W 12.38

デジタルアーカイブ制度

100 区画
  1. 00

    デジタルアーカイブ制度 — 概要

    歴史資料のデジタルアーカイブをめぐる制度と技術を見渡す入門ガイド。ジャパンサーチ・Europeanaなどの統合基盤、IIIF・メタデータ標準・長期保存の技術、著作権と公開の権利処理、デジタル人文学や市民参加との接続までを概観する

  2. 01

    デジタルアーカイブの定義 — 記憶のデジタル化と共有

    資料のデジタル化・保存・公開の一連の営み、MLA横断の概念、デジタルアーカイブ社会の構想、アーカイブとの語義の違い、産業・学術・行政の交差

  3. 02

    デジタルアーカイブの歴史 — 電子図書館構想からの歩み

    1990年代の電子図書館・電子博物館実験、国立国会図書館電子図書館構想、地域デジタルアーカイブブームと消滅、知的資源イニシアティブ、政策の再起動

  4. 03

    ジャパンサーチ — 日本の分野横断統合ポータル

    国立国会図書館のシステム運用、つなぎ役(アグリゲータ)モデル、メタデータ連携、利活用スキーマ、ギャラリー機能、デジタルアーカイブジャパン推進委員会

  5. 04

    Europeana — 欧州文化遺産の統合基盤

    EUの文化政策としての統合ポータル、アグリゲータ網、Europeana Data Model、権利表記の標準化、Europeana戦略とデジタル文化遺産共通空間

  6. 05

    DPLAと各国ポータル — 世界の統合アーカイブ

    米国デジタル公共図書館(DPLA)、Trove(豪)、DigitalNZ、韓国・中国の国家デジタルアーカイブ、国家戦略としての文化資源統合の比較

  7. 06

    国立国会図書館デジタルコレクション — 最大級の資料基盤

    デジタル化資料の階層公開(インターネット公開・送信資料・館内限定)、図書・雑誌・古典籍・官報、全文検索の実装、次世代デジタルライブラリー

  8. 07

    個人向けデジタル化資料送信サービス — 家からの閲覧

    図書館向け送信から個人送信への拡大(2022)、絶版等資料の要件、利用登録とログイン、印刷の解禁、権利者申出による除外

  9. 08

    国立公文書館デジタルアーカイブ — 公文書のオンライン公開

    所蔵資料の画像公開、重要文化財級資料の高精細化、アジア歴史資料センター(アジ歴)、外交史料館・防衛研究所との連携、目録検索の統合

  10. 09

    文化遺産オンラインとColBase — 文化財の横断検索

    文化庁の文化遺産オンライン、国立文化財機構のColBase、e国宝、指定文化財データベース、所蔵館情報の連携、多言語公開

  11. 10

    全国遺跡報告総覧 — 埋蔵文化財のデジタル公開

    発掘調査報告書のPDF集約、奈良文化財研究所の運営、書誌と全文検索、文化財論文ナビ、報告書スキャンの遡及、研究利用の拡大

  12. 11

    大学・研究機関のリポジトリ — 学術資産の公開

    機関リポジトリとJAIRO Cloud、貴重書コレクションの公開、史料編纂所・歴博などのデータベース群、大学図書館のデジタル化戦略

  13. 12

    地域デジタルアーカイブ — 自治体と郷土の記憶

    県立図書館・文書館のデジタル郷土資料、市町村史のデジタル公開、地域写真アーカイブ、運営費と持続性、合併とサイト消失の教訓

  14. 13

    IIIF — 画像相互運用の国際標準

    International Image Interoperability Framework、Image APIとPresentation API、マニフェスト、Miradorなどのビューア、アノテーション、機関横断の画像比較

