W 12.10

世界史理論(文明論・グローバルヒストリー)

100 区画
  1. 00

    世界史理論(文明論・グローバルヒストリー) — 概要

    文明論・世界システム論からグローバルヒストリー・ビッグヒストリーまで、一国史を超えて人類史全体を捉える理論枠組みを見渡す入門ガイド

  2. 01

    世界史という視座 — 一国史を超える歴史叙述の枠組み

    国民国家史の限界、世界史・万国史・普遍史の系譜、空間単位の選択、ヨーロッパ中心主義の問い直し

  3. 02

    文明の概念 — シヴィリゼーションの語誌と定義論

    civilisationの語源、文明と文化の区別、複数形の文明概念、ギゾー、文明の指標と境界設定

  4. 03

    啓蒙の普遍史 — ヴォルテールから進歩史観へ

    『諸国民の風俗と精神について』、コンドルセの進歩史観、四段階理論、聖書的年代記からの離脱

  5. 04

    ヘーゲルの歴史哲学 — 世界精神と自由の展開

    世界史の哲学講義、世界精神、理性の狡知、東洋から西洋への発展図式、歴史哲学批判の出発点

  6. 05

    マルクスの発展段階論 — 生産様式と史的唯物論

    原始共産制・奴隷制・封建制・資本制、アジア的生産様式論争、下部構造と上部構造、世界史の基本法則

  7. 06

    ランケと世界史 — 実証主義史学の世界史構想

    『世界史』、諸国民の道徳的エネルギー、ヨーロッパ列強体系、実証と普遍の緊張

  8. 07

    シュペングラー『西洋の没落』 — 文明の形態学

    文化の有機体論、八つの高度文化、文化と文明の対比、相貌学的方法、没落のモチーフと受容史

  9. 08

    トインビー『歴史の研究』 — 挑戦と応戦の文明論

    21文明の比較、挑戦と応戦、創造的少数者、内的・外的プロレタリアート、世界国家と高等宗教

  10. 09

    ヤスパースの枢軸時代 — 精神史的転回の同時性

    紀元前500年前後の思想的覚醒、孔子・仏陀・ソクラテス・預言者、枢軸時代論の継承と批判、アイゼンシュタットの再検討

  11. 10

    文明化の過程 — エリアスの社会学的文明論

    宮廷社会、作法と情動の統制、国家形成と独占機構、社会発生と心理発生、長期的過程としての文明

  12. 11

    マクニール『西洋の勃興』 — 文明間接触の世界史

    文明間の相互作用、技術と疾病の伝播、エクメーネの統合、シカゴ学派世界史、後年の自己批判

  13. 12

    ウォーラーステインの世界システム論 — 近代世界システムの構造

    『近代世界システム』、資本主義世界経済、ヘゲモニー国家、長期の16世紀、史的社会科学の提唱

  14. 13

    中核・半周辺・周辺 — 世界的分業の空間構造

    不等価交換、半周辺の媒介機能、編入と周辺化、商品連鎖、労働管理形態の地域差

  15. 14

    ブローデル『地中海』 — 長期持続と三層の時間

    地理的時間・社会的時間・事件史、長期持続、コンジョンクチュール、フェリペ2世時代の地中海世界

  16. 15

    アナール学派と全体史 — 構造史からの世界史

    フェーヴル、ブロック、全体史の理念、『物質文明・経済・資本主義』、日常性の構造と交換の階層

  17. 16

    近代化論 — 発展段階と収斂の理論

    ロストウ『経済成長の諸段階』、テイクオフ、伝統と近代の二分法、冷戦と開発思想、近代化論批判

  18. 17

    従属理論 — 低開発の構造的生成

    フランク、アミン、カルドーゾ、低開発の開発、中枢・衛星関係、輸入代替工業化、ラテンアメリカ構造学派

  19. 18

    大分岐論争 — ポメランツと東西経済の比較

    『大分岐』、江南とイングランドの比較、石炭と新大陸、資源制約とゴーストエーカー、分岐の時期をめぐる論争

  20. 19

    カリフォルニア学派 — 東アジアからの経済史再構成

    ポメランツ、ウォン、ゴールドストーン、リー、ユーラシア諸地域の同等性テーゼ、スミス的成長の再評価

  21. 20

    『リオリエント』 — グンダー・フランクのアジア中心史観

    銀の流れとアジア経済、ヨーロッパ例外主義批判、5000年世界システム論、ギルス、世界システムの起点論争

