W 12.37

公共史学と市民参加制度

100 区画
  1. 00

    公共史学と市民参加制度 — 概要

    専門家の外に開かれた歴史実践を見渡す入門ガイド。パブリックヒストリーの理論と制度、オーラルヒストリーや市民翻刻・コミュニティアーカイブ、郷土史・家族史・再現活動などの市民的実践、専門知と市民知の協働の倫理までを概観する

  2. 01

    パブリックヒストリーとは何か — 定義と射程

    公共の中の・公共のための・公共による歴史、応用歴史学との異同、学史(1970年代米国発)、日本での受容と定着、実践と省察の学

  3. 02

    NCPHとThe Public Historian — 制度化の起点

    全米パブリックヒストリー協議会、学術誌The Public Historian、大学院プログラムの整備、職能としての歴史家、認証と就職市場

  4. 03

    shared authority — 権威を分かち合う

    フリッシュの共有された権威、語り手と聞き手の共同生成、専門家の役割の再定義、協働の設計原則、権威分有の実務的難しさ

  5. 04

    日本のパブリックヒストリー — 受容と展開

    パブリックヒストリー研究会、菅豊らの提唱、歴史実践という枠組み、在野の歴史文化との接続、アカデミアとの緊張と協働

  6. 05

    応用歴史学と政策 — 歴史知の社会実装

    applied history、政策決定への歴史的類推、企業の歴史コンサルティング、記念事業の監修、歴史家の助言責任、誤用のリスク

  7. 06

    オーラルヒストリー運動 — 声の歴史の民主性

    トンプソン『記憶から歴史へ』、労働者・女性・移民の声、英国オーラルヒストリー協会、日本オーラル・ヒストリー学会、声の史料論

  8. 07

    聞き書きの方法 — インタビューの設計と記録

    半構造化インタビュー、ラポール形成、録音と書き起こし、話者確認、逐語と編集、聞き手の立場性(ポジショナリティ)、保存と公開の合意

  9. 08

    民衆史・民俗学の系譜 — 市民の歴史実践の源流

    柳田国男と郷土研究、宮本常一の歩く学問、色川大吉の民衆史、地方文化運動、生活綴方と生活記録運動、常民という視座

  10. 09

    郷土史家と地域研究会 — 在野の知の共同体

    郷土史家の系譜と業績、地域史研究会・同好会の活動、会誌と例会、大学研究者との関係、後継者問題、在野研究の再評価

  11. 10

    古文書解読サークル — くずし字を読む市民

    公民館・文書館の古文書講座、解読サークルの活動、テキストと教材、市民による目録・翻刻成果、生涯学習としての古文書

  12. 11

    みんなで翻刻 — 市民参加型翻刻の基盤

    地震史料翻刻から始まった市民翻刻プラットフォーム、AIくずし字認識との協働、参加者コミュニティ、成果の研究利用、参加動機の研究

  13. 12

    クラウドソーシング人文学 — Zooniverseの系譜

    市民科学の人文学応用、Old Weather・Transcribe Bentham、タスク設計と品質管理、ボランティアの持続参加、成果の還元設計

  14. 13

    ウィキペディアと歴史記述 — 共同編集の公共圏

    中立的観点と出典主義、編集合戦と保護、ウィキペディアタウン、GLAM連携、エディタソン、専門家の関与の作法、記述の偏りの研究

  15. 14

    家族史と系譜学 — 私の歴史のブーム

    ファミリーヒストリー、戸籍・過去帳・墓石の調査、系図作成の実務、genealogyの国際産業化、ルーツ・ツーリズム、個人情報の壁

  16. 15

    DNA系譜学 — 遺伝子が語る家族の物語

    消費者向けDNA検査、遺伝的系譜と歴史記録の照合、想定外の出自の発見、プライバシーと同意、集団遺伝学の誤読リスク

  17. 16

    自分史と回想 — 個人の記録の公共性

    自分史運動(色川大吉の提唱)、自分史講座と出版、回想法との交差、個人の記録が地域史料になる回路、デジタル自分史

  18. 17

    戦争体験の聞き取りと継承 — 市民の記録運動

    空襲を記録する会、戦争体験文集、聞き書きボランティア、次世代継承者の養成(被爆体験伝承者)、体験なき継承の方法論

  19. 18

    語り部の制度 — 記憶を語る役割の継承

    被爆者・戦争体験者・災害被災者の語り部、養成講座と伝承者制度、語りの型と真正性、観光と証言のあいだ、語り部の高齢化

  20. 19

    コミュニティアーカイブ — 地域が残す記録

    住民主体の資料収集・保存、写真回収と地域展示、記憶の収集プロジェクト、アーカイブの持続性、専門機関との連携モデル

  21. 20

    史料ネットと市民 — 災害資料保全の協働

    歴史資料ネットワークのボランティア活動、水損資料の応急処置講習、市民レスキュー隊、被災地の記憶の保全、平時のネットワーク化

  22. 21

    震災の記録と市民 — 参加型災害アーカイブ

    東日本大震災アーカイブへの市民投稿、写真・証言の収集、被災者自身による記録活動、記録の倫理(撮ること・残すこと)、活用の場

  23. 22

    地域学の系譜 — 江戸東京学からご当地学へ

    江戸東京学・大阪学・博多学、地元学(吉本哲郎)、地域資源の再発見、市民大学・地域学講座、観光・教育・福祉への波及

  24. 23

    考現学と路上観察 — 現在を記録する市民の目

    今和次郎の考現学、路上観察学会、マンホール・看板・建築細部の観察、まち歩き文化との融合、日常の記録の歴史的価値

  25. 24

    まち歩きと歴史観光 — ブラタモリ的実践

    まち歩きガイドツアー、地形と歴史の読み解き、ブラタモリの影響、ガイド養成講座、観光ボランティアガイド、まちの物語化

  26. 25

    歴史まちづくり — 制度としての歴史的風致

    地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(歴史まちづくり法)、歴史的風致維持向上計画、認定都市の実践、ハードとソフトの統合