  15. 14

    メタデータ標準 — ダブリンコアからスキーマ設計へ

    Dublin Core、DC-NDL、MODS/METS、schema.org、利活用スキーマの設計思想、記述粒度と相互運用、マッピングの実務

  16. 15

    Linked Open DataとRDF — つながるデータの技術

    RDFトリプル、SPARQL、URI設計、Wikidata・DBpediaとの連携、LODチャレンジ、典拠のリンク化、セマンティックウェブと人文学

  17. 16

    典拠コントロール — 人名・地名の同定基盤

    VIAF、国立国会図書館典拠(Web NDL Authorities)、ISNI・ORCID、歴史人名の異表記統合、地名典拠とジオコーディング、典拠連携の効果

  18. 17

    永続識別子 — 消えないリンクの制度

    DOI・Handle・ARK、ジャパンリンクセンター(JaLC)、識別子とバージョン管理、リンク切れ問題、識別子運用のガバナンス

  19. 18

    OAIS参照モデル — デジタル保存の概念枠組み

    ISO 14721、SIP・AIP・DIPの情報パッケージ、保存計画機能、指定コミュニティ、信頼できるデジタルリポジトリ監査(ISO 16363)

  20. 19

    長期保存戦略 — マイグレーションとエミュレーション

    媒体・フォーマットの陳腐化、定期的マイグレーション、エミュレーションによる再現、ビット保存と論理保存、保存メタデータPREMIS、費用の恒常性

  21. 20

    保存フォーマット — 長期利用に耐える形式

    TIFF・JPEG2000・PDF/A・XMLの選定、非圧縮と可逆圧縮、フォーマットレジストリ(PRONOM)、検証ツール、動画・音声の保存形式

  22. 21

    ボーンデジタル資料 — 生まれつき電子の記録

    電子行政文書、研究データ、電子書籍・電子ジャーナル、SNS・ウェブコンテンツ、私文書のデジタル遺品、収集と真正性確保の難しさ

  23. 22

    ウェブアーカイブ — 消えるウェブを残す

    国立国会図書館WARP、Internet ArchiveのWayback Machine、選択的収集とバルククロール、制度収集の法的根拠、閲覧提供の制約、引用とアーカイブURL

  24. 23

    電子出版物の収集保存 — 納本制度の拡張

    オンライン資料収集制度(eデポ)、電子書籍・電子雑誌の納入、有償資料の扱い、CLOCKSS・Porticoなど学術誌保存、国際的な分担保存

  25. 24

    デジタル化の実務 — スキャニングと品質管理

    撮影解像度と色管理(カラーチャート・ICCプロファイル)、資料に優しいスキャナ・撮影台、見開き・折込資料の扱い、検品と再撮、外注仕様

  26. 25

    OCRとくずし字認識 — 画像から文字へ

    活字OCRの精度向上、NDLOCR、くずし字AI(KuroNet・みを)、混在資料の処理、誤認識の校正フロー、全文テキストが開く検索と分析

  27. 26

    TEIとテキスト構造化 — 人文学テキストの標準

    Text Encoding Initiative、TEIガイドラインとモジュール、翻刻の構造化(人名・地名・日付タグ)、TEI日本語化の取組、校訂情報の記述

  28. 27

    全文検索と検索基盤 — 見つけられる仕組み

    転置インデックス、形態素解析と異体字正規化、旧字・旧仮名の検索対応、ファセット検索、類似画像検索、検索ログと改善

  29. 28

    機械学習と資料解析 — AIが読む歴史資料

    レイアウト解析、固有表現抽出、画像分類とキャプション生成、翻刻支援、劣化画像の復元、モデルの誤りと人間の検証、研究応用の広がり

  30. 29

    著作権の基礎と歴史資料 — 保護期間と権利の所在

    著作権の発生と保護期間(70年)、旧法資料の計算、無名・団体名義、写真の著作権、著作権の相続、資料のレイヤーごとの権利判断

  31. 30

    孤児著作物 — 権利者不明資料の利用

    権利者捜索の相当な努力、文化庁長官裁定制度、裁定の実務と費用、EUの孤児著作物指令、拡大集中許諾の議論、大量デジタル化との相性

  32. 31

    図書館関係の権利制限 — 31条とデジタル送信

    著作権法31条の複製・保存、2021年改正(図書館送信・補償金)、絶版等資料の公衆送信、国会図書館の特例、アーカイブ機関への波及

  33. 32

    パブリックドメインとオープン化 — 自由な利用の設計

    PD資料の表示(Public Domain Mark)、CCライセンスとCC0、RightsStatements.orgの権利表記、所蔵と権利の混同問題、オープンのメリット実証