  22. 21

    アリギ『長い20世紀』 — ヘゲモニー循環と資本蓄積体制

    体系的蓄積循環、ジェノヴァ・オランダ・イギリス・アメリカ、金融的拡張、『北京のアダム・スミス』

  23. 22

    アブー=ルゴドの13世紀世界システム — 近代以前の交易圏

    『ヨーロッパ覇権以前』、八つの交易サーキット、モンゴル平和、システム衰退と西洋台頭の偶然性

  24. 23

    ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』 — 大陸間格差の究極要因

    栽培化・家畜化可能種の分布、大陸の軸の向き、病原菌と免疫、究極要因と至近要因、決定論批判

  25. 24

    環境決定論と可能論 — 地理と歴史の因果をめぐる系譜

    ラッツェル、ハンティントン、ヴィダル・ドゥ・ラ・ブラーシュ、環境可能論、新環境決定論の再燃と批判

  26. 25

    コロンブス交換 — クロスビーと生物学的グローバル化

    動植物・病原体・人の大西洋間移動、トウモロコシとジャガイモの伝播、人口史的帰結、生態帝国主義への展開

  27. 26

    疫病の世界史 — 感染症と文明の相互作用

    マクニール『疫病と世界史』、疾病プールの統合、黒死病、天然痘と新大陸、コレラのパンデミクス

  28. 27

    気候と世界史 — 17世紀の全般的危機論

    小氷期、パーカー『グローバル・クライシス』、気候変動と反乱・飢饉、ホブズボームの17世紀危機論争

  29. 28

    グローバルヒストリーの成立 — 学史と制度化

    世界史からグローバルヒストリーへ、Journal of Global History、コンラート、オブライエン、方法としての接続と比較

  30. 29

    トランスナショナル・ヒストリー — 国境を越える連関の歴史

    国民国家の相対化、越境する人・モノ・思想、アイリエ、国際主義の歴史、方法論的ナショナリズム批判

  31. 30

    接続された歴史 — スブラフマニヤムの連関史

    connected histories、近世ユーラシアの同時代性、ミレナリズムの連鎖、地域研究の壁を越える手法

  32. 31

    絡み合う歴史とヒストワール・クロワゼ — 交差の方法論

    ヴェルナーとツィンマーマン、entangled history、視点の交差、転移研究との差異、比較史の非対称性問題

  33. 32

    比較史の方法 — ブロック以来の伝統と刷新

    ブロック「ヨーロッパ諸社会の比較史」、類似と差異、比較単位の構築、グローバルヒストリーにおける比較の位置

  34. 33

    大西洋史 — 環大西洋世界の統合的把握

    アーミテージの三類型、環大西洋・横断大西洋・シス大西洋、大西洋革命論、ベイリン、黒い大西洋

  35. 34

    インド洋海域世界 — アジア海域史のモデル

    チョードリー、季節風と交易網、港市国家、ダウ船交易、家島彦一、海域アジア史研究

  36. 35

    太平洋史 — オセアニアと環太平洋の歴史学

    アイランド・ワールド、マット・マツダ、先住民航海術、ビーチクロッサー、環太平洋交易と帝国

  37. 36

    海域史の方法 — 海から見る世界史

    ブローデル・モデルの拡張、地中海比較、海域世界概念、羽田正、海のアジア史、境界としての海と回廊としての海

  38. 37

    中央ユーラシア史 — 遊牧世界と世界史の再編

    内陸アジア、遊牧国家論、モンゴル帝国と世界史、杉山正明、クリストファー・ベックウィズ、草原の道

  39. 38

    遊牧民と定住民 — 相互依存と対抗の歴史理論

    ハザノフ、バーフィールドの影の帝国論、征服王朝論、交易と略奪の選択、長城地帯論

  40. 39

    シルクロード史 — ユーラシア交流史の実像と神話

    オアシスの道・草原の道・海の道、ソグド商人、リヒトホーフェンの命名、シルクロード概念の批判的再検討

  41. 40

    帝国史・帝国論 — 帝国の比較歴史学

    バーバンクとクーパー『世界帝国史』、差異の政治、帝国的レパートリー、複合国家、帝国と国民国家の連続性

