W 27.01

行政学の定義と役割

100 区画
  1. 00

    公共政策・行政学 — 行政学の定義と役割 概要

    公共政策・行政学分野の行政学の定義と役割領域の概要と入門ガイド。行政とは何か、行政学がどのような学問かを学ぶための出発点となる区画。

  2. 01

    行政の概念 — 統治作用における行政の位置づけ

    立法・司法との対比における行政の概念規定を扱う。控除説(消極的定義)と積極的定義の対立など、行政をどう定義するかの基本論点を整理する。

  3. 02

    行政学の定義 — 学問としての対象と方法

    行政学が何を対象とし、どのような方法で研究する学問かを扱う。行政組織・行政活動・公務員制度など研究対象の広がりと学問的性格を概観する。

  4. 03

    行政学の役割 — 研究・教育・実務への貢献

    行政学が果たす社会的役割を扱う。行政現象の記述・説明、行政実務への処方箋提示、公務員養成教育への貢献という三つの機能を整理する。

  5. 04

    政治行政二分論 — ウィルソンとグッドナウの古典的立場

    政治(意思決定)と行政(執行)を区別する古典的行政学の出発点を扱う。ウィルソン『行政の研究』とグッドナウの議論、猟官制批判との関係を学ぶ。

  6. 05

    政治行政融合論 — 二分論への批判と現実の行政

    行政国家化の進展を背景に、行政が政策形成に深く関与する現実を踏まえた融合論を扱う。アップルビーらによる二分論批判の意義を整理する。

  7. 06

    官房学 — 行政学の前史としてのドイツ・オーストリアの学問

    16〜18世紀のドイツ・オーストリアで発達した官房学(カメラリズム)を扱う。絶対君主制下の国家経営学としての性格と行政学前史における位置づけを学ぶ。

  8. 07

    行政学の起源 — 官房学からシュタインへ

    ローレンツ・フォン・シュタインの行政学を扱う。憲政と行政の相互関係を軸とする理論構成と、官房学から近代行政学への橋渡しとしての意義を学ぶ。

  9. 08

    アメリカ行政学の成立 — 「行政の研究」以降の展開

    1887年のウィルソン論文を起点とするアメリカ行政学の成立過程を扱う。市政改革運動・能率運動との関係や技術的行政学の性格を整理する。

  10. 09

    科学的管理法と行政 — テイラー主義の行政への影響

    テイラーの科学的管理法が行政研究と行政実務に与えた影響を扱う。能率概念の導入と行政管理論の形成過程を学ぶ。

  11. 10

    古典的組織原理 — ギューリックとPOSDCORB

    ギューリックらが定式化した組織編成の諸原理を扱う。POSDCORB(計画・組織・人事・指揮・調整・報告・予算)と正統派行政学の到達点を整理する。

  12. 11

    人間関係論 — ホーソン実験と組織の非公式側面

    メイヨーらのホーソン実験を契機とする人間関係論を扱う。非公式組織や職員の士気への注目が行政組織研究に与えた影響を学ぶ。

  13. 12

    サイモンの行政行動論 — 限定合理性と意思決定

    サイモン『経営行動』を中心に、意思決定を軸とする行政研究の刷新を扱う。限定合理性・満足化基準と「行政の格言」批判の意義を整理する。

  14. 13

    行動科学と行政学 — 実証主義と事実・価値の区別

    第二次大戦後の行動科学の隆盛が行政学に与えた影響を扱う。事実と価値の峻別、実証的方法の導入と、それをめぐる方法論論争を学ぶ。

  15. 14

    社会的公平 — 行政学が掲げた第三の価値

    1968年のミノーブルック会議を起点とする新行政学(NPA)運動を扱う。価値中立的行政学への批判と社会的公正・市民関与の重視を整理する。

  16. 15

    新公共管理 — NPMによる行政改革の潮流

    1980年代以降の新公共管理(NPM)を扱う。市場原理・成果主義・顧客志向の導入と、英国・ニュージーランドなど各国改革への波及を学ぶ。