  34. 33

    所蔵館の掲載許可慣行 — 権利なき許諾の問題

    PD資料への掲載許可・使用料要求の慣行、判例と法的整理、慣行批判とオープンポリシー宣言、メトロポリタン・スミソニアンのOA、国内館の転換

  35. 34

    肖像権・プライバシーと公開 — 写る人への配慮

    肖像権の判例法理、故人と遺族、災害・事件写真の公開判断、顔ぼかしとダークアーカイブ、公開レビュー体制、削除要請への対応

  36. 35

    センシティブ資料の公開判断 — 差別・被害の記録

    被差別部落関係資料の公開問題、身分記載のマスキング、病歴・障害の記録、先住民資料の文化的機微(TKラベル)、公開と隠蔽のあいだ

  37. 36

    研究データ管理と歴史学 — RDMの制度

    FAIR原則、データ管理計画(DMP)、リポジトリ登録とDOI付与、調査データの匿名化、再利用条件、人文学データジャーナル

  38. 37

    デジタル人文学との接続 — DHの中のアーカイブ

    Digital Humanities、テキストマイニング・計量文献学、ネットワーク分析、デジタル歴史学、情報処理学会人文科学とコンピュータ研究会、DH教育

  39. 38

    歴史GISと地図資料 — 空間のデジタルアーカイブ

    旧版地形図のデジタル化、ジオリファレンス、今昔マップ、歴史地名のジオコーディング、絵図のゆがみ補正、時空間プラットフォーム

  40. 39

    3D計測と文化財 — 立体のデジタル保存

    フォトグラメトリとレーザースキャン、点群・メッシュデータ、3Dモデルの公開(Sketchfab等)、計測データの保存形式、破損時の復元基準

  41. 40

    デジタル復元とVR公開 — 失われた景観の再現

    建造物・都市のCG復元、考証と推定の明示、VR/ARコンテンツ、デジタルツイン、復元の版管理、エンタテインメントと学術の境界

  42. 41

    音声・映像のデジタルアーカイブ — 時間メディアの保存

    歴史的音源(れきおん)、放送アーカイブ、フィルムの4Kスキャン、磁気テープの劣化期限、文字起こしと検索、権利の複雑さ(実演家・レコード)

  43. 42

    新聞・雑誌データベース — 近代メディアの検索基盤

    聞蔵・ヨミダス・毎索、地方紙のデジタル化、雑誌記事索引、大宅壮一文庫、商用DBと図書館提供、記事の著作権と引用

  44. 43

    官報・法令・議会録のデジタル化 — 公的情報の基盤

    官報のデジタル化と検索、e-Gov法令検索、日本法令索引、国会会議録検索システム、帝国議会会議録、法制史研究のデジタル環境

  45. 44

    災害アーカイブ — ひなぎくと震災の記録

    国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)、自治体・大学の震災アーカイブ、証言・写真・報道の統合、風化対策と活用、閉鎖アーカイブの救済

