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00
中世ヨーロッパ史 — 概要
西ローマ滅亡後のゲルマン諸王国からカロリング帝国、封建社会と教会、十字軍、中世都市と大学、そして黒死病と中世の秋まで、約千年の中世ヨーロッパ世界を見渡す入門ガイド
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01
中世という時代区分 — 概念の成立と再検討
ルネサンス人文主義による暗黒時代観、三区分法、初期・盛期・後期中世、古代末期論との接続、中世像の書き換え
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02
ゲルマン諸王国の成立 — ローマ以後の西欧
オドアケルと東ゴート王国、テオドリック、西ゴート王国、ヴァンダル王国、ローマ人とゲルマン人の共存、部族法典
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03
フランク王国とメロヴィング朝 — クローヴィスの選択
クローヴィスの正統派キリスト教改宗、サリカ法典、分割相続と内紛、宮宰の台頭、トゥールのグレゴリウスの記録
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04
カール・マルテルとカロリング家の台頭 — 宮宰から王へ
トゥール・ポワティエ間の戦い、ピピンの簒奪と教皇の承認、ピピンの寄進、王権と教会の同盟の原型
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05
カール大帝と帝国 — 西欧世界の統合
ザクセン征服、800年の皇帝戴冠、宮廷学校とアルクィン、カロリング・ルネサンス、巡察使と伯、帝国の統治構造
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06
カロリング帝国の分裂 — ヴェルダンとメルセン
ルートヴィヒ敬虔帝、ヴェルダン条約、メルセン条約、東西フランクとロタールの中部王国、仏独伊の原型論
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07
ヴァイキングの時代 — 北方からの衝撃
リンディスファーン襲撃、デーン人とノルマン人、交易と植民の両面、アイスランド植民、キエフ・ルーシ、ノルマンディー公国
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08
ノルマン・コンクエスト — 1066年のイングランド
ヘイスティングズの戦い、ウィリアム征服王、ドゥームズデイ・ブック、ノルマン貴族制の移植、アングロ・サクソン社会の変容
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09
封建制度 — 主従関係と封土
恩貸地制と従士制、臣従礼と忠誠宣誓、封土の世襲化、多重臣従、封建制概念の学説史、ブラウンとレイノルズの批判
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10
荘園制と農民 — 中世農村の生産と支配
領主直営地と農民保有地、賦役と貢納、農奴制、三圃制、重量有輪犁、開放耕地、荘園文書、バナリテ(領主権益)
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11
中世の農業革命 — 人口増加の基盤
三圃制の普及、馬耕と首当て馬具、水車・風車、大開墾時代、森林開拓と干拓、11〜13世紀の人口倍増、集村化
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12
教皇制の発展 — ペテロの座の権威
教皇首位権の理論、グレゴリウス1世、教皇領、コンスタンティヌスの寄進状、教皇選挙と枢機卿団、教皇君主制
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13
修道院制度 — 祈りと労働の共同体
ベネディクトゥス会則、クリュニー修道院、シトー会の開墾、修道院と写本文化、聖遺物崇敬、修道院経済
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14
叙任権闘争 — 教皇と皇帝の対決
グレゴリウス7世とハインリヒ4世、カノッサの屈辱、ヴォルムス協約、聖職売買と聖職者妻帯の批判、教会改革運動
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15
神聖ローマ帝国 — 帝国理念と現実
オットー1世の戴冠、帝国教会政策、シュタウフェン朝、フリードリヒ・バルバロッサ、イタリア政策、大空位時代、金印勅書
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16
カペー朝フランス — 王権の漸進的伸長
ユーグ・カペー、王領地の拡大、フィリップ2世とブーヴィーヌ、ルイ9世の裁判王権、フィリップ4世と教皇のアナーニ事件
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17
中世イングランドの統治 — マグナ・カルタへ
ヘンリ2世の司法改革、コモン・ローの形成、ジョン王とマグナ・カルタ、シモン・ド・モンフォールの議会、模範議会
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18
ビザンツ帝国の中期 — マケドニア朝の栄光
テマ制、イコノクラスム、バシレイオス2世、ギリシア正教圏の拡大、キリル文字とスラヴ布教、1054年の東西教会分裂
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19
イベリアのレコンキスタ — 国土回復運動
アストゥリアス王国、サンティアゴ巡礼、カスティーリャとアラゴン、トレド陥落、ラス・ナバス・デ・トロサ、グラナダ陥落