  42. 41

    植民地主義と世界史 — 支配の構造と遺産

    植民地統治の類型、植民地近代性論、文明化の使命、収奪と開発、脱植民地化の世界史的位置

  43. 42

    ポストコロニアル歴史学 — ヨーロッパの地方化

    チャクラバルティ『ヨーロッパを地方化する』、歴史1と歴史2、普遍史批判、翻訳と差異の政治

  44. 43

    サバルタン・スタディーズ — 下からのインド近代史

    グハ、サバルタンの自律的領域、エリート史学批判、スピヴァク「サバルタンは語ることができるか」

  45. 44

    オリエンタリズム批判 — サイードと表象の権力

    『オリエンタリズム』、東洋表象と植民地支配、知と権力、地理的想像力、批判への応答と継承

  46. 45

    ハンチントン『文明の衝突』 — 冷戦後世界の文明パラダイム

    八大文明、断層線紛争、西洋と非西洋、批判と論争、フクヤマ『歴史の終わり』との対比

  47. 46

    マーシャル・ホジソンの世界史 — イスラーム文明とユーラシア

    『イスラームの冒険』、アフロ・ユーラシア、オイクメネ、火薬帝国論、世界史の再中心化

  48. 47

    火薬帝国と軍事革命 — 技術と世界的権力変動

    オスマン・サファヴィー・ムガル、パーカーの軍事革命論、大砲と要塞、軍事技術伝播のグローバル史

  49. 48

    ビッグヒストリー — 宇宙史と人類史の統合

    デイヴィッド・クリスチャン、複雑性の増大、八つのスレッショルド、集合的学習、教育運動としての展開

  50. 49

    ディープヒストリーと人類史 — 先史と歴史の連続

    スメイル『深い歴史と脳』、文字史料中心主義批判、進化と歴史の接合、ハラリ『サピエンス全史』現象

  51. 50

    グローバル経済史 — 世界経済の長期動態

    オブライエン、アレンの実質賃金比較、グローバルGDP推計、貿易統合と価格収斂、オルークとウィリアムソン

  52. 51

    銀の世界流通 — 初期グローバル経済の成立

    ポトシ銀山、石見銀山、マニラ・ガレオン貿易、フリンとヒラルデス、中国の銀需要と世界市場の連結

  53. 52

    商品史 — 一つのモノから描く世界史

    コモディティ・チェーン、綿のグローバル史(ベッカート『綿の帝国』)、茶・コーヒー・タバコ、商品連鎖分析

  54. 53

    ミンツ『甘さと権力』 — 砂糖のグローバル人類学

    プランテーション複合体、砂糖消費と産業革命、生産と消費の接合、食のグローバルヒストリーの先駆

  55. 54

    奴隷貿易と大西洋奴隷制 — 強制移動の世界史

    中間航路、三角貿易、ウィリアムズ・テーゼ、奴隷制と資本主義論争、廃止運動のグローバル展開

  56. 55

    移民とディアスポラの世界史 — 人の移動の長期動態

    大西洋移民、苦力貿易、年季奉公労働、マキューンの移動史再評価、ディアスポラ概念と越境ネットワーク

  57. 56

    グローバル労働史 — 労働形態の世界的比較

    ファン・デア・リンデン、自由労働と不自由労働の連続体、アムステルダム国際社会史研究所、労働者の世界史

  58. 57

    世界人口史 — 人口動態から見る人類史

    人口転換論、マルサスの罠、リヴィ=バッチ、黒死病と人口回復、人口推計の方法と論争

  59. 58

    世界宗教と世界史 — 宗教伝播のグローバル・ダイナミクス

    世界宗教概念、仏教・キリスト教・イスラームの拡大、改宗の比較史、交易路と宗教ネットワーク

  60. 59

    翻訳と文化接触 — 知の移動の世界史

    翻訳の連鎖、ギリシア語からアラビア語へ、イエズス会と東西交流、蘭学、文化仲介者、通訳の歴史

  61. 60

    科学技術のグローバルヒストリー — 知の循環と非西洋

    ニーダム問題、循環知(circulation of knowledge)、植民地科学、技術移転、ヘッドリク『帝国の手先』

  62. 61

    東アジアからの世界史 — 朝貢システム論と地域秩序

    濱下武志、朝貢貿易システム、冊封体制論、華夷秩序、interstate system との比較、東アジア世界論(西嶋定生)