  27. 26

    町並み保存運動 — 住民が守った歴史的景観

    妻籠宿の住民憲章、白川郷の売らない・貸さない・壊さない、重伝建制度と住民合意、生活と保存の両立、観光化のジレンマ

  28. 27

    ナショナルトラストと市民 — 買い取って守る

    英国ナショナルトラストの会員制度、日本のトラスト運動(鎌倉・知床・天神崎)、市民募金による保全、公益法人制度、遺贈と寄付

  29. 28

    ヘリテージマネージャー — 地域遺産の担い手資格

    建築士会のヘリテージマネージャー養成、歴史的建造物の調査・活用提案、災害時の建造物救済、地域住民との橋渡し、資格の広がり

  30. 29

    市民考古学 — 発掘に参加する市民

    体験発掘と市民参加型調査、考古学ファンの育成、遺跡愛護会・友の会、市民への成果還元、専門調査との役割分担と安全管理

  31. 30

    英国PASと金属探知 — 発見を記録する制度

    Portable Antiquities Scheme、金属探知愛好家と考古学者の協定、発見物の記録データベース、トレジャー法、市民の発見が変える研究

  32. 31

    コミュニティ考古学 — 地域と掘る・地域が掘る

    community archaeologyの方法、地域の問いから始まる調査、先住民・地域住民との協働発掘、成果の共同解釈、力関係の再帰的検討

  33. 32

    リビングヒストリーと再現 — 過去を生きて見せる

    reenactment、時代衣装と実演、リビングヒストリー博物館(コロニアル・ウィリアムズバーグ)、実験考古学との関係、再現の真正性と娯楽性

  34. 33

    時代祭・歴史イベント — 祝祭の中の歴史

    時代行列(京都時代祭・博多どんたく)、武者行列と甲冑隊、市民参加の祭礼復元、歴史イベントの考証、地域アイデンティティの演出

  35. 34

    大河ドラマと地域 — メディアが動かす郷土史

    大河誘致運動、大河ドラマ館と観光効果、地域史研究の活性化と一過性、ゆかりの地の物語化、放送後のレガシー戦略

  36. 35

    コンテンツツーリズム — 聖地巡礼と歴史

    刀剣乱舞と刀剣ブーム、艦これと軍港・遺構、ゲーム・アニメ発の歴史関心、聖地の受入とマナー、ファン知識と学術の交流

  37. 36

    歴史系ゲームと公共 — 遊びが開く歴史

    アサシンクリードのディスカバリーツアー、シヴィライゼーション・信長の野望、歴史ゲームの表象問題、教育利用、ゲーム実況と歴史語り

  38. 37

    歴史系YouTube・ポッドキャスト — 個人発信の歴史番組

    歴史解説チャンネルの興隆、ポッドキャスト(COTEN RADIO等)、収益化と質の担保、専門家監修、誤情報の拡散と訂正の力学

  39. 38

    SNSの歴史クラスタ — 交流と論争の場

    Twitter/Xの歴史コミュニティ、資料紹介と新知見の速報、専門家と愛好家の交流、炎上と歴史論争、資史料画像の権利問題

  40. 39

    歴史同人誌とZINE — 自主出版の歴史文化

    歴史系同人誌即売会、研究系同人誌の水準、ZINEと地域史、コミケの歴史島、自主出版から商業・学術への回路

  41. 40

    歴史雑誌と一般書 — 大衆歴史メディアの制度

    歴史街道・歴史群像・歴史人、新書の歴史ブーム、編集者の役割、一般向け執筆の作法、学術的正確さと読みやすさの折り合い

  42. 41

    歴史小説と時代考証 — 創作の中の公共史

    司馬遼太郎・池波正太郎・葉室麟、時代考証家の仕事(大河の考証)、創作と史実の緊張、考証番組・書籍、読者の歴史像形成

  43. 42

    市民講座と生涯学習 — 学び続ける歴史

    カルチャーセンターの歴史講座、大学公開講座、放送大学、自治体市民大学、講師としての研究者、受講者コミュニティの形成

  44. 43

    博物館ボランティアと市民学芸員 — 館を支える市民

    展示ガイド・資料整理・教育普及のボランティア、市民学芸員養成講座、協働の設計、やりがいと搾取の境界、シニアの社会参加