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20
十字軍運動 — 聖地への武装巡礼
クレルモン公会議とウルバヌス2世、第1回十字軍とエルサレム王国、サラディンとの攻防、第4回のコンスタンティノープル劫掠
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21
十字軍国家と軍事修道会 — 東地中海のラテン人
エルサレム王国の統治、テンプル騎士団、ホスピタル騎士団、ドイツ騎士団、アッコン陥落、テンプル騎士団解散事件
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22
中世都市の成立 — 自由と自治の空間
商業の復活、都市法と自治特許状、コムーネ運動、ギルドとツンフト、都市の空気は自由にする、市壁と市場
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23
中世の商業革命 — 地中海と北海の交易網
イタリア海港都市、ヴェネツィアとジェノヴァ、シャンパーニュ大市、ハンザ同盟、複式簿記と為替手形、商人資本
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24
ギルドと手工業 — 職人の世界
同職ギルドの規制、親方・職人・徒弟制、品質管理と価格統制、女性と手工業、ギルドの祭礼と相互扶助、遍歴職人
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25
中世の大学 — 知の共同体の誕生
ボローニャ大学とパリ大学、学生団と教師団、自由七科、学位制度、大学特権、オックスフォード、遍歴学生と学問の国際性
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26
スコラ学 — 信仰と理性の総合
アンセルムスの存在論的証明、アベラールの弁証法、アリストテレス受容、トマス・アクィナスの神学大全、普遍論争
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27
十二世紀ルネサンス — 翻訳と知の復興
トレド翻訳学派、アラビア語経由のギリシア学術、シャルトル学派、ラテン語古典の再発見、ハスキンズの提唱
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28
ロマネスクとゴシック — 中世の教会建築
巡礼路のロマネスク聖堂、サン・ドニのシュジェール、尖頭アーチと飛梁、ステンドグラス、シャルトル大聖堂、建築職人集団
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29
中世の民衆信仰 — 聖人と巡礼の世界
聖人崇敬と聖遺物、サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼、奇跡譚、煉獄の誕生、免罪符、俗人の宗教生活
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30
托鉢修道会 — 都市の中の福音
フランチェスコとドミニコ、清貧論争、都市説教、大学神学への進出、異端審問との関わり、修道会と民衆
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31
中世の異端と審問 — 正統の境界
カタリ派とアルビジョワ十字軍、ワルド派、異端審問制度の成立、フス派、異端概念の社会的構築、寛容と迫害
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32
ユダヤ人共同体と迫害 — 中世社会の内なる他者
ユダヤ人の金融業への限定、十字軍時の虐殺、儀式殺人誹謗、ゲットー以前の居住区、追放令の連鎖、ユダヤ学術文化
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33
騎士道と宮廷文化 — 戦士の理想化
騎士叙任式、トーナメント、宮廷風恋愛、トルバドゥール、アーサー王物語、騎士道文学と実態の乖離、紋章学
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34
中世の戦争 — 城と騎士と攻城戦
城郭建築の発展、モット・アンド・ベイリー、攻城兵器、騎士軍と歩兵、傭兵の台頭、長弓とクロスボウ、戦争の季節性
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35
中世の王権理論 — 二剣論と王の二つの身体
教皇権と皇帝権の理論闘争、二剣論、王の神聖性と成聖式、ローマ法学の復興と王権、カントロヴィチの王の二つの身体
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中世の農民反乱 — 服従と抵抗のあいだ
ジャックリーの乱、ワット・タイラーの乱、農民の日常的抵抗、反乱の理念とジョン・ボール、領主制の動揺
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37
百年戦争 — 英仏の長期抗争
王位継承問題と毛織物利害、クレシー・ポワティエ・アザンクール、ジャンヌ・ダルク、大砲の登場、戦争と国民意識の萌芽
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38
黒死病 — 14世紀のパンデミック
1347年の到来経路、ヨーロッパ人口の激減、労働力不足と農奴制の動揺、鞭打ち苦行団、ユダヤ人迫害、ペスト再来の波
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39
中世後期の危機 — 飢饉・戦争・疫病
1315年の大飢饉、気候の寒冷化、封建収入の危機、都市反乱、シスマと教会の混乱、危機論と転換論