  63. 62

    アジア間貿易論 — 杉原薫と労働集約型発展径路

    アジア間貿易の成長、労働集約型工業化、東アジアの奇跡の歴史的起源、資源節約型技術、雁行形態論との関係

  64. 63

    勤勉革命論 — 速水融と労働吸収型経済成長

    industrious revolution、徳川日本の農業発展、家畜から人力へ、デ・フリースによる欧州への転用、消費需要と労働供給

  65. 64

    梅棹忠夫『文明の生態史観』 — 生態学的世界史モデル

    第一地域と第二地域、乾燥地帯の暴力、平行進化としての日本と西欧、京都学派人文研の比較文明論

  66. 65

    宮崎市定と東洋史学 — 京都学派の世界史構想

    素朴主義と文明主義、東洋的近世論、景気変動史観、内藤湖南の時代区分論、唐宋変革

  67. 66

    日本における世界史論の系譜 — 戦後歴史学と世界史の基本法則

    歴研派、世界史の基本法則、大塚久雄の比較経済史、上原専禄の世界史像、地域からの世界史再構成

  68. 67

    時代区分論 — 古代・中世・近代の三分法とその批判

    ケラリウスの三区分、封建制概念の適用範囲、ル・ゴフ『時代区分は本当に必要か』、非西洋への適用問題

  69. 68

    初期近代(アーリーモダン)概念 — 近世のグローバルな再定義

    early modern の成立、近世ユーラシア論、比較近世論、日本史の近世との対応、概念の輸出と限界

  70. 69

    複数の近代 — アイゼンシュタットと多元的近代化

    multiple modernities、文明論的視角の再興、西洋化と近代化の分離、代替的近代、非西洋近代の理論化

  71. 70

    グローバル化の歴史的段階論 — いつ世界は一つになったか

    アルカイック・グローバリゼーション、1571年起点説、19世紀第一次グローバル化、ベイリ『近代世界の誕生』

  72. 71

    グローバル思想史 — 思想の越境と概念の世界史

    モイン、サルトーリ、概念の移動と翻訳、万国公法の伝播、思想史の空間的転回

  73. 72

    世界史とナショナリズム — 国民史の形成と超克

    国民史学の制度化、歴史教育と国民形成、方法論的ナショナリズム、ナショナル・ヒストリーの世界的同型性

  74. 73

    世界史における戦争と暴力 — 暴力の長期史

    ピンカー『暴力の人類史』論争、戦争の起源論、モンゴルの征服、世界戦争の時代、暴力の文明化と野蛮化

  75. 74

    ジェノサイドの比較世界史 — 絶滅暴力の構造比較

    レムキンの概念形成、植民地ジェノサイド、アルメニア・ホロコースト・ルワンダ、比較の倫理と方法

  76. 75

    国際秩序の歴史理論 — ウェストファリアから国際連合へ

    主権国家体系、ウェストファリア神話批判、ウィーン体制、国際法のグローバル化、帝国と国際秩序の重層

  77. 76

    世界都市史 — 都市ネットワークのグローバル・ヒストリー

    港市、帝都、植民都市、都市化の波、チャンドラーの都市人口推計、グローバル・シティの前史

  78. 77

    ジェンダーから見る世界史 — 家父長制と越境の女性史

    グローバル・ジェンダー史、家父長制の比較史、女性労働と世界経済、交差性、世界史叙述の男性中心性批判

  79. 78

    奢侈と消費のグローバル史 — 消費革命の世界的連関

    奢侈論争、消費革命論(マッケンドリック)、アジア産品と欧州消費、チンツ・磁器・茶、趣味の世界的流通

  80. 79

    世界システムの人口移動と労働 — 強制と契約の再検討

    奴隷・年季・クーリーの連続性、ティンカー『新しい奴隷制』、廃止後のプランテーション労働、グローバル労働市場の形成

  81. 80

    飢饉のグローバル・ヒストリー — 環境と政治の複合災害

    デイヴィス『後期ヴィクトリア朝のホロコースト』、エルニーニョと帝国、センのエンタイトルメント論、飢饉の政治経済学

