記念と表象の政治 — 銅像・記念日・博物館
記念碑の建立と撤去、南部連合像論争、植民地支配者の記念物、記憶の景観の書き換え
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67
進歩信仰の動揺 — 世界大戦と歴史観の転換
第一次大戦の衝撃、ヴァレリーの精神の危機、文明への懐疑、進歩の再定義
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68
開発主義と歴史 — 成長の物語とその批判
開発の時代、近代化の光と影、成長の限界、脱成長論と歴史叙述の転換
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69
脱植民地化と歴史叙述 — 新興国の国民史形成
独立後の歴史書き直し、アフリカ史の復権、UNESCO一般史、口頭伝承の史料化
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70
先住民の歴史観 — もう一つの時間
口承の歴史、土地と歴史の結びつき、入植者植民地主義批判、歴史の脱植民地化
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71
無文字社会の時間意識 — 神話的時間と系譜的時間
構造的時間、系譜による過去把握、エヴァンズ=プリチャード、時間の民族誌
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72
民衆の歴史意識 — 世直しと予言
民間暦、世直し観念、御蔭参り、予言と終末、民衆的時間意識の歴史学
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73
偽史と超古代史 — 疑似歴史の批判
偽書による歴史叙述、竹内文書、超古代文明説、アトランティス、疑似考古学批判の方法
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74
陰謀論的歴史観 — 隠された手という誘惑
歴史の陰謀論的説明、単一原因への還元、反証不能性、陰謀論の歴史と対処
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75
大衆文化の中の歴史像 — 時代劇からゲームまで
歴史小説、映画とドラマ、歴史ゲーム、ポピュラーな歴史像と学問の緊張と対話
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76
オルタネート・ヒストリー — もしもの歴史の想像力
仮想戦記、SF的歴史改変、思考実験としての価値、歴史意識への影響
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77
アメリカ例外主義 — 特別な国民の物語
丘の上の町、フロンティア学説、明白な天命、例外主義批判とアメリカ史の書き換え
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78
中華世界観と華夷秩序 — 中心と周辺の歴史意識
中華思想、朝貢体制の歴史観、正統王朝の系譜、周辺からの相対化
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79
イスラーム世界の歴史意識 — ウンマと預言者の時代
ヒジュラ紀元の時間、サラフ主義の過去参照、黄金時代言説、近代改革と歴史
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80
インドの歴史意識をめぐる論争 — 歴史なき文明という偏見
ユガの循環的時間、植民地史学の遺産、ヒンドゥー・ナショナリズムと歴史書き換え
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81
アフリカ史の復権 — 停滞史観の克服
ヘーゲルの非歴史的アフリカ像の批判、口頭伝承の方法化、アフリカ中心主義とその批判
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82
ラテンアメリカの歴史解釈 — 征服と混血の遺産
征服の論争、先住民の視点、クレオール愛国主義、解放の歴史学、記憶の抗争
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83
日本の歴史観の変遷 — 神国から世界史へ
神皇正統記、水戸学、文明史観の移入、戦後歴史学、現代の歴史ブームと多元化
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84
東アジアの正統論 — 王朝の系譜をめぐる思想
正閏論、大義名分、朱子学的歴史批評、日本・朝鮮・ベトナムへの展開
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85
歴史哲学の分化 — 思弁的歴史哲学と分析的歴史哲学
歴史の意味への問いと歴史認識の論理、ウォルシュの区分、二つの伝統の現在
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86
歴史意識の類型論 — リューゼンの歴史意識論
伝統型・範例型・批判型・発生型、物語能力、歴史教授学との接続、歴史文化
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87
世代と歴史観 — 経験が形づくる歴史像
戦争体験世代と戦後世代、記憶の世代交代、六八年世代、歴史観の世代的基盤
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88
宗教と世俗の歴史観の交錯 — 世俗化論の再考
世俗化テーゼとその批判、ポスト世俗、レーヴィットの世俗化された終末論、救済史の残響
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89
ユートピアと歴史 — 理想社会への時間
ユートピア思想の歴史観、進歩とユートピア、ブロッホの希望の原理、ユートピアの黄昏
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90
危機の時代の歴史観 — 破局と再生の物語
デカダンス論、危機の診断としての歴史叙述、破局後の歴史意識、災害と歴史観
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91
トランスヒューマニズムと未来史 — 加速する時間の物語
特異点論の歴史観、長期主義、未来世代への視座、歴史学からの批判的検討
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92
複数の近代 — 多元的近代性の歴史解釈
アイゼンシュタットの多元的近代、東アジアの近代、近代の翻訳と土着化
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93
歴史観の比較研究 — 史観を対象化する
比較史学史、歴史文化の比較、翻訳される史観、グローバル思想史としての史学史
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94
史観と歴史教育 — 何をどう教えるか
通史学習と主題学習、単一の物語への批判、マルチパースペクティブ、歴史総合の理念
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95
歴史解釈の倫理 — 解釈の自由と責任
解釈多元主義の限界、証拠による制約、犠牲者への配慮、解釈をめぐる公共的討議
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96
ミネルヴァの梟 — 事後性という歴史認識の条件
ヘーゲルの黄昏の梟、後知恵の特権と限界、渦中では見えないもの、事後的理解の構造
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97
懐古と黄金時代 — 過去を理想化する歴史観
失われた黄金時代の物語、ノスタルジーの政治、復古主義、理想化された過去への批判的視線
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98
歴史観研究の現在 — 史観なき時代の史観
大きな物語以後の総合の模索、断片化と再統合、グローバルな歴史意識の可能性
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99
歴史解釈の枠組み(進歩史観・循環史観) — 退避・古典資料archive
旧版教材、歴史的論文、廃止手法のアーカイブなど、現行分類から退避した資料の保管区分