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40
教会大分裂 — アヴィニョンとコンスタンツ
教皇のアヴィニョン捕囚、大シスマ、公会議主義、コンスタンツ公会議、フスの処刑、教皇君主制の再建
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41
ビザンツの衰退と滅亡 — 1453年への道
マンジケルトの敗北、ラテン帝国期、パレオロゴス朝の縮小、オスマン朝の包囲、コンスタンティノープル陥落、遺産の西流
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42
中世の東欧とスラヴ世界 — もう一つのヨーロッパ
キエフ・ルーシとウラジーミルの改宗、ポーランド王国、ボヘミア王国、ハンガリー王国、モンゴルのルーシ支配、リトアニア
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43
北欧の中世 — スカンディナヴィア王国の形成
デンマーク・ノルウェー・スウェーデンの王国化、キリスト教化、カルマル同盟、アイスランドのサガと自由国、バルト海交易
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44
中世イタリアの都市国家 — コムーネからシニョリーアへ
ヴェネツィア共和国、フィレンツェの毛織物と金融、メディチ家、ミラノのヴィスコンティ、教皇党と皇帝党、都市国家間外交
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45
ハンザ同盟 — 北海・バルト海の商業帝国
リューベック、ブリュージュ・ロンドン・ノヴゴロドの商館、コッゲ船、同盟の政治力とデンマーク戦争、衰退要因
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46
中世の貨幣と金融 — 両替商から銀行へ
デナリウス系貨幣、金貨復活とフィオリーノ、両替商と預金銀行、利子禁止と徴利論、メディチ銀行、公債の発明
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47
中世の法 — 慣習法・ローマ法・カノン法
部族法典から慣習法へ、ボローニャの註釈学派、ローマ法継受、グラティアヌス教令集、カノン法と婚姻、裁判制度の重層性
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48
中世の書物文化 — 写本から初期印刷へ
スクリプトリウムと写本製作、羊皮紙とインク、彩飾写本、カロリング小文字体、大学と書籍商、グーテンベルクへの前史
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49
中世の食と生活 — 日常史の視点
パンと粥の食生活、ワインとビール、飢えの記憶、住居と暖房、衣服と身分表示、時間感覚と教会の鐘、清潔観念
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50
中世の女性 — 修道女・王妃・働く女性
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン、アリエノール・ダキテーヌ、都市の女性労働、ベギン会、クリスティーヌ・ド・ピザン、婚姻と持参金
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51
子どもと家族の中世 — アリエス以後
アリエスの子ども期不在説と批判、洗礼と名付け、養育と徒弟奉公、家族形態の地域差、結婚パターン論、遺言書史料
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52
中世の死生観 — 煉獄と死の舞踏
終末論と最後の審判、煉獄概念の定着、代祷とミサ、死の舞踏図像、遺言と喜捨、黒死病後の死の文化
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53
中世の医学と病院 — 体液説の時代
サレルノ医学校、モンペリエ、イブン・シーナー医学典範の受容、瀉血と検尿、ホスピタルの慈善的起源、ハンセン病者隔離
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54
中世の科学と自然観 — 神の書物としての自然
ロバート・グロステスト、ロジャー・ベーコンの実験精神、オレームの運動論、占星術と錬金術、大学における自然哲学
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55
中世の技術革新 — 水車・風車・機械時計
水車の多用途化、風車の普及、機械時計と時間革命、眼鏡、羅針盤と船尾舵、火薬の受容、中世技術力の再評価
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56
中世の航海と造船 — 地中海から大洋へ
ガレー船とコグ船、キャラック船への発展、羅針盤とポルトラーノ海図、ヴェネツィアの造船所、大航海時代への技術的準備
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57
中世ヨーロッパとモンゴル — ユーラシアの再接続
モンゴル侵入とワールシュタットの戦い、プラノ・カルピニとルブルクの旅、パクス・モンゴリカと東西交易、マルコ・ポーロ
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58
中世の巡礼と旅 — 移動する中世人
三大巡礼地、巡礼路のインフラ、旅の危険と歓待、遍歴職人と遍歴学生、使節と伝令、中世人の移動性の再評価
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59
中世スコットランドとウェールズ — ブリテン島の周縁
