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00
公共政策・行政学 — ガバナンス概念(ネットワーク型統治) 概要
公共政策・行政学分野のガバナンス概念(ネットワーク型統治)領域の概要と入門ガイド
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01
ガバメントからガバナンスへ — 統治概念の転換
政府による一元的統治から多様な主体による協調的統治への概念転換を扱う。1990年代以降の行政学・政治学における議論の展開を整理する。
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02
ネットワーク・ガバナンス論 — 概念・特徴・理論系譜
相互依存する自律的主体間のネットワークを通じた統治という中核概念を解説する。理論の系譜と主要な論点を概観する。
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03
階層・市場・ネットワーク — 三つの調整様式の比較
社会的調整の三類型としての階層制・市場・ネットワークを比較する。各様式の長所・短所と使い分けの条件を検討する。
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04
政策ネットワーク論 — 政策コミュニティとイシューネットワーク
政策形成をめぐる政府・利益集団・専門家の関係構造を類型化する政策ネットワーク論を扱う。政策コミュニティとイシューネットワークの区別を中心に解説する。
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05
ニュー・パブリック・マネジメント(NPM) — 市場化改革とその帰結
民間経営手法の導入・市場化・エージェンシー化を柱とするNPM改革を概観する。断片化への批判とネットワーク型統治登場の背景を扱う。
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06
ニュー・パブリック・ガバナンス(NPG) — NPM以後の公共サービス論
NPMの限界を踏まえ、組織間関係と協働に着目するニュー・パブリック・ガバナンスの枠組みを解説する。サービス提供システム全体を捉える視点を扱う。
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07
協働ガバナンス — 官民・市民セクター間の協働プロセス
行政・企業・市民社会が共通課題に取り組む協働ガバナンスの設計と運営を扱う。協働の開始条件・プロセス・制度設計の要因を整理する。
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08
メタガバナンス — ネットワークを統治する手法
自律的ネットワークそのものを政府がいかに方向づけるかというメタガバナンス論を解説する。枠組み設定・参加・物語形成などの手法を扱う。
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09
マルチレベル・ガバナンス — 多層的統治とEU研究
超国家・国家・地域・地方の複数レベルにまたがる統治構造を分析する。EU統合研究を起点とした概念の展開と適用例を扱う。
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10
国家の空洞化論 — 中央政府機能の分散と再編
民営化・国際化・地方分権により中央政府の機能が上下左右に移転する「空洞化」の議論を扱う。国家の役割変容をめぐる論争を整理する。
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11
階層制の影 — 国家権威とネットワークの相互作用
ネットワーク型統治の背後で機能する国家の強制力・最終決定権の役割を扱う。「階層制の影」の下での交渉と協調のメカニズムを解説する。
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12
ローカル・ガバナンス — 自治体と地域ネットワーク
地方自治体・地域団体・企業・住民による地域レベルの協調的統治を扱う。地域課題解決における多主体連携の制度と実践を解説する。
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13
グローバル・ガバナンス — 越境的課題の国際的統治
世界政府なき世界における国際機構・国家・非国家主体の協調による課題解決を扱う。環境・保健・金融など越境的課題の統治構造を概観する。
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14
リージョナル・ガバナンス — 広域圏・都市圏の統治
行政区域を越える広域圏・大都市圏における調整と統治の仕組みを扱う。広域計画・圏域マネジメントの制度設計を検討する。
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15
都市レジーム論 — 都市政治における官民連合
都市の統治を政府と民間主体の非公式な連合として捉える都市レジーム論を解説する。開発・維持・進歩型など連合の類型と形成条件を扱う。
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16
ガバナンスの正統性 — インプット・アウトプットの両面
選挙で選ばれない主体が参加する統治の民主的正統性を検討する。参加による正統性と成果による正統性の両面から評価枠組みを整理する。
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17
ネットワークとアカウンタビリティ — 責任の所在と確保手法
多主体が関与する統治において責任の所在が曖昧化する「多くの手の問題」を扱う。ネットワーク環境での説明責任確保の制度と手法を検討する。
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18
市民参加とガバナンス — 参加型統治の制度と実践
審議会・パブリックコメント・ワークショップなど市民参加の制度を統治論の観点から扱う。参加の階梯論と実効性の評価を解説する。
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19
熟議ガバナンス — 熟議民主主義と統治の接合
