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公共政策・行政学 — 廃れた行政理論(官僚万能論など) 概要
公共政策・行政学分野の廃れた行政理論(官僚万能論など)領域の概要と入門ガイド
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01
廃れた行政理論 — なぜ捨てられたのか
かつて有力だった学説の退潮を扱う。反証による否定と関心の移動という二つの経路、廃れた理論を学ぶ意義を整理する。
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02
政治行政二分論 — 分離できないという発見
二分論の退潮を扱う。行政が価値判断を行う実態の指摘、それでも規範として残る側面を検討する。
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03
能率至上主義 — 何のための能率か
能率概念の批判を扱う。サイモンによる能率概念の曖昧さの指摘、目的を問わない効率追求の限界を整理する。
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04
科学的管理法の行政への適用 — 標準化の限界
科学的管理の移入を扱う。作業の標準化と最適な一つの方法という発想、行政業務への適合の限界を検討する。
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05
行政の原理 — 諺にすぎないという批判
行政原理論の退潮を扱う。統制の幅や専門化の原理が相互に矛盾するという指摘、経験的検証の要請を整理する。
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06
完全合理性モデル — 情報も計算力も足りない
包括的合理性の批判を扱う。全代替案の列挙と全帰結の評価の不可能性、限定合理性への転換を整理する。
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07
官僚万能論 — 専門知への過信
官僚制への過大な期待を扱う。専門性への信頼が前提とした条件、政策失敗の累積による信頼の低下を検討する。
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08
官僚無能論 — 反対方向への振れ
官僚制批判の行き過ぎを扱う。一律の無能視が見落とすもの、能力と制約の区別、実証による検証を検討する。
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09
計画への信頼 — 長期計画の万能視
計画主義の退潮を扱う。長期計画による将来の統御という発想、不確実性の増大による見直しを整理する。
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10
PPBS — 予算編成の合理化の挫折
計画事業予算制度を扱う。1960年代米国での導入、目標と予算の対応づけ、数年で放棄された経緯を整理する。
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11
ゼロベース予算 — 毎年ゼロから積む困難
ゼロベース予算を扱う。既定経費を前提としない編成、作業量の膨大さ、定着しなかった理由を整理する。
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12
MBO — 目標管理の行政への適用
目標による管理を扱う。民間経営からの移入、目標の測定可能性への偏り、部分的な残存を整理する。
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13
システム分析への期待 — 万能の道具ではなかった
システム分析の位置づけを扱う。軍事分野での成功と社会政策への適用の困難、目的の多義性を検討する。
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14
社会工学 — 設計できるという発想
社会設計論を扱う。計画的な社会改造への信頼、意図せざる帰結の累積、漸進主義からの批判を整理する。
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15
開発独裁の正当化 — 経済成長との交換
開発独裁論を扱う。成長のための権威主義の擁護、実証的な反証、民主化後の経験を検討する。
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16
近代化論 — 単線的発展という前提
近代化論の退潮を扱う。すべての社会が同じ経路をたどるという前提、経路の多様性による反証を整理する。
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17
制度移転の楽観 — 移せば動くという想定
制度移転論の反省を扱う。形式の移植と実質の乖離、文脈依存性、同型化としての説明を整理する。
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18
民営化万能論 — 所有形態への還元
民営化論の見直しを扱う。所有の変更が効率を生むという単純化、競争の有無の重要性を検討する。
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19
市場メカニズムの過信 — 準市場の限界
準市場論の見直しを扱う。情報の非対称と選択の困難、質の測定不能な領域での適用限界を検討する。
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20
顧客主義の見直し — 市民は消費者ではない
顧客概念の批判を扱う。権利主体としての市民、負担者と受益者の同一性、選択できない関係を検討する。
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21
成果主義の見直し — 測れないものの軽視
成果管理の反省を扱う。測定可能な領域への集中、測定困難な業務の劣後、指標の逆機能を検討する。
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22
組織再編信仰 — 箱を変えれば変わるか
組織改編への期待を扱う。統合と分割の繰り返し、業務と人が変わらない場合の効果、移行費用を検討する。
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23
官民二分法 — 境界の曖昧化
公私の区分の見直しを扱う。委託・指定管理・独法という中間形態の増加、二分法の説明力の低下を整理する。
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24
合議制への評価の変転 — 決められない組織
合議制の評価を扱う。独立性の確保という利点と決定の遅さという批判、その時々の評価の振幅を検討する。
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25
事前規制への信頼 — 審査で防げるという想定
事前規制の見直しを扱う。参入審査による予防の限界、事後監視への移行、監視能力の不足を検討する。
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26
情報公開万能論 — 出せば正されるか
透明性への期待を扱う。情報公開が自動的に是正をもたらすという想定、読み手の不在、負担の増大を検討する。
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27
参加万能論 — 参加すれば良くなるか
参加への期待を扱う。参加が決定の質を高めるという前提、参加者の偏り、時間費用を検討する。
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28
廃れた理論から学ぶ — 何が誤りだったか
退潮した学説の教訓を扱う。前提の明示の不足、条件を欠いた一般化、検証を欠いた移入という共通点を検討する。
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29
周期的な再来 — 名前を変えて戻る発想
理論の再来を扱う。同じ発想が新語で再登場する現象、過去の失敗の忘却、記録による対処を検討する。
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30
理論の寿命 — 条件つきの有効性
理論の適用範囲を扱う。無条件の正しさでなく条件つきの有効性という捉え方、条件の明示の重要性を整理する。