  17. 16

    新公共サービス論 — NPMへの批判と市民中心の行政

    デンハート夫妻らの新公共サービス論(NPS)を扱う。顧客ではなく市民に奉仕する行政という理念と、NPM批判としての意義を整理する。

  18. 17

    ガバナンス論 — 政府から統治ネットワークへ

    政府単独の統治からネットワークによる協治への転換を論じるガバナンス論を扱う。ローズらの議論と行政学の対象拡大への含意を学ぶ。

  19. 18

    官僚制論 — ウェーバーの官僚制モデル

    マックス・ウェーバーの近代官僚制論を扱う。合法的支配・階統制・文書主義・専門性などの特徴と、行政学における理念型としての意義を整理する。

  20. 19

    官僚制の逆機能 — マートン以降の官僚制批判

    マートンの目的の転移(訓練された無能力)をはじめとする官僚制の逆機能論を扱う。グールドナー、セルズニックらの経験的研究も概観する。

  21. 20

    第一線職員の研究 — 行政学が現場を見る視角

    リプスキーのストリートレベル官僚制論を扱う。窓口職員・教員・警察官など第一線職員の裁量行動が政策の実質を形づくる仕組みを学ぶ。

  22. 21

    代表的官僚制 — 官僚の社会的代表性

    キングズレー以降の代表的官僚制論を扱う。公務員の構成が社会の縮図であるべきかという論点と、消極的代表・積極的代表の区別を整理する。

  23. 22

    行政責任論 — ファイナー・フリードリッヒ論争

    行政責任の本質をめぐるファイナーとフリードリッヒの古典的論争を扱う。外在的・制度的責任と内在的・機能的責任の対立軸を学ぶ。

  24. 23

    行政統制 — ギルバートの統制類型

    行政を統制する仕組みを扱う。ギルバートによる外在的・内在的、制度的・非制度的の四類型を軸に、議会・裁判所・世論等による統制を整理する。

  25. 24

    行政裁量 — 裁量の必要性と統制のバランス

    行政活動に不可避な裁量の性質を扱う。専門性・状況適応の要請と恣意防止の要請の緊張関係、裁量統制の諸手法を学ぶ。

  26. 25

    公益概念 — 行政活動の目的をめぐる理論

    行政の目的とされる公益の概念を扱う。実体説と過程説の対立、公益概念の多義性と行政学におけるその機能を整理する。

  27. 26

    行政学と政治学 — 隣接分野との関係と分化

    政治学から分化した行政学の学問的位置づけを扱う。政治学との対象・方法の重なりと、独自の学問領域としての自立の経緯を学ぶ。

  28. 27

    行政学と行政法学 — 法律学的アプローチとの関係

    行政法学と行政学の関係を扱う。法解釈を中心とする規範的アプローチと経験的アプローチの相違・補完関係、日本における両者の関係史を整理する。

  29. 28

    行政学と経営学 — 公私管理の異同論

    行政管理と企業経営の共通性と相違を扱う。管理技術の移転可能性をめぐる議論と、公共部門の特殊性(政治性・公平性・非市場性)を学ぶ。

  30. 29

    公共性の概念 — 公と私の区分と行政

    行政学の基礎概念としての公共性を扱う。公私区分の歴史的変遷、公共財の理論、公共性をめぐる規範的議論を整理する。

  31. 30

    行政国家化 — 行政機能の拡大と福祉国家

    19世紀末以降の行政機能の量的・質的拡大を扱う。夜警国家から福祉国家への転換と、それが行政学の成立・発展に与えた影響を学ぶ。

  32. 31

    行政の執行機能 — 法律の執行としての行政

    法律による行政の原理のもとでの執行活動を扱う。法律の具体化・適用としての行政の役割と、執行過程に伴う解釈・裁量の問題を整理する。

  33. 32

    行政の政策形成機能 — 官僚の政策立案への関与

