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史料整理とアーカイブ設計 — 概要
史料の収集・整理・記述・保存・公開に至るアーカイブズ学の原理と実務、目録編成から電子化・長期保存までの全体を見渡す入門ガイド
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01
アーカイブズ学の基礎 — 記録史料を扱う学問
アーカイバル・サイエンス、記録史料の定義、文書館・図書館・博物館の違い、証拠価値と情報価値
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02
出所原則 — フォンドの尊重という根本原理
プロヴナンス、出所主義、作成主体ごとの一括保存、由来を混ぜない原則、フォンドの概念
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03
原秩序尊重 — 作成時の並びを保つ原則
オリジナルオーダー、作成組織の文書管理秩序、恣意的再配列の禁止、秩序が持つ文脈情報
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04
記録のライフサイクル — 現用から歴史へ
現用・半現用・非現用、レコードマネジメントとアーカイブズの連続、移管、保存年限、評価選別への流れ
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05
コンティニュアム・モデル — 連続体としての記録管理
レコード・コンティニュアム、作成・捕捉・組織化・多元化の四次元、ライフサイクル論との対比
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評価選別 — 何を残し何を捨てるか
アプレイザル、証拠的価値と情報的価値、マクロアプレイザル、選別基準の文書化、廃棄の説明責任
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07
収集方針 — アーカイブの性格を定める
コレクションポリシー、収集範囲、寄贈・寄託・買取、収集の重複調整、機関のミッションと収集
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受入と登録 — 史料が館に入る手続き
アクセッショニング、受入台帳、受入時の状態記録、権利関係の確認、一次的な粗整理
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09
寄贈・寄託契約 — 権利と条件の取り決め
寄贈契約書、著作権の扱い、利用制限条件、寄託と所有権、返還条項、個人情報の取扱い合意
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整理の階層 — フォンドからアイテムまで
多段階記述、フォンド・シリーズ・ファイル・アイテム、階層構造、上位から下位への記述展開
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シリーズ編成 — 機能・活動による群化
シリーズの概念、機能別・活動別のまとまり、作成組織の業務との対応、シリーズ記述の設計
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目録編成の実務 — アレンジメントの手順
現状記録、分類案の立案、物理的並べ替えの是非、群・シリーズの確定、整理作業の記録
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目録記述 — ディスクリプションの基本
記述の目的、文脈情報の提供、階層記述、記述単位、要素の標準化、利用のための情報設計
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ISAD(G) — 国際標準記録史料記述の総則
多段階記述の一般原則、識別・背景・内容・アクセス・関連の各エリア、記述要素の体系
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ISAAR(CPF) — 作成主体の典拠記述
組織・個人・家の典拠レコード、作成者記述、活動・機能の記録、記録との関連付け
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EAD — 記録史料記述のXMLエンコード
Encoded Archival Description、階層記述のマークアップ、検索手段の電子化、相互運用性
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RiC — 文脈記録の新標準とオントロジー
Records in Contexts、概念モデルとオントロジー、実体関連モデル、グラフによる記述、標準の統合
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典拠管理 — 名称・件名の統制
典拠ファイル、統制語彙、名称典拠、件名標目、異表記の統一、他機関典拠との連携
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検索手段 — ファインディングエイドの作成
目録・索引・ガイド、検索手段の階層、内容細目、利用者に届く情報設計、電子検索手段
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メタデータ設計 — 記録を記述するデータ
記述メタデータ・管理メタデータ・保存メタデータ、ダブリンコア、メタデータスキーマの選択
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分類と件名 — 主題アクセスの設計
主題分類、シソーラス、件名標目表、地名・人名典拠、横断検索のための語彙統制
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22
文書群の物理的整理 — 中性紙と保存容器
中性紙フォルダ・保存箱、金属除去、酸性紙対策、収納単位、ラベリング、書架配置と請求記号
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保存環境 — 温湿度・光・空気質の管理
温湿度基準、相対湿度の安定、紫外線対策、空気汚染物質、環境モニタリング、書庫の空調設計
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生物被害対策 — カビ・虫害の予防と対処
IPM総合的有害生物管理、カビの発生条件、燻蒸の是非、清掃と点検、被害資料の隔離処置