  46. 45

    市民参加型デジタルアーカイブ — みんなでつくる記憶

    市民翻刻・タグ付け・写真提供、クラウドソーシングの品質管理、参加者コミュニティ運営、貢献の可視化、市民キュレーション

  47. 46

    学術データベースの持続性 — 研究基盤の危機

    科研費データベースの公開終了問題、研究室サーバの消失、機関移管と引き継ぎ、データベースの延命策、持続可能な運用モデル

  48. 47

    デジタルアーカイブ学会と政策 — 制度化の推進

    デジタルアーカイブ学会の設立(2017)、肖像権ガイドライン、デジタルアーカイブ憲章、アーキビスト・キュレーター教育、産官学の合流

  49. 48

    知的財産推進計画とアーカイブ政策 — 国家戦略の中の位置

    知財計画のデジタルアーカイブ項目、アーカイブ利活用促進の制度整備、書籍等分野・分野別ガイドライン、コンテンツ産業との接続

  50. 49

    メタデータのオープン化 — CC0という選択

    メタデータとコンテンツの区別、CC0公開の国際慣行、API提供とバルクダウンロード、外部サービスでの再利用、オープン化への組織的抵抗と説得

  51. 50

    APIとデータ提供 — 機械可読な公開

    OAI-PMHハーベスティング、REST API、SPARQLエンドポイント、SRU、レートリミットと利用規約、開発者コミュニティの育成

  52. 51

    デジタル展示とキュレーション — 見せるアーカイブ

    オンライン展覧会、ジャパンサーチのギャラリー、ストーリーテリング型公開、キュレーションの編集権、SNSでの資料紹介、バーチャル書架

  53. 52

    教育利用 — 授業で使うデジタルアーカイブ

    S×UKILAM連携(教材化ワークショップ)、授業用素材集、著作権教育との連動、GIGAスクールでの活用、教材メタデータ、利用実態の研究

  54. 53

    観光・産業での利活用 — 資料が生む価値

    古写真の観光コンテンツ化、伝統文様のデザイン利用、商品開発とライセンス、地域ブランディング、利活用と品位・文化的配慮

  55. 54

    多言語化と国際発信 — 世界への公開

    メタデータの英訳、機械翻訳の適用、翻字標準(ローマ字・ヘボン式)、海外研究者の利用、国際連携(Europeana・DPLAとの相互露出)

