-
00
ピラミッド・古代遺跡研究事例 — 概要
ギザのピラミッドからマチュ・ピチュまで、世界各地の古代遺跡の発見史・発掘調査・研究手法の代表事例を見渡す入門ガイド
-
01
ギザの三大ピラミッド — クフ・カフラー・メンカウラー王の造営
紀元前26世紀の第4王朝、クフ王の大ピラミッド、原初の高さ146m、ギザ台地、河岸神殿と参道、造営組織の研究
-
02
大スフィンクス — カフラー王期の巨大石像
全長73mの獅子身人頭像、カフラー王河岸神殿との関係、風化論争、夢の碑文、トトメス4世の砂除去伝承
-
03
ピラミッド建造技術論争 — 傾斜路と石材運搬の復元
直線傾斜路説、螺旋傾斜路説、内部トンネル説、石材の切り出しと運搬、ワディ・アル=ジャルフのメレルのパピルス
-
04
階段ピラミッド — サッカラのジェセル王葬祭複合体
紀元前27世紀の第3王朝、宰相イムヘテプの設計、マスタバからの発展、石造建築の始まり、周壁と祭祀施設
-
05
屈折ピラミッドと赤いピラミッド — スネフェル王の試行
ダハシュールの第4王朝スネフェル王、傾斜角の変更、真正ピラミッドへの技術的到達、メイドゥムの崩れピラミッド
-
06
ScanPyramids計画 — ミュオン透視による内部探査
宇宙線ミュオンラジオグラフィ、2017年の大ピラミッド内巨大空間発見、非破壊調査、名古屋大学らの国際共同研究
-
07
ピラミッドタウン — ギザの労働者集落の発掘
ヘイト・エル=グラブ遺跡、マーク・レーナーの調査、パン焼き工房と宿舎、労働者は奴隷でなく徴用民とする見解
-
08
王家の谷 — 新王国の岩窟王墓群
テーベ西岸、第18〜20王朝の王墓60基超、セティ1世墓、ラメセス2世の息子たちのKV5、盗掘と王家のミイラ隠し場
-
09
ツタンカーメン王墓 — カーターによるKV62の発見
1922年ハワード・カーターとカーナヴォン卿、ほぼ未盗掘の副葬品、黄金のマスク、発見100年と遺物の科学分析
-
10
ロゼッタ・ストーン — ヒエログリフ解読の鍵
1799年ナポレオン遠征での発見、聖刻・民衆・ギリシア文字の三段併記、1822年シャンポリオンの解読、大英博物館所蔵
-
11
カルナックとルクソール神殿 — アメン信仰の大神殿群
テーベ東岸、大列柱室、オベリスク、スフィンクス参道、オペト祭、歴代王による増築の層位的研究
-
12
アブ・シンベル神殿 — ラメセス2世の岩窟神殿
ヌビアの大小神殿、4体の巨像、春分・秋分の朝日が至聖所に届く設計、アスワン・ハイ・ダム建設に伴う移築
-
13
アマルナ — アクエンアテンの新都アケトアテン
アテン一神的信仰への宗教改革、アマルナ美術、アマルナ文書(楔形文字外交書簡)、ネフェルティティ、都の放棄
-
14
デイル・エル=メディーナ — 王墓造営職人の村
王家の谷の職人集落、オストラコンに残る労働記録、史上最古級のストライキ記録、識字と庶民生活の史料
-
15
ミイラ研究 — CTスキャンと古病理学
非破壊のCT・X線調査、ツタンカーメンの死因論争、ラメセス2世のミイラ、DNA分析による血縁関係、防腐処置の技術
-
16
シュメール都市国家 — ウルク・ウル・ラガシュ
紀元前4千年紀の都市革命、ウルク期の巨大神殿、楔形文字の発生、シュメール王名表、都市国家間の抗争
-
17
ウルの王墓 — ウーリーの発掘と黄金の副葬品
1920年代レナード・ウーリーの調査、プアビ王妃墓、ウルのスタンダード、殉葬、ジッグラトの復元研究
-
18
バビロン — イシュタル門と新バビロニアの都
ネブカドネザル2世の都城、彩釉煉瓦のイシュタル門と行進大路、コルデヴァイの発掘、ベルリン・ペルガモン博物館の復元
-
19