    法案作成・審議会運営・利害調整など、官僚が政策形成に果たす役割を扱う。専門知識と情報の優位に基づく行政の影響力を学ぶ。

  34. 33

    行政サービスの提供 — 公共サービスの性質と供給

    教育・福祉・インフラなど行政が提供するサービスの性質を扱う。公共財・準公共財の理論と供給方式の多様化を整理する。

  35. 34

    規制行政 — 許認可・監督による社会統制

    許認可・基準設定・監督検査など規制を通じた行政活動を扱う。経済的規制と社会的規制の区別、規制の根拠と手法を学ぶ。

  36. 35

    給付行政 — 社会保障とサービス給付の行政

    金銭・現物・サービスの給付を通じた行政活動を扱う。福祉国家における給付行政の拡大と、その執行体制・受給者との関係を整理する。

  37. 36

    行政組織論 — 省庁編成と組織設計の原理

    行政組織の編成原理を扱う。目的別・過程別・顧客別・地域別の分業基準、統制範囲や命令系統など組織設計の基本論点を学ぶ。

  38. 37

    ライン・スタッフ論 — 組織内部の機能分化

    執行を担うライン組織と補佐・支援を担うスタッフ組織の区別を扱う。官房系統組織の役割と、両者の緊張・協働関係を整理する。

  39. 38

    稟議制 — 日本行政の意思決定様式

    文書の起案・回議・決裁による日本特有の意思決定方式を扱う。稟議制の長所と短所、辻清明らによる研究とその後の実証的修正を学ぶ。

  40. 39

    セクショナリズム — 縦割り行政と組織間対立

    省庁間・部局間の割拠性を扱う。所掌事務をめぐる権限争いや調整の困難など、縦割り行政の構造的要因と対応策を整理する。

  41. 40

    公務員制度 — 資格任用制と猟官制

    公務員の任用をめぐる基本制度を扱う。猟官制(スポイルズ・システム)の弊害と資格任用制(メリット・システム)確立の歴史を学ぶ。

  42. 41

    メリット・システム — 能力主義に基づく人事行政

    能力実証に基づく任用・昇進の原則を扱う。試験制度・身分保障・政治的中立性など、実績主義人事行政の構成要素を整理する。

  43. 42

    日本の官僚制 — 戦前戦後の連続と変容

    明治以来の日本官僚制の形成と戦後改革による変容を扱う。天皇の官吏から全体の奉仕者への転換と、キャリアシステムの実態を学ぶ。

  44. 43

    日本行政学の系譜 — 蝋山政道以降の学説史

    日本における行政学の受容と展開を扱う。蝋山政道による体系化、辻清明の官僚制研究など、日本行政学の主要な学説史を整理する。

  45. 44

    アメリカ行政学の展開 — 正統派からの発展と分化

    正統派行政学の確立からその動揺、行動論革命、政策科学への展開までを扱う。アメリカ行政学のアイデンティティの変遷を学ぶ。

  46. 45

    ヨーロッパ行政学 — 大陸型行政研究の伝統

    ドイツ・フランスなど大陸諸国の行政研究の伝統を扱う。法学的伝統の強さとアメリカ型行政学との違い、近年の欧州行政研究の動向を整理する。

  47. 46

    行政改革論 — 行革の理念と手法

    行政改革の目的・理念・手法を体系的に扱う。減量化・効率化・透明化・分権化など改革の諸方向と、改革の政治過程を学ぶ。

  48. 47

    日本の行政改革 — 臨調から省庁再編・独立行政法人へ

    第二次臨時行政調査会以降の日本の行政改革を扱う。中央省庁等改革、独立行政法人制度、公務員制度改革など主要改革の経緯と評価を整理する。

  49. 48

    中央地方関係 — 集権と分権・融合と分離

    中央政府と地方政府の関係を扱う。集権・分権、融合・分離の分析軸と、機関委任事務の廃止など日本の地方分権改革を学ぶ。

  50. 49

    地方自治と行政学 — 地方政府研究の位置づけ