討論型世論調査や市民会議など熟議の場を統治過程に組み込む試みを扱う。熟議民主主義理論とガバナンス実務の接点を検討する。
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20
コ・プロダクション — 公共サービスの共同生産
行政と利用者・市民がサービスの設計・提供を共同で担うコ・プロダクション論を解説する。共同生産の類型・条件・効果を整理する。
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21
コ・クリエーション — 公共価値の共創
多様な主体との相互作用を通じて公共価値を共に創出するコ・クリエーションを扱う。サービスデザインと共創プロセスの方法論を解説する。
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22
公共価値論 — パブリック・バリューとガバナンス
行政活動の目的を公共価値の創出に置く公共価値マネジメント論を扱う。戦略的三角形の枠組みとネットワーク統治への応用を解説する。
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23
官民パートナーシップ(PPP/PFI) — 契約による連携統治
公共施設の整備・運営に民間資金と経営能力を活用するPPP/PFIを統治論の観点から扱う。リスク分担と契約管理の課題を検討する。
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24
契約による統治 — 委託と購入者・提供者分離
業務委託・指定管理など契約を通じた公共サービス提供の統治構造を扱う。購入者・提供者分離モデルと契約管理能力の問題を解説する。
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25
NPO・市民社会組織 — 非営利セクターと統治
非営利組織が公共サービス供給と政策提言で果たす役割を扱う。政府とNPOの関係類型と協働の制度基盤を整理する。
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26
ソーシャル・キャピタル — 信頼・規範・ネットワーク
信頼・互酬性の規範・ネットワークからなる社会関係資本の概念を扱う。ガバナンスの成立基盤としての社会関係資本の役割を検討する。
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27
ネットワークにおける信頼 — 形成・維持・破綻
組織間協働の基盤となる信頼の形成過程と維持の条件を扱う。信頼の破綻と修復、制度的信頼と対人的信頼の関係を解説する。
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28
ネットワーク・マネジメント — 管理戦略と手法
ネットワークの構造化とゲームのマネジメントという二つの管理戦略を解説する。参加者の活性化・調整・仲裁など具体的手法を扱う。
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29
ネットワークの効果測定 — 成果評価と有効性
ネットワーク型統治の成果をどの水準(コミュニティ・ネットワーク・参加組織)で測るかを扱う。有効性の規定要因に関する実証研究を概観する。
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30
社会ネットワーク分析の応用 — 構造の可視化と測定
中心性・密度・構造的空隙などの指標で統治ネットワークの構造を分析する手法を扱う。政策ネットワーク研究への適用例を解説する。
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唱道連携枠組み(ACF) — 政策変化と信念体系
政策サブシステム内で信念を共有する連携集団間の競合として政策過程を捉える唱道連携枠組みを解説する。政策学習と政策変化の条件を扱う。
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認識共同体 — 専門家ネットワークと政策形成
専門知識と因果的信念を共有する専門家ネットワークが政策形成に及ぼす影響を扱う。国際政策協調における認識共同体の役割を解説する。
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33
鉄の三角形と下位政府 — 利益集団・官僚・議会の閉鎖的関係
特定政策領域における利益集団・所管官庁・議会委員会の閉鎖的な三者関係を扱う。開放的なイシューネットワークとの対比で解説する。
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34
政策移転と政策学習 — 伝播の経路とネットワーク
政策アイデアや制度が政府間・国家間で移転・伝播するメカニズムを扱う。移転を媒介するネットワークと学習の類型を整理する。
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35
ガバナンスの失敗 — ネットワーク失敗の類型と対処
市場の失敗・政府の失敗に続く「ガバナンスの失敗」の概念を扱う。調整の失敗・意思決定の遅延・排他性などネットワーク固有の失敗類型を検討する。
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36
規制ガバナンス — 規制国家と独立規制機関
直接供給から規制による統治への移行を捉える規制国家論を扱う。独立規制機関の設計と規制の正統性・説明責任を解説する。
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ソフトローと自主規制 — 非拘束的規範による統治
法的拘束力を持たない指針・行動規範・自主規制による秩序形成を扱う。ハードローとの使い分けと実効性確保の仕組みを検討する。
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38
民間標準と認証制度 — 私的ガバナンスの台頭
業界標準・認証ラベル・格付けなど民間主体による規範形成と統治を扱う。私的権威の正統性と公的規制との関係を検討する。
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マルチステークホルダー・プロセス — 多主体参加型の意思決定