ニネヴェ — アッシュルバニパルの図書館
アッシリア帝国の首都、レイヤードの発掘、粘土板約3万点、ギルガメシュ叙事詩の洪水伝説板、ラキシュ攻城レリーフ
-
20
ハンムラビ法典碑 — 楔形文字法の代表史料
紀元前18世紀バビロン第1王朝、閃緑岩の石碑、同害報復と身分別規定、スーサ出土、ルーヴル美術館所蔵
-
21
ギルガメシュ叙事詩 — 粘土板文学の金字塔
ウルクの王ギルガメシュ、標準バビロニア語版11書板、大洪水物語と旧約聖書の比較、ジョージ・スミスの解読
-
22
ハットゥシャ — ヒッタイト帝国の都
ボアズキョイ遺跡、楔形文字文書庫とヒッタイト語解読(フロズニー)、獅子門、カデシュの戦い条約文
-
23
エブラ — 粘土板文書庫を残したシリアの古代王国
テル・マルディーフ遺跡、前3千年紀の王宮文書庫、楔形文字粘土板約1万7千点、エブラ語、マッティエの発掘
-
24
ペルセポリス — アケメネス朝ペルシアの祭儀都市
ダレイオス1世の造営、アパダーナの朝貢行列レリーフ、エラム語行政文書、アレクサンドロスによる焼亡
-
25
トロイア遺跡 — シュリーマンの発掘と層位問題
ヒサルルクの丘、9層の都市層、プリアモスの財宝、乱掘への批判、トロイア戦争の史実性論争、コルフマンの再調査
-
26
ミケーネ — アガメムノンのマスクと円形墓域
獅子門、竪穴式墓の黄金マスク、キュクロプス式城壁、ミケーネ文明の宮殿経済、ティリンスとピュロス
-
27
クノッソス宮殿 — エヴァンズとミノア文明
クレタ島の複雑な宮殿建築、迷宮伝説、雄牛跳びのフレスコ画、エヴァンズの復元への評価と批判、線文字A
-
28
アクロティリ — サントリーニ島の埋没都市
テラ火山の大噴火による埋没、鮮やかなフレスコ画、噴火年代論争(前17世紀説)、ミノア文明衰退との関係
-
29
線文字Bの解読 — ヴェントリスの業績
1952年マイケル・ヴェントリスとチャドウィック、ミケーネ・ギリシア語の証明、粘土板の宮殿行政記録、線文字Aは未解読
-
30
ポンペイ — ヴェスヴィオ噴火に埋もれた都市
紀元79年の噴火、フィオレッリの石膏取り法、フォルムと円形闘技場、壁画の四様式、落書きが伝える庶民生活
-
31
ヘルクラネウム — パピルス荘と炭化文書
火砕流に埋まった海辺の町、炭化パピルス約1800巻、多層階建物の保存、ヴェスヴィオ・チャレンジによるAI判読
-
32
ローマ都市遺跡 — フォルムから属州都市まで
フォロ・ロマーノ、コロッセオ、水道橋、ティムガッドの格子状都市、ハドリアヌスの長城、ローマ化の考古学
-
33
アンティキティラの機械 — 古代の歯車式計算機
1901年沈没船からの回収、天体運行を計算する歯車機構、X線CTによる解析、ヘレニズム科学技術の到達点
-
34
ウルブルン沈没船 — 後期青銅器時代の交易船
トルコ沖の紀元前14世紀の沈没船、銅・錫インゴット、ガラス塊、諸地域の積荷、水中考古学の金字塔
-
35
ペトラ — ナバテア王国の岩窟都市
エル・ハズネ(宝物殿)、シークの峡谷、岩窟墓のファサード、砂漠の水利システム、隊商交易の拠点
-
36
パルミラ — シルクロードの隊商都市
シリア砂漠のオアシス都市、列柱道路とベル神殿、ゼノビア女王、2015年の破壊と記録・修復の課題
-
37
カルタゴ — フェニキア人の地中海帝国
テュロス起源の植民都市、軍港コトン、ポエニ戦争とローマによる破壊、トフェ(幼児供犠論争)、再建ローマ都市
-
38
死海文書 — クムラン洞窟の写本群
1947年の発見、ヘブライ語聖書最古級の写本、クムラン宗団論争、断片の科学分析とデジタル公開
-
39
エリコ — 世界最古級の定住集落