  82. 81

    エネルギーの世界史 — 有機経済から化石燃料体制へ

    リグリィの有機経済論、石炭とイギリス産業革命、石油の地政学、エネルギー転換の理論、スミル

  83. 82

    人新世と世界史 — 地質学的時代としての人類史

    クルッツェン、人新世の起点論争、チャクラバルティ『惑星時代の歴史の気候』、種の歴史と資本の歴史

  84. 83

    大加速 — 20世紀後半の地球環境と世界史

    グレート・アクセラレーション、マクニール『20世紀環境史』、社会経済トレンドと地球システム指標、1950年画期論

  85. 84

    文明崩壊論 — 複雑社会の崩壊とレジリエンス

    テインター『複雑社会の崩壊』、限界収穫逓減、ダイアモンド『文明崩壊』、崩壊概念批判とレジリエンス論

  86. 85

    世界史のスケール論 — マクロヒストリーとミクロヒストリーの接合

    スケールの選択、ジュー・デシェル、グローバル・ミクロヒストリー、トリヴェッラート、個別事例から世界的連関へ

  87. 86

    グローバル・ミクロヒストリー — 小さな対象で世界を描く

    越境する個人の伝記、トリヴェッラートのセファルディム商人研究、モノの伝記、例外的正常、事例の代表性問題

  88. 87

    計量的世界史 — データベースと長期比較

    マディソン・プロジェクト、クリオダイナミクス(ターチン)、Seshatデータバンク、世界不平等データベース、計量化の限界

  89. 88

    デジタル時代のグローバルヒストリー — 資料と方法の変容

    デジタルアーカイブの世界的接続、多言語コーパス、遠読と世界史、共同研究インフラ、南北間デジタル格差

  90. 89

    世界史地図と空間認識 — 地図学史から見る世界像

    プトレマイオス、TOマップ、メルカトル図法とその批判、伊能図、地図投影と権力、カルトグラフィの世界史

  91. 90

    航海と海図の世界史 — 海洋空間の知の形成

    ポルトラーノ海図、経度問題、航海術の伝播、ポリネシアのスターナビゲーション、水路誌と海洋帝国

  92. 91

    記憶のグローバル・ヒストリー — 世界的記憶文化の形成

    ホロコースト記憶のグローバル化、ロスバーグの多方向的記憶、植民地支配の記憶、謝罪の政治、世界遺産と記憶

  93. 92

    世界史教育とカリキュラム — 世界史をどう教えるか

    世界史必修化と世界史未履修問題、AP World History、ビッグヒストリー・プロジェクト、歴史総合、自国史と世界史の接続

  94. 93

    世界史叙述の物語論 — 大きな物語とその解体

    メタナラティヴ批判、進歩史観の解体、リオタール、世界史叙述におけるプロット選択、複数の物語の併置

  95. 94

    周辺からの世界史 — アフリカ・ラテンアメリカの位置

    アフリカ史の脱周辺化、UNESCOアフリカ史、ミニョーロの植民地的差異、南からの理論、世界史の多中心化

  96. 95

    グローバル・サウスと世界史 — 南北問題の歴史化

    第三世界主義、バンドン会議、新国際経済秩序、南南関係の歴史、開発の世界史

  97. 96

    世界史と未来予測 — 歴史理論の応用可能性

    歴史の教訓論、アプライド・ヒストリー、シナリオと長期トレンド、コンドラチェフ波、予測の認識論的限界

  98. 97

    グローバルヒストリー批判 — 方法論的課題と反省

    接続偏重批判、英語圏中心性、アダルカール=コンラート論争、ナショナルな制度基盤との緊張、切断と非接続の歴史

  99. 98

    世界史理論の現在 — 研究動向と論争の見取り図

    グローバルヒストリーの制度化、惑星的転回、脱植民地化要求、比較文明学の再評価、次世代の争点

  100. 99

    世界史理論(文明論・グローバルヒストリー) — 退避・古典資料archive

    旧版教材、歴史的論文、廃止手法のアーカイブなど、現行分類から退避した資料の保管区分