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災害対策 — 水損・火災・地震への備え
防災計画、消火設備、耐震対策、被災時の優先順位、レスキュー体制、事業継続計画
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紙資料の劣化と対処 — 酸性紙問題
酸性紙の劣化機構、脱酸処理、リーフキャスティング、裏打ち、劣化資料の代替化
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写真・視聴覚資料の保存 — 媒体別の脆弱性
写真の変退色、フィルムのビネガーシンドローム、磁気テープの劣化、光ディスクの寿命、低温保存
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マイクロフィルム — アナログ長期保存の定番
銀塩マイクロフィルム、撮影基準、還元退色、500年保存の実績、デジタルとのハイブリッド
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デジタイゼーション — 史料の電子画像化
スキャニング仕様、解像度・色再現、マスター画像とアクセス画像、撮影対象の選定、原本保護
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画像フォーマット — 保存用と公開用の選択
TIFF・JPEG2000・PDF/A、非圧縮と可逆圧縮、色空間、フォーマットのリスク評価、標準準拠
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OCRとテキスト化 — 検索可能な史料へ
光学文字認識、活字と手書き、くずし字OCR、AIによる翻刻、誤認識の補正、全文検索の実現
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デジタルアーカイブ構築 — 公開システムの設計
リポジトリシステム、IIIF、画像配信、メタデータ連携、利用者インタフェース、API公開
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IIIF — 画像相互運用の国際枠組み
International Image Interoperability Framework、画像API・プレゼンテーションAPI、機関横断ビューア
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ボーンデジタル記録 — 最初から電子の史料
電子メール・オフィス文書・SNS、デジタルフォレンジック、真正性の確保、移管と受入の課題
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デジタル長期保存 — ビットの永続化
OAIS参照モデル、フォーマットマイグレーション、エミュレーション、フィクシティ検査、保存リポジトリ
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OAIS参照モデル — 電子保存の共通枠組み
取込・保管・管理・アクセス・計画の機能、SIP/AIP/DIP、指定コミュニティ、長期保存の設計思想
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真正性と信頼性 — 記録が本物であることの担保
オーセンティシティ、インテグリティ、チェーンオブカストディ、改竄検知、電子署名とタイムスタンプ
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記録管理と文書館の連携 — 移管の設計
現用文書の管理基準、移管対象の選定、移管目録、公文書館への引継ぎ、電子記録の移管仕様
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公文書管理制度 — 行政文書のアーカイブ
公文書管理法、行政文書ファイル管理簿、保存期間満了後の移管・廃棄、特定歴史公文書等
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企業アーカイブ — 組織記録の史料化
ビジネスアーカイブズ、社史編纂資料、経営判断への活用、周年事業、企業の記憶の継承
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大学・研究機関アーカイブ — 学術記録の保存
大学アーカイブズ、研究データ、教員資料、学籍・法人文書、機関リポジトリとの関係
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地域史料の保存 — 古文書と地域資料
地域史料ネットワーク、旧家文書、区有文書、地域資料の悉皆調査、住民との協働保存
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被災史料保全 — 災害からの救済活動
史料ネット、水損文書の応急処置、真空凍結乾燥、カビ対策、地域社会と連携した救出
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個人文書・私文書 — エゴドキュメントの整理
日記・書簡・草稿、個人コレクション、作成者の生涯との対応、私的記録の公共化、原秩序の推定
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特殊コレクション — 稀覯書・貴重資料の管理
貴重書庫、取扱い制限、複製提供、閲覧環境、保険評価、貸出とセキュリティ
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地図・図面資料 — 大型資料の整理と保存
大判資料の平置き保管、キャビネット、複製化、地図目録、図面の劣化対策、デジタル化仕様
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利用サービス — 閲覧と複写の運用
閲覧規則、請求と出納、複写サービス、著作権処理、利用統計、レファレンスサービス
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アクセス制限 — 個人情報保護と公開の均衡
利用制限期間、個人情報を含む史料、プライバシーと知る権利、部分公開、審査手続き
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倫理と法 — アーカイブをめぐる規範
アーキビストの倫理綱領、著作権法、個人情報保護法、公文書管理法、寄贈者の意思の尊重