    行政学における地方自治研究の位置づけを扱う。住民自治と団体自治の概念、地方政府の組織・機能と行政学的分析の視角を整理する。

  51. 50

    政治と行政 — 二分論から相互浸透論へ

    政治家と官僚の関係を扱う。アバーバックらの類型論や日本における官僚優位論・政党優位論の論争、官邸主導化による変容を学ぶ。

  52. 51

    予算と行政 — 予算編成過程と財務行政

    行政活動の資源配分を規定する予算を扱う。予算編成の過程と参加者、予算の機能、PPBSなど予算改革の試みを整理する。

  53. 52

    政策過程論 — 課題設定から評価までの段階モデル

    政策過程を課題設定・立案・決定・実施・評価の段階で捉えるモデルを扱う。段階モデルの有用性と批判、行政の各段階への関与を学ぶ。

  54. 53

    政策実施論 — 実施研究の成立と展開

    プレスマンとウィルダフスキー『実施』を起点とする政策実施研究を扱う。トップダウン・ボトムアップ両アプローチと実施ギャップの分析を整理する。

  55. 54

    政策評価 — 行政活動の効果測定

    政策・施策・事務事業の評価を扱う。評価の基準(必要性・有効性・効率性等)と手法、日本の政策評価制度の運用実態を学ぶ。

  56. 55

    行政計画 — 計画行政の手法と限界

    行政による計画策定活動を扱う。総合計画・部門別計画の体系、計画の機能と実効性の限界、計画をめぐる調整過程を整理する。

  57. 56

    行政手続 — 適正手続と透明性の確保

    行政活動の事前手続を扱う。処分・行政指導・届出等に関する手続ルールの整備と、適正手続の保障が行政運営に持つ意義を学ぶ。

  58. 57

    情報公開 — 説明責任と知る権利

    行政情報の公開制度を扱う。情報公開制度の理念と運用、公文書管理との関係、行政の透明性向上への効果と課題を整理する。

  59. 58

    オンブズマン制度 — 行政相談と苦情処理

    行政に対する苦情を処理する仕組みを扱う。スウェーデン起源のオンブズマン制度の各国展開と、日本の行政相談制度・自治体オンブズマンを学ぶ。

  60. 59

    アカウンタビリティ — 説明責任の多元的構造

    現代行政における説明責任の概念を扱う。政治的・法的・専門的・社会的アカウンタビリティの多元性と相互緊張を整理する。

  61. 60

    行政倫理 — 公務員の倫理と腐敗防止

    公務員に求められる倫理を扱う。利益相反の防止、倫理法制の整備、汚職・腐敗の要因と防止策など行政倫理の制度と理論を学ぶ。

  62. 61

    インクリメンタリズム — リンドブロムの漸変主義

    リンドブロムの漸増主義(インクリメンタリズム)を扱う。現状からの小幅な修正を積み重ねる意思決定の記述的・規範的意義を整理する。

  63. 62

    合理的意思決定モデル — 総覧的合理性とその限界

    目的合理的な意思決定の理念型を扱う。総覧的(シノプティック)合理性モデルの前提と、情報・認知・時間の制約による限界を学ぶ。

  64. 63

    ごみ缶モデル — 組織化された無秩序と意思決定

    コーエン・マーチ・オルセンのごみ缶モデルを扱う。問題・解決策・参加者・選択機会の偶発的結合として意思決定を捉える視角を整理する。

  65. 64

    アリソン・モデル — 政策決定の三つの分析枠組

    アリソン『決定の本質』の三モデルを扱う。合理的行為者・組織過程・政府内政治の各モデルがキューバ危機分析で示した意義を学ぶ。

  66. 65

    組織均衡論 — バーナードの協働体系論

    バーナード『経営者の役割』に始まる組織論を扱う。貢献と誘因の均衡、権威受容説など、行政組織分析に応用される基礎概念を整理する。

  67. 66

    組織と環境 — 資源依存と組織間関係論

    行政組織と環境の相互作用を扱う。資源依存理論やコンティンジェンシー理論を用いた行政組織の環境適応・組織間関係の分析を学ぶ。