スコットランド王国の形成、ウォレスとバノックバーンの戦い、アーブロース宣言、ウェールズ征服とエドワード1世の城塞
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60
中世アイルランド — 修道院文化と征服
初期アイルランド修道院制、ケルズの書、島の修道士の大陸布教、ヴァイキングとダブリン、アングロ・ノルマン侵攻
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61
シチリア王国 — 三文化の交差点
ノルマン人の南イタリア征服、ルッジェーロ2世、アラブ・ビザンツ・ラテン文化の共存、フリードリヒ2世の宮廷、シチリアの晩祷
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62
中世スペインの共存と緊張 — コンビベンシア論
アル・アンダルスのユダヤ・キリスト教徒、ムデハルとモサラベ、翻訳文化、コンビベンシア概念の批判的検討、強制改宗
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63
中世の紋章と象徴 — 視覚のコミュニケーション
紋章の成立と規則、印章と身分証明、色彩の象徴体系、王権の表象、都市の紋章、パストゥローの象徴史研究
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64
中世の文学 — 俗語文学の開花
ローランの歌、ニーベルンゲンの歌、トリスタン物語、ダンテ神曲、チョーサーのカンタベリー物語、俗語の文学語化
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65
中世の音楽 — グレゴリオ聖歌からポリフォニーへ
聖歌の記譜法とネウマ、ノートルダム楽派、オルガヌム、アルス・ノヴァ、世俗歌曲とミンネザング、音楽理論と大学
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66
中世の教育 — 修道院学校から都市学校へ
七自由学芸、修道院学校と司教座聖堂学校、都市の読み書き学校、識字率の推計、ラテン語教育、俗人識字層の拡大
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67
中世の国制と身分制議会 — 等族の政治参加
身分制議会の成立、イングランド議会、フランス全国三部会、イベリアのコルテス、帝国議会、課税同意と代表原理
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68
中世の官僚制と文書主義 — 統治の文書化
尚書部と文書登録、イングランドの財務府、公証人制度、文書偽造と真正性、クランチーの文書化研究、行政記録の爆発
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69
中世の犯罪と刑罰 — 神判から糾問へ
神判と決闘裁判、証人と宣誓、糾問手続の成立、都市の刑罰と見せしめ、聖域避難権、フェーデと平和運動
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70
神の平和運動 — 暴力の制御
神の平和と神の休戦、司教主導の平和集会、騎士の暴力の教会的規律、十字軍への昇華、平和運動と王権
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71
中世の環境史 — 森林と開墾のダイナミクス
王の森林権、大開墾と景観変化、中世温暖期、干拓と水利、資源管理の共同体規制、環境からみる中世成長の限界
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72
中世の記憶と歴史叙述 — 年代記の世界
修道院年代記、オットー・フォン・フライジング、ジョインヴィルとフロワサール、聖人伝、系譜意識、過去の政治利用
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73
ブルゴーニュ公国 — 中世の秋の宮廷
ヴァロワ・ブルゴーニュ家、豊穣な宮廷文化、金羊毛騎士団、ネーデルラント支配、シャルル突進公の敗死、ホイジンガの中世の秋
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74
中世後期の宗教運動 — 新しい敬虔
デヴォティオ・モデルナ、共同生活兄弟会、トマス・ア・ケンピス、神秘主義とエックハルト、俗人の内面的信仰、宗教改革への底流
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75
15世紀の政治統合 — 新君主制への道
百年戦争後のフランス王権、薔薇戦争とテューダー朝、カトリック両王のスペイン、常備軍と課税、中世から近世への国家形成
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76
中世都市の社会構造 — 富と貧困の空間
都市貴族と大商人、中間層と職人、都市貧民と救貧、施療院と兄弟団、都市内地区と社会的地形、チオンピの乱
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77
中世の辺境と拡大 — ヨーロッパの形成
エルベ以東の東方植民、ドイツ騎士団国家、辺境伯領、バートレットのヨーロッパの形成論、中心と周縁、植民と同化
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78
中世経済史の論争 — 成長と停滞のモデル
ポスタンの人口論的解釈、ブレナー論争、商業化モデル、マルサス的天井、封建制から資本主義への移行論争
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79
中世考古学 — 物質文化から見る中世
廃村研究ウォーラム・パーシー、都市考古学、土器と流通、城郭考古学、教会考古学、環境考古学との連携、建築年輪年代