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アーキビストの専門性 — 職能と養成
アーキビスト認証、専門職としての位置、養成カリキュラム、記録管理士、国際的な職能団体
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目録データの標準化 — 相互運用と共有
記述標準の適用、統制語彙の共有、機関横断検索、リンクトデータ、メタデータ交換プロトコル
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リンクトデータとアーカイブ — 記録の意味的連結
Linked Open Data、RDF、典拠のURI化、記録間・機関間のリンク、セマンティックな史料網
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横断検索基盤 — 統合ポータルの設計
ジャパンサーチ等の統合ポータル、メタデータ集約、ハーベスティング、機関横断アクセス、連携設計
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目録の遡及入力 — 既存目録の電子化
カード目録の遡及変換、旧目録のデータ化、記述の再構造化、優先順位づけ、品質管理
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量的処理と粗整理 — 大量文書への現実的対応
モアプロダクト・レスプロセス(MPLP)、群レベル記述優先、詳細記述の後回し、バックログ解消
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コレクション評価 — 保存価値の再点検
リアプレイザル、重複資料の整理、保存継続の判断、コレクションの見直し、廃棄の再検討
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移管前評価 — 作成現場での記録選別
現用段階での評価、記録スケジュール、保存年限表、廃棄承認、作成組織との協働選別
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記録の文脈情報 — コンテクストの記録と保存
作成の背景、組織機能、業務プロセス、記録間の関連、文脈喪失の防止、メタデータでの文脈保持
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原本と複製 — 保存と利用の役割分担
原本の保護、代替物による利用、マスターと利用コピー、複製の証拠能力、原本主義の意義
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装丁・修復との連携 — 保存処置の判断
簡易補修と本格修復、可逆性の原則、修復記録、保存修復専門家との分担、処置優先度の決定
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61
収蔵スペース設計 — 書庫の計画
集密書架、収蔵容量計算、増加率予測、環境ゾーニング、動線とセキュリティ、書庫の拡張計画
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62
目録公開のUX — 利用者に届く検索設計
検索インタフェース、階層ナビゲーション、ファセット検索、画像プレビュー、利用者調査に基づく改善
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63
記述の一貫性管理 — 品質保証
記述マニュアル、入力ルール、査読体制、典拠の一貫適用、エラーチェック、データクレンジング
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多言語アーカイブ — 言語横断の記述と検索
多言語メタデータ、翻字ルール、言語コード、国際利用者への対応、翻訳と原語表記の併存
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65
プロヴナンス研究 — 来歴の解明と記録
所蔵履歴の追跡、旧蔵印・書入れ、略奪文化財問題、来歴の透明性、返還請求への対応
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66
略奪・散逸史料 — 離散資料の再統合
戦時略奪文書、植民地アーカイブ、バーチャルな再統合、共同記述、原状回復とデジタル共有
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67
記録の民主化 — 参加型アーカイブ
コミュニティアーカイブ、市民参加のタグ付け・翻刻、クラウドソーシング、包摂的な記録実践
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マイノリティの記録 — 声なき人々のアーカイブ
周縁化された集団の記録、記録の空白、対抗アーカイブ、当事者主体の史料保存、記憶の権利
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69
口述記録の管理 — オーラルヒストリー資料
録音・録画の保存、書き起こしとの対応、話者の権利、利用同意、音声アーカイブの検索設計
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研究データ管理 — データもアーカイブの対象
研究データのキュレーション、データ管理計画、DOI付与、再利用性、FAIR原則、リポジトリ登録
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71
Webアーカイブ — 消えゆくウェブの保存
ウェブクローリング、WARCフォーマット、インターネットアーカイブ、収集範囲、法定納本の拡張
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72
SNS・電子メール保存 — 現代の一次史料
メールアーカイブ、SNS記録の収集、プラットフォーム依存性、真正性、プライバシーとの緊張
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73
フォーマット移行 — 陳腐化への継続的対応
マイグレーション計画、フォーマットレジストリ、リスク監視、変換の品質管理、更新の記録
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74
固定性検査 — データ改変の監視
チェックサム、ハッシュ値、フィクシティチェック、定期検証、ビット腐敗の検出と修復