  68. 67

    プリンシパル・エージェント理論 — 委任と統制の分析

    本人・代理人関係の枠組で政官関係や行政統制を分析する理論を扱う。情報の非対称性、エージェンシー・スラックと統制手段の設計を整理する。

  69. 68

    公共選択論 — 官僚行動の経済学的モデル

    経済学の手法で官僚・政治家の行動を分析する公共選択論を扱う。合理的選択に基づく行政分析の意義と、その前提への批判を学ぶ。

  70. 69

    ニスカネンの官僚制モデル — 予算極大化仮説

    官僚を予算極大化主体とみなすニスカネンのモデルを扱う。官僚制の非効率を導く理論構成と、ダンレヴィらによる修正・批判を整理する。

  71. 70

    行政学の方法論 — 制度論・行動論から現代へ

    行政学の研究方法の変遷を扱う。制度記述中心の伝統的方法、行動論的転回、事例研究と計量分析の使い分けなど方法論上の論点を学ぶ。

  72. 71

    新制度論と行政研究 — 三つの制度論の視角

    歴史的制度論・合理的選択制度論・社会学的制度論を扱う。経路依存性や制度的同型化など、行政制度の分析に用いられる概念を整理する。

  73. 72

    比較行政学 — 各国行政制度の比較研究

    各国の行政制度・官僚制を比較する研究を扱う。リッグズらによる比較行政研究の展開と、行政伝統(英米型・大陸型等)の類型論を学ぶ。

  74. 73

    発展行政論 — 開発途上国の行政研究

    開発途上国の行政能力と制度構築を扱う。発展行政論の系譜、行政能力開発の支援、ガバナンス指標をめぐる議論を整理する。

  75. 74

    行政文化論 — 行政をめぐる価値と行動様式

    行政組織や公務員に共有される価値・規範・行動様式を扱う。行政文化の国際比較と、組織文化が改革の成否に与える影響を学ぶ。

  76. 75

    市民参加 — 参加民主主義と行政過程

    行政過程への市民参加を扱う。アーンスタインの参加の梯子、パブリックコメント・審議会・住民投票など参加手法の意義と限界を整理する。

  77. 76

    NPOと行政 — 非営利セクターとの協働

    非営利組織と行政の関係を扱う。公共サービス供給におけるNPOの役割、協働の制度設計、下請け化への懸念など論点を学ぶ。

  78. 77

    民営化・民間委託 — 公共サービス供給の多元化

    国営・公営事業の民営化と業務の民間委託を扱う。供給と生産の分離という理論的整理と、民営化の成果・弊害をめぐる評価を整理する。

  79. 78

    PFI・PPP — 官民連携の手法

    民間資金・ノウハウを活用した公共施設整備・運営の手法を扱う。PFI・指定管理者制度・コンセッションなど官民連携の類型と課題を学ぶ。

  80. 79

    エージェンシー制度 — 執行機能の分離と独立機関

    企画立案と執行の分離を図るエージェンシー化を扱う。英国のネクスト・ステップス改革と日本の独立行政法人制度の設計・運用を整理する。

  81. 80

    規制改革 — 規制緩和と規制の質の向上

    規制の見直しをめぐる改革を扱う。規制緩和の経済的論拠、規制影響分析(RIA)の導入など規制の質を高める取り組みを学ぶ。

  82. 81

    電子政府 — 行政の情報化とデジタルガバメント

    情報通信技術を活用した行政運営を扱う。電子申請・オンラインサービスの整備、デジタルガバメント戦略と行政組織への影響を整理する。

  83. 82

    業績測定とベンチマーキング — 行政管理の評価指標

    行政活動の業績を測定・比較する手法を扱う。業績指標の設計、目標管理、指標偏重の逆機能など業績管理の理論と実務を学ぶ。

  84. 83

    人事行政 — 採用・昇進・研修の管理