  56. 55

    検索エンジンとSNS露出 — 見つけてもらう戦略

    SEOと構造化データ、OGP設定、Wikipedia・Wikidataからの導線、SNS公式アカウント運用、バズとサーバ負荷、アクセス解析

  57. 56

    デジタルアーカイブの評価 — 効果をどう測るか

    アクセス統計と滞在分析、被引用・被リンク、社会的インパクト評価、費用対効果の説明、KPI設計の危うさ、質的評価の方法

  58. 57

    組織と人材 — デジタルアーカイブの担い手

    デジタルアーキビストの資格・養成、図書館・博物館の情報職、ITベンダーとの協業、内製力の育成、キャリアパスと待遇、人材の流動

  59. 58

    システム調達と運用 — 仕様書から保守まで

    パッケージとスクラッチ、オープンソース(Omeka等)、クラウド移行、調達仕様書の書き方、ベンダーロックイン、更新期のデータ移行

  60. 59

    小規模機関のデジタルアーカイブ — 低コストの実践

    既存プラットフォーム活用(ADEAC・Cultural Japan・Flickr等)、共同運用と広域連携、最小限メタデータ、住民ボランティア、無理のない持続設計

  61. 60

    個人デジタルアーカイブ — 私的記録の保存

    家族写真・ホームビデオのデジタル化、デジタル遺品と相続、個人サイト・ブログの保存、パーソナルアーカイブの寄贈、プラットフォーム依存のリスク

  62. 61

    プラットフォーム消滅と記録 — サービス終了への備え

    SNS・ブログサービスの終了と記録消失、エクスポートの権利、アーカイブチームの救済活動、分散型ウェブの構想、制度的セーフティネット

  63. 62

    デジタル史料批判 — 電子化された史料を疑う

    スキャン時の欠落・改変、メタデータの誤り、OCR誤認識の伝播、デジタル化バイアス(選別の偏り)、原本参照の作法、来歴(プロヴェナンス)記録

  64. 63

    ディープフェイクと真正性 — AI時代の記録の信頼

    生成画像・音声の史料混入リスク、来歴証明(C2PA)、電子署名とタイムスタンプ、改竄検知、アーカイブ機関の認証役割

  65. 64

    生成AIとデジタルアーカイブ — 学習と利活用の境界

    学習データとしての文化資源、著作権法30条の4と享受目的、オプトアウトの議論、AIによる要約・翻訳提供、機関のAIポリシー策定

  66. 65

    セキュリティと可用性 — アーカイブを守る運用

    改竄・不正アクセス対策、DDoSと停止、バックアップの3-2-1原則、遠隔地保管、ランサムウェア対応、災害時の系切替

  67. 66

    倫理的キュレーション — 公開の編集責任

    説明文の中立性、差別的旧語彙の扱い(注記と検索性の両立)、コンテンツ警告、当事者との協議、公開停止手続の透明性

  68. 67

    国際標準化の動向 — 規格の作られ方

    ISO TC46(情報とドキュメンテーション)、W3C、IIIFコンソーシアム、DCMI、国内委員会と日本からの参画、標準化と実装の距離

  69. 68

    記録管理システムとの接続 — 現用記録からアーカイブへ

    電子決裁システムからの移管、メタデータの引継ぎ、フォーマット検証、公文書館の電子書庫、シームレスな記録ライフサイクルの設計

  70. 69

    文化資源のデータ経済 — オープンとマネタイズ

    オープンデータの経済効果、画像貸出ビジネスの転換、フリーミアムモデル、寄付・スポンサー、公共財としての文化データの位置づけ

  71. 70

    デジタルアーカイブと法整備 — 残された課題

    アーカイブ促進法の構想、権利処理の一元化、拡大集中許諾制度、メタデータの法的位置、EUデータ法制との比較、立法論の現在地

  72. 71

    歴史研究のワークフロー変容 — デジタル環境の研究実践

    史料調査のオンライン化、画像管理と引用、Tropy・Zoteroなどのツール、デジタル史料の出典表記、研究の再現性、旅費とアクセスの平等化

  73. 72

    シチズンサイエンスとの融合 — 発見する市民

    翻刻から発見へ(新史料・天文記録)、市民の関心と研究課題のマッチング、成果の共同発表、市民参加の学術的評価、動機づけ設計

  74. 73

    アーカイブサミットと共同声明 — 界の合意形成

    アーカイブサミットの開催、デジタルアーカイブ振興の提言、機関横断の課題共有、憲章・宣言の役割、政策への働きかけの実際

  75. 74

    ダークアーカイブと段階公開 — 見せない保存

    非公開保存の意義、エンバーゴ付き公開、館内限定・送信限定の階層、将来公開のための権利メタデータ、閉架のデジタル版

  76. 75

    メタデータ品質管理 — 使えるデータの条件

    必須項目と統制語彙、表記ゆれの正規化、品質チェックツール、クレンジングの外注、品質とコストのトレードオフ、継続的改善

  77. 76

    類縁機関連携 — 放送・出版・新聞界との協働

    放送番組センター、出版社のデジタル戦略、新聞社アーカイブとの連携、商用資産と公共アクセス、権利者団体との対話の枠組み

  78. 77

    歴史的典籍オープンデータ — 国文研の大型事業

    国文学研究資料館の歴史的典籍NW事業、新日本古典籍総合データベース、30万点デジタル化、画像のCC公開、国際共同研究への展開

  79. 78

    CODHと研究用データセット — くずし字から顔貌まで

    人文学オープンデータ共同利用センター、日本古典籍くずし字データセット、顔貌コレクション、江戸料理レシピ、データ駆動人文学の実験場

  80. 79

    Cultural Japan — 文化資源の自動集約

    国内外機関からのLOD自動収集、多言語インターフェース、セルフミュージアム機能、集約型アーキテクチャの技術、出典への還流設計

  81. 80

    NDLラボと実験的サービス — 次世代機能の開発

    NDLラボの実験公開、NDLOCRのオープンソース化、次世代デジタルライブラリーの全文検索・画像検索、外部エンジニアとの共創、実装移行の経路

  82. 81

    歴史ビッグデータ — 過去の記録の構造化分析

    歴史気象・災害記録のデータ化、武家文書・人別帳の構造化、データ駆動型歴史研究、異分野融合(気候学・地震学)、構造化の標準化課題

  83. 82

    英米国立図書館のデジタル戦略 — BLとLoC

    英国図書館のデジタルコレクションと障害復旧の教訓、米国議会図書館のNational Digital Library、Chronicling America、国家的デジタル化の運営モデル