政府・企業・市民社会・専門家が対等に参加する意思決定プロセスの設計を扱う。国際的な課題領域での運用例と課題を解説する。
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40
コモンズの統治 — 共有資源管理と自治
共有資源の自主的管理を可能にする制度条件の研究を扱う。設計原理の枠組みと入会・水利など共的管理の事例を解説する。
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41
ポリセントリック・ガバナンス — 多中心的統治の理論
単一の権力中枢によらず複数の意思決定中心が併存する多中心的統治を扱う。重複と冗長性がもたらす頑健性の議論を解説する。
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42
アダプティブ・ガバナンス — 適応的統治と社会生態システム
不確実性の高い環境下で学習と調整を繰り返す適応的統治を扱う。社会生態システム論と資源管理への応用を解説する。
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環境ガバナンス — 環境政策における多主体統治
環境保全をめぐる政府・企業・NGO・住民の協調的統治を扱う。規制的手法から協働的手法への広がりと制度設計を解説する。
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44
気候変動ガバナンス — 多層的・越境的な気候統治
国際交渉・国家政策・自治体・企業・市民の多層にわたる気候変動対応の統治構造を扱う。非国家主体の役割拡大を検討する。
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45
リスク・ガバナンス — リスクの評価・管理・コミュニケーション
科学的不確実性を伴うリスクの評価・管理・コミュニケーションを統合する統治枠組みを扱う。予防原則と多主体参加の関係を解説する。
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46
危機管理と災害ガバナンス — 緊急時の組織間連携
災害・危機対応における行政・消防・警察・自衛隊・NPO・企業の組織間連携を扱う。平時のネットワーク構築と発災時の調整メカニズムを解説する。
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保健医療ガバナンス — 医療提供体制と多主体統治
医療・公衆衛生における政府・保険者・医療機関・専門職団体の統治構造を扱う。地域医療連携とネットワーク型の提供体制を解説する。
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福祉ガバナンス — 福祉多元主義と供給ネットワーク
政府・市場・家族・非営利セクターが福祉供給を分担する福祉多元主義を扱う。地域包括ケアなど供給ネットワークの調整課題を解説する。
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49
教育ガバナンス — 学校・地域・行政の連携統治
教育行政における国・自治体・学校・保護者・地域の役割分担と連携を扱う。学校運営への参加制度と教育の分権化を解説する。
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50
デジタル・ガバナンス — ICTと統治の変容
情報通信技術が統治の構造・プロセス・主体間関係に及ぼす変化を扱う。デジタル時代のガバナンス論の主要論点を概観する。
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51
電子政府・デジタル政府 — オンライン行政と組織再編
行政手続のオンライン化とデータ連携による政府の再設計を扱う。デジタル・エラ・ガバナンス論と省庁横断的な基盤整備を解説する。
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52
データ・ガバナンス — 公共データの管理と利活用
行政データの品質管理・共有・公開・保護をめぐる統治の仕組みを扱う。オープンデータ政策とデータ連携基盤の制度設計を解説する。
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53
アルゴリズム・ガバナンス — 自動化された意思決定の統治
行政におけるアルゴリズムとAIによる意思決定の透明性・公平性・説明責任を扱う。自動化された統治への規律の枠組みを検討する。
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54
プラットフォーム・ガバナンス — デジタル基盤と公共規律
巨大デジタルプラットフォームの私的権力に対する公的規律と共同規制を扱う。コンテンツモデレーションと競争政策の統治課題を解説する。
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55
インターネット・ガバナンス — 多主体による技術的調整
ドメイン名・プロトコルなどインターネット資源の管理をめぐる多主体的統治を扱う。技術コミュニティ・政府・企業の役割分担を解説する。
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スマートシティとガバナンス — 都市データと官民連携
都市のセンサーデータとデジタル基盤を活用したスマートシティ事業の統治を扱う。官民データ連携と住民合意形成の課題を解説する。
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57
参加型予算 — 予算編成への市民参加
予算の一部の使途を市民の討議と投票で決める参加型予算を扱う。各国・各都市での制度設計の違いと効果の検証を解説する。
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58
コミュニティ・ガバナンス — 近隣自治と住民組織
町内会・自治会・地域運営組織など近隣レベルの自治的統治を扱う。行政との協働関係と担い手不足の課題を解説する。
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59
分権化とガバナンス — 権限移譲と地方統治の再編
中央から地方への権限・財源の移譲がもたらす統治構造の変化を扱う。分権化の類型と地域ガバナンスへの影響を解説する。