  45. 44

    参加型展示づくり — 市民がつくる展覧会

    住民参加の企画展、資料持ち寄り展、対話型展示、共同キュレーション、思い出の共有空間、専門性と参加のバランス設計

  46. 45

    デジタルストーリーテリング — 個人の物語の共有

    写真と語りによる短編動画制作、ワークショップ手法、コミュニティの記憶の可視化、公開の同意とケア、図書館・博物館での実践

  47. 46

    記憶の地図づくり — 参加型マッピング

    思い出マップ・記憶地図ワークショップ、歴史的景観の重ね合わせ、聞き取りとGISの結合、防災と記憶の地図、地域学習への展開

  48. 47

    フォトボイスと写真の記憶 — 撮ることによる参加

    photovoiceの手法、古写真の収集とデジタル化、写真返却運動、写真が引き出す語り、展示とアルバムの公共化、肖像への配慮

  49. 48

    公共史とジェンダー — 誰の声を集めるか

    女性の生活史聞き取り、女性史サークルと地域女性史編纂、ジェンダー視点の再話、LGBTQのオーラルヒストリー、声の不均衡の是正

  50. 49

    マイノリティの歴史実践 — 当事者による歴史

    在日コリアンの歴史保存運動、アイヌ民族の文化伝承活動、ハンセン病回復者の語り、障害者運動の記録、当事者主権と支援者の役割

  51. 50

    部落史と人権学習 — 地域の困難な歴史の実践

    被差別部落の歴史の掘り起こし、識字運動と生活史、人権博物館・資料館、公開の慎重さ(所在情報)、誇りの歴史への転換

  52. 51

    労働と社会運動の記録 — 運動体の自己歴史化

    労働組合の記録保存、運動史の編纂、ミニコミ・ビラのアーカイブ(住民図書館等)、市民活動資料センター、運動の記憶の継承

  53. 52

    戦跡保存と市民運動 — 負の遺構を残す

    戦争遺跡保存全国ネットワーク、地下壕・砲台跡の保存運動、自治体の戦跡指定、ダークツーリズムとの接点、平和学習の場づくり

  54. 53

    公害・環境の記憶 — 被害地域の歴史実践

    水俣の語り部ともやい直し、公害資料館ネットワーク、患者運動の記録、環境再生と記憶、企業・行政・住民の対話の場

  55. 54

    移民・引揚げの記憶と市民 — 越境の家族史

    海外移住資料館、移民一世の聞き取り、引揚げ体験の記録会、日系人コミュニティとの交流、家族の越境史を書く市民講座

  56. 55

    学校と地域の歴史実践 — 子どもの参加

    地域の聞き取り学習、学校資料の活用、子ども郷土史クラブ、探究学習と地域史、通学路の歴史マップ、成果の地域への発表

  57. 56

    大学の地域連携 — サービスラーニングと歴史

    地域史ゼミの実践、学生による聞き取り・目録化、地(知)の拠点事業、成果報告会と地域還元、大学アーカイブズと地域、関係人口づくり

  58. 57

    シビックテックと歴史データ — 市民技術者の参加

    オープンデータを使う歴史アプリ、ハッカソンと歴史、Code forコミュニティの文化財マップ、API公開と市民開発、持続可能性

  59. 58

    現地説明会と成果公開 — 発掘を見せる文化

    遺跡現地説明会の運営、オンライン現説と動画配信、速報展、質問対応と対話、成果公開の速度と正確性、ファンコミュニティ形成

  60. 59

    観光ガイドと歴史解説 — 語りの質の制度

    通訳案内士と地域ガイド資格、ガイド研修と検定、解説の正確性とストーリーテリング、オーバーツーリズムの中の質の管理

  61. 60

    プロボノと専門職の市民参加 — 逆方向の参加

    アーキビスト・学芸員のプロボノ活動、専門家による地域支援、研究者の地域顧問、専門知の無償提供の倫理、労働との線引き

  62. 61

    パブリックヒストリーの倫理 — 協働の作法

    搾取的参加への批判、謝金とクレジット、成果の共有、傷つきやすい語り手のケア、同意の継続的確認、撤回の権利、共同著者性

  63. 62

    参加のはしご — 形骸化しない参加設計