テル・エッ=スルタン、前9千年紀の塔と周壁、漆喰塗り頭蓋骨、ケニヨンの層位発掘法、都市の起源論
-
40
メギドとテル発掘 — 層位学の実験場
パレスチナの多層丘テル、20超の都市層、ソロモン期建築の年代論争、聖書考古学の方法論的転換
-
41
チャタル・ヒュユク — 新石器時代の大集落
アナトリアの前7千年紀集落、屋根から出入りする密集住居、牛頭祭祀と壁画、メラートとホダーの調査
-
42
ギョベクリ・テペ — 最古級の祭祀建造物
前10千年紀のT字型石柱群、動物浮彫、狩猟採集民による大型建造、農耕起源論への衝撃、シュミットの調査
-
43
ストーンヘンジ — 巨石記念物と天文配列
前3千年紀の環状列石、夏至の日の出との整列、ブルーストーンのウェールズ起源、ダーリントン・ウォールズとの複合
-
44
エイヴベリーと巨石文化 — ブリテンの環状遺跡群
世界最大級のヘンジ、シルベリー・ヒル、ウェスト・ケネット長形墳、新石器〜青銅器の祭祀景観
-
45
ニューグレンジ — 冬至の光が差す羨道墓
アイルランドの前3200年頃の巨大羨道墓、ルーフボックスから冬至の朝日が墓室へ、渦巻文様の巨石美術
-
46
ラスコーとアルタミラ — 旧石器洞窟壁画の発見
後期旧石器時代の野牛・馬・鹿の壁画、1879年アルタミラ発見と真贋論争、1940年ラスコー発見、公開と保存の相克
-
47
ショーヴェ洞窟 — 最古級の洞窟美術
1994年発見、約3万6千年前の壁画、ライオンやサイの躍動的描写、年代測定論争、非公開とレプリカ公開
-
48
アイスマン「エッツィ」 — アルプスの氷河ミイラ
1991年発見の約5300年前の男性遺体、銅斧と装備一式、矢傷による死因、DNA・胃内容物・入れ墨の学際研究
-
49
スカラ・ブレイ — オークニーの新石器村落
砂丘下に保存された石造家屋群、石のベッドと棚、前3千年紀の生活復元、ネオリシック・オークニー世界遺産
-
50
モヘンジョダロとハラッパー — インダス文明の都市
前2600年頃の計画都市、焼成煉瓦と排水網、大沐浴場、度量衡の標準化、文明衰退の要因論争
-
51
インダス印章と未解読文字 — 交易と記号体系
凍石印章の一角獣図像、メソポタミアとの交易(メルッハ)、短い銘文と未解読のインダス文字、計算機解析の試み
-
52
殷墟 — 甲骨文字と青銅器文明
安陽の商代後期都城、亀甲獣骨の占卜文字、王亥・武丁ら王名の実証、婦好墓、司母戊鼎など青銅礼器
-
53
秦始皇帝陵と兵馬俑 — 地下軍団の発見
1974年農民による発見、等身大陶俑約8000体、彩色と個別の顔貌、銅車馬、未発掘の地下宮殿と水銀の記録
-
54
三星堆遺跡 — 古蜀の異形の青銅文明
四川省の祭祀坑、縦目の青銅仮面、高さ4mの青銅神樹、金杖、2021年再発掘、中原と異なる文明系統
-
55
馬王堆漢墓 — 軟侯家族墓の奇跡的保存
長沙の前漢墓、辛追夫人の湿潤ミイラ、T字形帛画、帛書『老子』と医書、漆器・絹織物の保存状態
-
56
敦煌莫高窟 — 仏教美術の宝庫と蔵経洞
4〜14世紀の石窟735窟、壁画と塑像、1900年発見の蔵経洞文書、スタイン・ペリオの将来品、敦煌学の成立
-
57
アンコール・ワット — クメール王朝の大伽藍
12世紀スールヤヴァルマン2世の造営、ヒンドゥー宇宙観の伽藍配置、乳海攪拌の回廊浮彫、アンコール・トムとバイヨン
-
58
アンコールLiDAR調査 — 密林下の都市網の発見
航空レーザー測量による地表可視化、マヘンドラパルヴァタの都市遺構、水利都市論の実証、2012・2015年調査
-
59
ボロブドゥール — 世界最大級の仏教遺跡
8〜9世紀シャイレンドラ朝、階段ピラミッド状の伽藍、レリーフ1460面、ユネスコ大修復、曼荼羅的宇宙観