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75
アクセス権限の設計 — 段階的公開の運用
利用者区分、権限管理、非公開・館内限定・全面公開の段階、審査ワークフロー、公開判定の記録
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統計と評価指標 — アーカイブ活動の測定
利用統計、収蔵量、整理進捗、公開率、成果指標、活動評価、説明責任のためのデータ
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77
目録標準の国内適用 — 日本の記述慣行
日本目録規則との関係、和古文書の記述、翻刻慣行、日本のアーカイブズ記述の標準化動向
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和古文書・古記録の整理 — 前近代史料の特性
巻子・冊子・一紙文書、封紙・包紙、料紙、伝来単位、古記録の整理、近世文書群の編成
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近現代文書の整理 — 大量文書への対応
簿冊単位の管理、行政文書の綴り、フォルダ管理、大量均質文書の記述、選別と代表化
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目録と研究の往還 — 史料学的知見の反映
史料の性格解明、作成過程の研究、目録への研究成果の還元、研究者と協働した記述の深化
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81
展示と普及 — アーカイブの社会的発信
所蔵資料展、レプリカ展示、教育普及、ワークショップ、アウトリーチ、記録の価値の可視化
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82
アーカイブと著作権 — 権利処理の実務
著作権の存続期間、権利者不明資料、裁定制度、デジタル公開の権利処理、引用と複製の範囲
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83
記録の廃棄手続き — 説明責任ある処分
廃棄基準、廃棄目録、承認プロセス、廃棄の記録保存、機密文書の適正処分、監査対応
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84
バックアップと冗長化 — データ喪失への備え
多重保存、地理的分散、LOCKSS、クラウドとオンプレミス、復旧手順、災害時のデータ保全
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85
アーカイブ間連携 — ネットワークと共同保存
資料共有ネットワーク、分担保存、共同リポジトリ、目録の相互提供、機関間協力の枠組み
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86
持続可能性 — 予算・人材・組織の継続
運営費の確保、専門人材の育成と定着、組織的位置づけ、長期保存のコスト、事業の継続性
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87
記録管理システム — EDRMSの導入
電子文書・記録管理システム、業務システムとの連携、記録の自動捕捉、保存年限の自動管理
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88
メタデータの自動生成 — AIによる記述支援
自動タグ付け、固有表現抽出、画像認識による記述、AIによる分類支援、人手記述との組合せ
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史料の来歴と真贋 — アーカイブにおける鑑定
来歴記録の検証、偽文書の識別、混入資料の発見、コレクションの真正性、記述への反映
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90
国際協力とアーカイブ — 標準と連帯
ICA国際文書館評議会、ユネスコ世界の記憶、標準策定、国際的な救済協力、記録遺産の保護
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91
世界の記憶 — 記録遺産の国際的保護
ユネスコMemory of the World、登録基準、記録遺産の顕彰、保存と公開の推進、国内審査
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92
アーカイブの評価史 — 選別理論の系譜
シェレンバーグの二次的価値論、ジェンキンソンの証拠保存論、マクロアプレイザル、選別思想の展開
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93
プライバシーと記憶 — 忘れられる権利との緊張
忘れられる権利、記録保存の公益、個人情報を含む歴史記録、匿名化、時間経過による公開
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94
アーカイブの思想 — 記録を残す意味
デリダのアーカイブ熱、記録と権力、記憶の制度、社会の説明責任、未来への責任としての保存
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95
記述の粒度設計 — どこまで細かく書くか
記述レベルの決定、群記述と件名記述の使い分け、利用需要と労力の均衡、選択的な詳細化の方針
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アーカイブ建築 — 施設としての文書館
書庫と閲覧室の分離、荷重設計、環境ゾーニング、セキュリティ動線、増築余地、館の機能配置
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97
記録の連続性保証 — 組織変遷への対応
組織の統廃合と記録、承継主体の追跡、フォンドの分裂と統合、機能の移転、記録所在の継承管理
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98
整理・保存・公開の統合設計 — アーカイブ運営の全体像
収集から公開までの一貫方針、資源配分、標準の選択、電子化戦略、機関ミッションに基づく総合計画
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史料整理とアーカイブ設計 — 退避・古典資料archive
旧版教材、歴史的論文、廃止手法のアーカイブなど、現行分類から退避した資料の保管区分