    公務員の採用・配置・昇進・研修・評価など人事管理の全体を扱う。人事院等の人事行政機関の役割と近年の人事制度改革を整理する。

  85. 84

    行政職員の専門性 — ジェネラリストとスペシャリスト

    公務員のキャリア形成における専門性を扱う。幹部候補のジェネラリスト育成と専門職の処遇、専門性強化をめぐる近年の議論を学ぶ。

  86. 85

    危機管理行政 — 災害・緊急事態への行政対応

    災害・感染症・事故などの危機への行政対応を扱う。危機管理の組織体制、平時と有事の切替え、府省・自治体間の連携を整理する。

  87. 86

    政府間関係論 — 多層の政府間の調整と連携

    国・広域自治体・基礎自治体の間の関係を扱う。ライツの政府間関係モデルなど分析枠組と、補助金・計画を通じた政府間調整を学ぶ。

  88. 87

    内閣機能と政策調整 — 官邸主導と中央省庁の調整

    政府中枢による政策調整を扱う。内閣官房・内閣府の機能強化、官邸主導の政策決定と省庁間調整メカニズムの変容を整理する。

  89. 88

    独立規制機関 — 委員会型行政組織の役割

    政治部門から一定の独立性を持つ規制機関を扱う。独立行政委員会の制度趣旨、独立性と民主的統制の緊張関係を学ぶ。

  90. 89

    行政学教育 — 公共政策大学院と人材養成

    行政学・公共政策の教育体制を扱う。公共政策大学院(MPP/MPA)の展開、公務員養成と学問教育の関係、専門職教育の課題を整理する。

  91. 90

    行政学の実践的役割 — 学知と実務の往還

    行政学の知見が行政実務にどう活かされるかを扱う。処方的研究と実証的研究の関係、研究者と実務家の協働のあり方を学ぶ。

  92. 91

    ジェンダーと行政 — 公務員制度・行政運営における平等

    行政におけるジェンダーの視点を扱う。公務員の男女構成と登用、政策立案へのジェンダー主流化の反映など学際的論点を整理する。

  93. 92

    行動公共政策 — ナッジと行動科学の行政応用

    行動経済学・心理学の知見を行政に応用する潮流を扱う。ナッジの設計と倫理的論点、各国の行動インサイトチームの取り組みを学ぶ。

  94. 93

    デジタル時代の官僚制 — AI・自動化と行政裁量

    AI・アルゴリズムによる行政判断の自動化を扱う。スクリーンレベル官僚制などの概念と、自動化が裁量・責任・公平性に与える影響を整理する。

  95. 94

    グローバル行政 — 国際機関と越境的行政活動

    国境を越える行政現象を扱う。国際機構の事務局行政、規制の国際調和、グローバル・ガバナンスにおける各国行政の役割を学ぶ。

  96. 95

    協働ガバナンス — 多主体協働による公共問題解決

    政府・企業・市民社会が協働して公共問題に取り組む枠組を扱う。協働ガバナンスの設計条件と成功要因に関する研究を整理する。

  97. 96

    行政と社会的公正 — 公平性・衡平性の理論

    行政活動における公正・衡平の理論を扱う。新行政学以降の社会的衡平論、行政サービス配分の公平性の測定と評価を学ぶ。

  98. 97

    エビデンスに基づく行政 — EBPMの理論と実践

    証拠に基づく政策立案(EBPM)を扱う。ランダム化比較試験等によるエビデンス生成、行政データの活用、EBPM推進の体制と課題を整理する。

  99. 98

    行政学のアイデンティティ論争 — 学問的自律性をめぐる議論

    行政学は独立の学問か応用分野かをめぐる論争を扱う。ワルドーらのアイデンティティ危機論と、行政学の理論的基盤をめぐる継続的議論を学ぶ。

  100. 99

    旧分類・学説史的経緯 — 官房学から現代までの分類変遷の退避枠archive

    官房学・シュタイン行政学から正統派行政学に至る旧来の学問分類や、過去の区画編成の経緯を保存する退避枠。現行分類に収まらない歴史的資料の参照先とする。