    アーンスタインの参加の梯子、動員・協議・共同決定の段階、トークン参加批判、コ・デザイン、評価指標としての参加の質

  64. 63

    記憶機関との協働 — MLAと市民の接点

    図書館の地域資料サービス、文書館の市民調査室、博物館の市民研究員制度、機関の門戸開放、市民成果の目録・公開への組込み

  65. 64

    市民の歴史研究の質 — 検証と支援の仕組み

    史料批判の学び方、研究相談窓口、査読的な相互批評、市民研究発表会、誤りの訂正文化、専門家レビューの提供モデル

  66. 65

    歴史実践の資金 — 助成と持続可能性

    文化庁・自治体の助成、民間財団(地域文化助成)、クラウドファンディング、会費モデル、無償依存の限界、活動の世代交代

  67. 66

    パブリックヒストリー教育 — 大学のカリキュラム

    パブリックヒストリー講義・実習の開設、インターンシップ(博物館・文書館・自治体)、産学連携プロジェクト、職業経路の設計

  68. 67

    評価と研究 — 歴史実践を対象化する

    実践の記録と省察、参加型実践の効果測定、well-beingと歴史活動、実践研究の学術誌、実践者と研究者の二重役割

  69. 68

    国際的なパブリックヒストリー — IFPHと世界の潮流

    国際パブリックヒストリー連盟(IFPH)、各国の制度比較、グローバルサウスの実践、国際会議と日本からの発信、翻訳と概念の移転

  70. 69

    自治体史編纂への市民参加 — 書き手としての住民

    市民執筆者の公募、聞き取り班・調査班のボランティア、資料提供呼びかけ、編纂だよりの発行、専門委員との協働体制、成果の還元

  71. 70

    公民館と歴史学習 — 社会教育の拠点

    公民館の歴史講座・郷土史教室、社会教育主事の役割、公民館報と地域記録、住民の学習成果の発表、公民館史という視点

  72. 71

    図書館の郷土資料室 — 市民研究の基地

    郷土資料・地域資料コーナー、レファレンスサービス、新聞クリッピング、地域雑誌の保存、デジタル郷土資料、司書と市民研究者

  73. 72

    地方史研究の全国組織 — 学会と在野をつなぐ

    地方史研究協議会、全国大会と地域大会、『地方史研究』誌、地域史研究団体の連合、研究動向の共有、在野と大学の合流点

  74. 73

    地名・小字の調査 — 消える地名を記録する

    小字調査の悉皆記録、地名変更と住居表示、地名保存運動、地名辞典づくり、災害地名の教訓、地名が伝える土地の記憶

  75. 74

    民話・昔話の採録 — 口承文芸の市民記録

    昔話の聞き取りと録音、民話の会と語りの継承、再話の作法、方言のままの記録、絵本・紙芝居化、口承文芸研究との連携

  76. 75

    方言と生活語の記録 — 話しことばの歴史

    方言調査への住民参加、生活語彙の聞き取り、方言かるた・辞典づくり、消滅危機方言の記録、話者の誇りの回復

  77. 76

    祭礼・民俗芸能の保存会 — 無形の継承組織

    保存会の結成と運営、後継者育成と学校連携、映像記録の作成、無形民俗文化財指定と補助、祭りの変容と真正性の議論

  78. 77

    古民家と民具の保存活動 — 暮らしの記憶を残す

    古民家再生と活用(宿・カフェ・資料館)、民具の収集整理とくらしの道具展、解体前の記録調査、市民による移築保存運動

  79. 78

    石造物の悉皆調査 — 路傍の歴史を数える

    庚申塔・道標・馬頭観音の調査、石造物カードと分布図、拓本と銘文解読、市民調査団の組織、開発による滅失の記録

  80. 79

    寺社と地域の記憶 — 檀家・氏子の歴史実践

    寺誌・神社誌の編纂、過去帳と地域史、絵馬・奉納物の調査、祭礼の記録、住職・宮司と市民の協働、宗教文化財の公開

  81. 80

    ニュータウンと団地の記憶 — 新しい町の歴史づくり

    戦後開拓の記録、団地の記憶プロジェクト、住民の入居史聞き取り、写真アーカイブ、再開発と記憶の継承、郊外の歴史化

  82. 81