-
60
バガン遺跡群 — イラワジ河畔の仏塔の平原
11〜13世紀バガン朝、3000超のパゴダと寺院、壁画の保存、2016年地震と修復、2019年世界遺産登録
-
61
テオティワカン — 太陽と月のピラミッド
メキシコ高原の巨大計画都市、死者の大通り、羽毛の蛇神殿と大量殉葬、地下トンネル調査、6世紀の衰退
-
62
チチェン・イッツァ — エル・カスティーヨとセノーテ
マヤ北部低地の大都市、春分のククルカン降臨現象、天文台カラコル、聖なるセノーテの奉納品、トルテカ様式論争
-
63
ティカル — マヤ低地の超大国
グアテマラの密林都市、大広場と双子ピラミッド、石碑の王朝史、カラクムルとの覇権抗争、9世紀の放棄
-
64
パレンケ — パカル王の碑銘の神殿
1952年ルス・ルイリエによる王墓発見、翡翠の仮面と石棺浮彫、マヤ王権の死生観、精緻な漆喰彫刻
-
65
コパン — マヤ文字の石碑芸術
ホンジュラスの南東マヤ都市、神聖文字の階段、彫刻石碑の王の肖像、王朝創始者ヤシュ・クック・モ、衰退の骨考古学
-
66
マヤ文字解読史 — ノーロゾフから現代へ
ランダの「アルファベット」、音節文字説の確立、表語+音節の混合体系、王朝史の復元、解読がもたらした歴史学化
-
67
マヤLiDAR革命 — 密林下の人口稠密社会
ペテン低地の広域レーザー測量、無数の住居基壇と段々畑・水路の発見、人口推計の上方修正、都市間道路網
-
68
オルメカの巨石人頭像 — メソアメリカ文明の母
前1200年頃のサン・ロレンソとラ・ベンタ、玄武岩の巨大頭像17体、翡翠祭祀、後続文明への影響論争
-
69
モンテ・アルバンとサポテカ文明 — 山上の祭祀都市
オアハカ盆地を見下ろす人工整地の都市、踊る人の石刻、初期の文字と暦、ミシュテカによる再利用の黄金遺宝
-
70
マチュ・ピチュ — ビンガムの調査とインカの王領
1911年ハイラム・ビンガムの学術調査、パチャクティ王の離宮説、石積み技術と段々畑、インティワタナ、太陽の神殿
-
71
ナスカの地上絵 — 砂漠に描かれた巨大図像
ハチドリ・サルなどの動物図と直線群、コスオク・ライヘの研究、製作方法の実験考古学、山形大学チームのAI発見
-
72
カラル遺跡 — アメリカ大陸最古級の都市
ペルー・スーペ谷の前2600年頃の神殿都市、土器を持たない文明、キープの原型、綿とイワシ交易の経済基盤
-
73
シパン王墓 — モチェ文化の未盗掘王墓
1987年ワルテル・アルバの緊急発掘、黄金の装身具と権杖、戦士神官の埋葬、盗掘対策と博物館建設
-
74
ティワナクとチャビン・デ・ワンタル — アンデス祭祀センター
チチカカ湖畔の太陽の門と半地下神殿、チャビンの神像と地下回廊、アンデス形成期〜中期ホライズンの宗教拡散
-
75
クスコとサクサイワマン — インカ帝国の首都
精緻な石組みの都市、コリカンチャ太陽神殿、ジグザグ三重壁の巨石、スペイン征服後の重層都市、インカ道網
-
76
イースター島のモアイ — 絶海の巨石像
ラパ・ヌイの石像約900体、ラノ・ララク採石場、運搬方法の実験(歩かせ説)、森林喪失と社会変動論争、ロンゴロンゴ文字
-
77
グレート・ジンバブエ — サハラ以南の石造王都
11〜15世紀ショナ人の都、モルタルなしの大囲壁と円錐塔、ソープストーンの鳥像、金・象牙交易、植民地期の帰属歪曲
-
78
アクスム王国 — オベリスクとエチオピア古代
1〜7世紀の交易国家、一枚岩の巨大石柱、キリスト教受容、イタリア略奪オベリスクの2005年返還
-
79
メロエ — クシュ王国のピラミッド群
ナイル中流の黒人王国、小型急勾配ピラミッド200基超、メロエ文字(未完全解読)、製鉄遺跡、エジプトとの相互影響