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60
補完性原理 — 意思決定の適切な水準の配分
課題はできる限り身近な単位で処理し、上位単位は補完に徹するという補完性原理を扱う。多層的統治における権限配分の規範原理として解説する。
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61
政府間関係論 — 中央地方関係のネットワーク的把握
中央政府と地方政府の関係を資源の相互依存と交渉のネットワークとして捉える政府間関係論を扱う。統制モデルとの対比で解説する。
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62
広域連携・自治体間連携 — 水平的連携の制度と実践
一部事務組合・広域連合・連携協約など自治体間の水平的連携制度を扱う。人口減少下での圏域マネジメントの実践を解説する。
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63
ホールオブガバメント — 政府全体アプローチ
省庁の縦割りを越えて政府全体で政策課題に取り組むアプローチを扱う。NPM改革後の再統合の潮流として位置づけて解説する。
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64
ジョインドアップ・ガバメント — 統合的サービス提供
複数の機関にまたがるサービスを利用者起点で統合する取り組みを扱う。ワンストップ化と機関間調整の制度設計を解説する。
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65
セクター横断連携 — 企業・行政・市民社会の協働
社会課題の解決に向けたセクターを越えた連携の形成と運営を扱う。連携の動機・障壁・成功条件に関する研究を整理する。
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66
コレクティブ・インパクト — 共通アジェンダによる課題解決
共通アジェンダ・共有された測定・中核支援組織などを要件とする集合的インパクトの枠組みを扱う。地域課題への適用例を解説する。
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67
中間支援組織 — ネットワークを支える媒介組織
NPO支援センターなど主体間の仲介・資源仲立ち・能力構築を担う中間支援組織を扱う。ネットワーク型統治における基盤的役割を解説する。
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68
境界を越える役割 — 組織間をつなぐ人材
組織の境界を越えて情報と関係をつなぐ境界連結者の役割を扱う。協働を担う人材の技能・キャリア・ジレンマを解説する。
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69
ネットワークにおけるリーダーシップ — 促進型・分散型の指導
権限によらず対話と調整で協働を導く促進型リーダーシップを扱う。分散型・共有型リーダーシップの理論と実践を解説する。
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70
オーケストレーション — 仲介者を通じた間接統治
統治主体が仲介者を活用して対象に間接的に働きかけるオーケストレーションの概念を扱う。国際機構や規制における適用例を解説する。
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71
ブローカレッジ — 仲介・橋渡しの構造と機能
分断された主体間を橋渡しするブローカーの構造的位置と機能を扱う。構造的空隙の理論と政策ネットワークでの仲介の効果を解説する。
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72
交渉と合意形成 — 多主体間のコンセンサス構築
利害の異なる多主体間での交渉と合意形成の理論・技法を扱う。合意形成プロセスの設計とファシリテーションの実務を解説する。
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73
紛争解決と調整 — ネットワーク内対立のマネジメント
協働の過程で生じる対立の予防・調整・解決の手法を扱う。調停・仲裁など代替的紛争解決の統治への応用を解説する。
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74
知識共有と学習ネットワーク — 組織間学習の仕組み
組織の枠を越えた知識の共有と学習を促すネットワークの設計を扱う。実践コミュニティと自治体間ベンチマーキングの事例を解説する。
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75
公共イノベーションと協働 — 革新を生むネットワーク
公共部門におけるイノベーションを協働とネットワークの観点から扱う。協働的イノベーションの条件と阻害要因を解説する。
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76
リビングラボ — 実験的共創の場の設計
実際の生活環境で住民・企業・行政が共同実験を行うリビングラボの手法を扱う。公共サービス開発への適用と運営上の課題を解説する。
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77
実験主義ガバナンス — 暫定目標と再帰的見直し
暫定的な枠組み目標を設定し、現場の裁量的実施と定期的見直しを組み合わせる実験主義ガバナンスを扱う。EU規制などでの適用例を解説する。
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78
リフレクシブ・ガバナンス — 再帰性と持続可能性への転換
統治の前提そのものを問い直しながら方向修正を続ける再帰的ガバナンスを扱う。持続可能性移行の研究との接点を解説する。
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79
相互作用による統治 — 一方向の統治からの転換
統治を統治する側とされる側の継続的な相互作用として捉える枠組みを扱う。ガバナビリティ(統治可能性)の評価枠組みを解説する。