    商店街と商いの記憶 — 生業の歴史実践

    老舗の家業史、商店街アーカイブ、看板建築の記録、市場の記憶、閉店の記録運動、商業史と地域アイデンティティ

  83. 82

    鉄道・産業遺産の愛好活動 — 趣味知の公共化

    廃線跡調査、車両保存会、産業遺産研究会、愛好家の記録が支える研究、保存車両の維持費問題、観光鉄道との連携

  84. 83

    城郭ブームと市民 — 城ファンの歴史参加

    続日本100名城とスタンプラリー、御城印文化、山城歩きと測量ボランティア、石垣清掃活動、城郭復元募金、考証論争への市民参加

  85. 84

    古写真・絵葉書の収集家 — コレクションの公共性

    絵葉書・古地図収集、コレクター資料の展示・出版、寄贈と散逸、デジタル公開の許諾、収集知と学術の相互作用

  86. 85

    語り芸と歴史 — 講談・落語・紙芝居

    歴史講談の復権、地域の偉人講談づくり、街頭紙芝居と戦争の記憶、朗読劇・群読、語り芸による歴史普及の効果と脚色

  87. 86

    地域メディアの歴史番組 — コミュニティFM・ケーブルTV

    地域史のラジオ番組、ケーブルテレビの郷土史特集、市民パーソナリティ、放送アーカイブの保存、メディアと地域史研究会の連携

  88. 87

    地方紙の歴史連載 — 新聞がつくる地域史

    地方紙の歴史連載と記者、読者投稿の思い出欄、連載の書籍化、新聞社史料の公開、報道と歴史研究の協働、縮刷版・データベース

  89. 88

    情報公開制度と市民調査 — 開示請求という方法

    公文書開示請求による調査、審査請求の実務、市民オンブズマンの記録調査、開示文書の公開共有、現代史調査の市民的手段

  90. 89

    開発と保存の住民運動 — 遺跡・景観を守る声

    遺跡保存の署名・請願、景観訴訟と住民原告、パブリックコメントの活用、保存活用協議会への住民参加、行政との対話と対立

  91. 90

    地域映像アーカイブと上映会 — 動く記憶の共有

    8ミリフィルムの発掘とデジタル化、ホームムービーの日、市民上映会と語りの場、映像に写る人の許諾、地域映像祭

  92. 91

    日記・手紙の発掘 — 民間文書の寄贈運動

    個人の日記・書簡の歴史的価値、寄贈の呼びかけ、戦時の手紙の翻刻出版、日記研究会、プライバシーと公開のバランス

  93. 92

    遺族会と慰霊の実践 — 記憶を守る当事者組織

    戦没者遺族会の慰霊祭、慰霊碑の維持管理、遺族の高齢化と解散、慰霊の継承問題、平和祈念事業への参加、記憶の私と公

  94. 93

    学校史と同窓会 — 母校の記憶の編纂

    周年記念誌の編集、同窓会アーカイブ、卒業生の聞き取り、廃校の記憶保存、学校資料の保全と市民、学び舎の記憶の共同体

  95. 94

    企業OBと技術の記憶 — 産業オーラルヒストリー

    退職技術者の聞き取り、社史編纂へのOB参加、技術伝承と記録、産業博物館のボランティア解説、企業城下町の記憶

  96. 95

    外国人住民と多文化地域史 — 新しい隣人の歴史

    在住外国人コミュニティの歴史記録、多文化共生と地域史の書き換え、母語での聞き取り、エスニックタウンの歴史化、共修の場づくり

  97. 96

    郷土かるた — 遊びが伝える地域の歴史

    上毛かるたの文化、郷土かるたの制作ワークショップ、札の選定と地域合意、かるた大会と世代間交流、教材としての活用

  98. 97

    慰霊碑・記念碑の市民建立 — 下からの記念

    市民募金による碑の建立、碑文の起草と合意形成、管理継承の課題、掘り起こされる加害の碑、碑めぐりマップづくり

  99. 98

    デジタル公共史 — オンライン協働の未来

    バーチャル博物館の市民キュレーション、生成AIと市民の歴史調べ、誤情報時代の公共史の役割、オンラインコミュニティの持続、開かれた歴史の条件

  100. 99

    公共史学と市民参加制度 — 退避・古典資料archive

    旧版教材、歴史的論文、廃止手法のアーカイブなど、現行分類から退避した資料の保管区分