-
80
カルナック列石 — ブルターニュの巨石群
フランス・カルナック周辺の数千本のメンヒル列、新石器時代の造営、配列の意味論争、巨石文化の広がり
-
81
慶州 — 新羅王京の古墳と仏教遺産
天馬塚の金冠と天馬図、皇南大塚、瞻星台、仏国寺と石窟庵、月城の発掘、王京の都市構造
-
82
武寧王陵 — 百済の未盗掘王陵
1971年公州宋山里での偶然の発見、墓誌石による被葬者確定、梁との交流を示す塼築墓、金製冠飾、日本産コウヤマキの木棺
-
83
高句麗古墳群と広開土王碑 — 東北アジアの王権
集安の将軍塚・太王陵、舞踊塚など壁画古墳、414年建立の広開土王碑と碑文論争、平壌遷都後の江西大墓
-
84
楼蘭とニヤ — シルクロードの埋没オアシス
ロプノール湖畔の楼蘭王国、ヘディンとスタインの探検、カローシュティー文書、小河墓地のミイラ、環境変動と放棄
-
85
ペルガモンとエフェソス — 小アジアのヘレニズム都市
ペルガモンの大祭壇と図書館、エフェソスのアルテミス神殿とケルスス図書館、劇場と列柱道路、都市発掘の長期プロジェクト
-
86
デロス島とデルフォイ — 聖域の考古学
アポロン信仰の二大聖域、デルフォイの神託と宝庫群、デロスの交易都市化と住宅遺構、フランス学派の発掘
-
87
オリンピア — 古代オリンピックの祭典場
ゼウス神殿とフェイディアスの工房、スタディオンと選手宿舎、エケケイリア(聖なる休戦)、ドイツ隊の組織的発掘
-
88
アテネのアクロポリス — パルテノン神殿の造営と変転
ペリクレス期の再建、フェイディアスの彫刻計画、教会・モスク・火薬庫への転用と1687年の爆発、修復事業YSMA
-
89
アレクサンドリア — 水没した古代都市の調査
ファロス大灯台の海底遺構、クレオパトラ宮殿域の水中発掘、ゴディオの調査、図書館とムセイオンの記憶
-
90
放射性炭素年代測定 — 遺跡編年の革命
リビーによる開発、半減期5730年、AMS法による微量試料測定、海洋リザーバー効果、考古学編年の書き換え
-
91
較正曲線と年輪年代法 — 暦年代への変換
IntCalの較正曲線、樹木年輪による暦年標準、ウィグルマッチング、地域差と単年較正、ミヤケイベントの応用
-
92
古代DNA研究 — 集団の移動と交替を読む
ペーボの手法革新、ヤムナヤ牧畜民の拡散、農耕民と狩猟採集民の混血、遺跡人骨のゲノム解析と倫理
-
93
衛星考古学とリモートセンシング — 宇宙から遺跡を探す
衛星画像による遺構痕跡の検出、サラ・パーカックのエジプト調査、クロップマーク、GISによる遺跡予測モデル
-
94
実験考古学 — 造り、使い、確かめる
石器製作の復元、古代船の航海実験、建造技術の再現、使用痕分析との連携、仮説検証としての実験
-
95
盗掘と文化財不法取引 — 遺跡を守る国際枠組み
戦乱下の組織的盗掘、ユネスコ1970年条約、返還請求の実例、出所来歴(プロヴェナンス)調査、市場国の責任
-
96
遺跡の3D記録とデジタル復元 — 記録保存の新手法
フォトグラメトリとレーザースキャン、破壊された遺産のデジタル再建、点群データの公開、VRによる遺跡体験
-
97
考古学とナショナリズム — 遺跡解釈の政治性
過去の専有と国民物語、コシナの居住地考古学の悪用、遺産の帰属をめぐる紛争、脱植民地化する考古学
-
98
疑似考古学批判 — 古代宇宙人説とアトランティス
デニケンの古代宇宙飛行士説、アトランティス比定論、ピラミッド超文明論、科学的検証と公衆考古学の役割
-
99
ピラミッド・古代遺跡研究事例 — 退避・古典資料archive
旧版教材、歴史的論文、廃止手法のアーカイブなど、現行分類から退避した資料の保管区分