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80
自己組織化とガバナンス — 自律的秩序形成の理論
中央の指令によらず主体間の相互作用から秩序が形成される自己組織化を扱う。ネットワークの自律性と公的介入の均衡を検討する。
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81
グッド・ガバナンス論 — 統治の質と国際開発
法の支配・透明性・参加・腐敗抑制などを内容とするグッド・ガバナンス論を扱う。国際開発援助における条件性と批判を解説する。
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82
ガバナンス指標 — 統治の質の測定と国際比較
統治の質を測定する各種国際指標の設計と限界を扱う。指標に基づく国際比較の方法論的課題を検討する。
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83
開発援助とガバナンス — 国際機関による制度構築支援
国際機関・援助機関による途上国の統治制度構築支援を扱う。制度移植の限界と現地の文脈適合の議論を解説する。
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84
トランスナショナル・ネットワーク — 越境的な都市・政策連携
国境を越えた都市間ネットワークや専門職・活動家のネットワークによる政策形成を扱う。気候・人権など課題別の越境連携を解説する。
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85
国際レジーム論 — 国際協調の制度化とガバナンス
特定の課題領域における原則・規範・ルール・意思決定手続の集合としての国際レジームを扱う。レジーム論とグローバル・ガバナンス論の関係を解説する。
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86
私的権威と国際統治 — 非国家主体の規範形成
多国籍企業・業界団体・NGOなど非国家主体が国際的な規範形成で果たす役割を扱う。私的権威の概念と正統性の問題を解説する。
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87
ガバナンスと官僚制 — 伝統的行政との接合
ネットワーク型統治の広がりの中でも存続する官僚制の役割を扱う。階層的行政とネットワークの併存・補完関係を検討する。
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88
ガバナンス時代の公務員 — 専門性・技能・倫理
協働と調整を担う公務員に求められる技能・専門性・倫理の変化を扱う。ネットワーク環境下の人材育成と公務の中立性を検討する。
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89
ガバナンスと法 — 行政法学から見たネットワーク統治
契約・協定・要綱など多様な行為形式によるネットワーク統治を行政法学の観点から扱う。法治主義との緊張と法的統制のあり方を検討する。
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90
日本におけるガバナンス改革 — 分権改革・協働・指定管理
地方分権改革・市民協働条例・指定管理者制度など日本のガバナンス改革の展開を扱う。日本的文脈でのネットワーク型統治の特徴を解説する。
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91
ガバメンタリティ論 — 統治性研究からの視座
権力と統治の技法を分析する統治性研究の視座からネットワーク型統治を捉え直す。自己統治を通じた統治という批判的読解を解説する。
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92
ガバナンス概念への批判 — 曖昧さと権力の不可視化
ガバナンス概念の多義性・曖昧さへの学術的批判を扱う。協調の言説が権力関係や排除を見えにくくするという批判を整理する。
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93
ネットワーク統治と民主主義理論 — 政治理論との対話
代表制民主主義とネットワーク型統治の緊張と補完の関係を政治理論の観点から扱う。ポスト代表制の民主主義構想との接点を検討する。
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94
組織間関係論 — 経営学からのネットワーク研究
資源依存・取引費用・戦略的提携など経営学・組織論のネットワーク研究を扱う。公共部門のガバナンス研究への理論的貢献を整理する。
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95
新制度主義とガバナンス — 制度分析による接近
歴史的・合理的選択・社会学的の各制度主義によるガバナンス分析を扱う。制度変化の理論とネットワーク型統治の制度化を解説する。
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96
複雑系とガバナンス — 複雑適応システムとしての統治
統治を複雑適応システムとして捉える複雑系アプローチを扱う。非線形性・創発・レジリエンスの概念と統治設計への含意を解説する。
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97
ゲーム理論と協力の統治 — 集合行為問題の分析
囚人のジレンマ・共有地の悲劇など集合行為問題をゲーム理論で分析し、協力が成立する条件を扱う。繰り返しゲームと制度設計の含意を解説する。
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98
比較ガバナンス研究 — 各国統治様式の比較分析
国家・市場・社会の関係の各国差を踏まえた統治様式の比較研究を扱う。行政伝統論とガバナンス改革の国際比較を解説する。
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旧分類・歴史的経緯 — ガバナンス論以前の統治研究の系譜archive
多元主義・コーポラティズムなどガバナンス概念の普及以前の統治研究の系譜を退避的に収める。本区画の分類変更の経緯もここに記録する。