  84. 83

    東アジアの史料デジタル連携 — 日中韓の相互利用

    韓国史データベース・朝鮮王朝実録DB、台湾の数位典藏、中国の古籍デジタル化、アジ歴と各国機関のリンク、歴史認識と公開範囲の政治

  85. 84

    Google Books訴訟 — 大規模デジタル化と著作権

    Googleブックス計画、作家組合との集団訴訟、フェアユース判決(2015)、スニペット表示の適法性、日本への波及と和解離脱、大量デジタル化の法理

  86. 85

    HathiTrust — 図書館共同のデジタル保存

    研究図書館連合のリポジトリ、Google協力館の受け皿、著作権判定(Copyright Review)、障害者アクセス判決、共同保存の経済学

  87. 86

    オープンガバメントデータと歴史 — 公共データの二次利用

    オープンデータ基本指針、統計・地理空間情報の公開、歴史統計のデジタル化、行政データの歴史研究利用、匿名化と統計法の枠組み

  88. 87

    クラウドファンディングとデジタル化 — 市民資金の調達

    資料デジタル化のクラファン事例、リターン設計(高精細画像・翻刻冊子)、支援者コミュニティの継続関与、資金の一過性という限界

  89. 88

    マルチスペクトル撮影 — 見えない文字を読む

    多波長撮影による退色文字の復元、パリンプセストの解読、料紙・顔料の非破壊分析、撮影データの保存と共有、装置と費用の現実

  90. 89

    X線・CTによる資料調査 — 開けない資料の内部へ

    巻子・経筒のCTスキャン、木簡の年輪、仏像内納入品の可視化、開封できない書簡の仮想展開、放射線と資料安全、データの公開方針

  91. 90

    音声認識と口述資料 — 自動文字起こしの活用

    オーラルヒストリー音源の自動書き起こし、方言・古い録音の認識精度、話者分離、検索可能な証言アーカイブ、公開同意の再確認

  92. 91

    WikimediaとGLAM連携 — 開かれた百科事典への提供

    GLAM-Wiki活動、Wikimedia Commonsへの画像提供、ウィキペディアン・イン・レジデンス、エディタソン、閲覧数という還元指標

  93. 92

    利用者調査とUX — 使われるアーカイブの設計

    利用者インタビュー・ペルソナ設計、検索行動ログ分析、研究者と一般利用者の動線の違い、ユーザビリティテスト、改善サイクルの組織化

  94. 93

    盗難文化財データベース — デジタルによる監視と回復

    インターポール盗難美術品DB、Art Loss Register、文化庁の盗難情報公開、オークションの照合実務、デジタル画像が支える返還請求

  95. 94

    学術認証とアクセス管理 — 開くための閉じ方

    学認(GakuNin)とシボレス、IP認証とリモートアクセス、ライセンス資料の壁、ウォークイン利用、オープンとライセンスの階層設計

  96. 95

    学術誌のデジタル化とOA — 歴史学論文の流通

    J-STAGEと史学系誌の公開、機関リポジトリのグリーンOA、エンバーゴ慣行、紀要文化のデジタル化、引用リンクとDOIの普及

  97. 96

    デジタル化の優先順位 — 何から電子化するか

    劣化リスク・利用頻度・唯一性による選定、悉皆かハイライトか、権利処理コストの見積り、選定委員会と方針文書、選定の説明責任

  98. 97

    メタバースと仮想ミュージアム — 空間型公開の実験

    VR空間の展示室、3D資料の没入閲覧、アバター見学とイベント、プラットフォーム依存と保存問題、体験の記録という新課題

  99. 98

    デジタルアーカイブの未来 — 記憶の社会基盤へ

    文化資源のナショナルインフラ化、AI時代の信頼できる典拠、分散と連携のアーキテクチャ、当事者参加の深化、百年後への設計思想

  100. 99

    デジタルアーカイブ制度 — 退避・古典資料archive

    旧版教材、歴史的論文、廃止手法のアーカイブなど、現行分類から退避した資料の保管区分