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80
中世史料学 — 文書・印章・古書体
古文書学と書式論、古書体学、印章学、偽文書の判定、カルチュレールの編纂、モンムンタ・ゲルマニアエ・ヒストリカ
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81
中世史学史 — ロマン主義から社会史へ
ランケ学派と国制史、ピレンヌ・テーゼ、ブロックとアナール学派、封建社会論、日常史と心性史、グローバル中世論
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82
ピレンヌ・テーゼ論争 — 中世の始まりはいつか
ムハンマドなくしてシャルルマーニュなし、地中海交易断絶説、考古学からの反証、貨幣と交易の実証研究、論争の遺産
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83
アナール学派と中世研究 — 長期持続の歴史
ブロックの封建社会、ル・ゴフの中世的想像力、心性史、デュビィの三身分論、ラデュリのモンタイユー、全体史の理想
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84
中世の三身分論 — 祈る人・戦う人・働く人
アダルベロンの三身分図式、聖職者・貴族・農民、身分イデオロギーの機能、図式と社会的現実、デュビィの分析
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85
中世の時間と暦 — 教会暦の生活リズム
典礼暦と聖人祝日、復活祭計算コンプトゥス、労働日と祝日、時課と鐘、農事暦と月暦図像、機械時計がもたらす変化
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86
中世の色彩と衣服 — 身分表示と奢侈禁止令
染色技術と色の価値、青の勃興、縞と道化の色、奢侈禁止令の身分秩序、毛織物産業、流行の誕生、パストゥローの色彩史
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87
中世の動物と自然表象 — 動物誌の世界
ベスティアリウム、一角獣と怪物、動物裁判、狩猟文化と鷹狩り、フリードリヒ2世の鷹狩りの書、寓意と博物学のあいだ
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88
中世地図と世界像 — マッパ・ムンディ
TO図、ヘレフォード図、エルサレム中心の世界像、ポルトラーノ海図との併存、プトレマイオス再受容、地図と神学
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89
ジャンヌ・ダルク — 少女と国家の記憶
オルレアン解放、シャルル7世の成聖式、異端審問と処刑、復権裁判、国民的象徴への変容、記憶の政治学、史料の層
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90
中世イングランドの農村社会 — 荘園文書の世界
荘園裁判記録、検地帳、賦役から金納へ、ヨーマンの台頭、囲い込みの前史、農村共同体の自治、家族継承の実態
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91
中世フランスの王域統治 — バイイとセネシャル
国王役人制度、パリ高等法院、王国統治の文書化、聖ルイの調査官、王権伝説とサン・ドニ、フランス王国意識
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92
中世ドイツの領邦形成 — 帝国の多元構造
部族大公領、選帝侯制度、領邦君主の台頭、帝国都市、ラント平和令、帝国改造論、神聖ローマ帝国の連邦的性格
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93
中世の海 — 海事法と海上交易
ロードス海法の系譜、オレロン海法、コンソラート・デル・マーレ、海上保険の萌芽、海賊と私掠、港湾都市の制度
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94
レコンキスタ後のイベリア — 併合と改宗の世紀
グラナダ戦争、ユダヤ教徒追放令、コンベルソとモリスコ、スペイン異端審問、純血規約、中世から帝国への転換
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95
スイス誓約同盟 — 山岳共同体の自立
原初三邦の永久同盟、モルガルテンとゼンパッハの戦い、ハプスブルク家からの自立、都市邦と農村邦、傭兵輸出、帝国からの事実上の独立
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96
中世研究とデジタル人文学 — 写本のデジタル化
写本デジタルアーカイブ、IIIF規格、電子校訂版、GISによる歴史地理、プロソポグラフィ・データベース、計量文献学
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97
中世主義とポピュラーカルチャー — 現代の中世像
ネオ・ゴシックと国民主義、ファンタジーと中世表象、映画・ゲームの中世、中世主義研究、政治的盗用への批判
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98
中世千年の総括 — 遺産と連続性
大学・議会・都市・法という制度遺産、国民国家の中世起源論、ヨーロッパ統合と中世、長い中世論、近世への移行の再定義
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中世ヨーロッパ史 — 退避・古典資料archive
旧版教材、歴史的論文、廃止手法のアーカイブなど、現行分類から退避した資料の保管区分