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デジタル行政(マイナンバー・電子政府)

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  1. 00

    公共政策・行政学 — デジタル行政(マイナンバー・電子政府) 概要

    公共政策・行政学分野のデジタル行政(マイナンバー・電子政府)領域の概要と入門ガイド

  2. 01

    デジタル行政 — 電子政府と電子自治体の全体像

    行政のデジタル化の全体像を扱う。手続のオンライン化、基盤となる認証と台帳、組織と制度の見直しという三つの層を整理する。

  3. 02

    マイナンバー制度 — 番号による名寄せ

    社会保障・税番号制度を扱う。2016年利用開始、利用範囲を法律で限定する設計、情報連携における符号の使用を整理する。

  4. 03

    マイナンバーカード — 本人確認の基盤

    個人番号カードの機能を扱う。券面による対面確認と、ICチップの電子証明書によるオンライン本人確認の二つの役割を整理する。

  5. 04

    公的個人認証 — 署名用と利用者証明用

    公的個人認証サービスを扱う。署名用電子証明書と利用者証明用電子証明書の用途の違い、失効管理の仕組みを整理する。

  6. 05

    情報提供ネットワークシステム — 分散管理の設計

    機関間の情報連携基盤を扱う。個人情報を一元管理せず各機関に分散したまま符号で連携する設計思想を整理する。

  7. 06

    マイナポータル — 自己情報の確認

    マイナポータルの機能を扱う。自己情報表示、情報提供等記録の閲覧、行政手続のオンライン申請という三つの柱を整理する。

  8. 07

    デジタル手続法 — 三原則

    2019年のデジタル手続法を扱う。デジタルファースト・ワンスオンリー・コネクテッドワンストップの三原則の内容を整理する。

  9. 08

    デジタル庁 — 2021年設置の司令塔

    デジタル庁の設置と役割を扱う。内閣直属の組織、他府省への勧告権、民間人材の登用という設計上の特徴を整理する。

  10. 09

    ガバメントクラウド — 共通基盤への移行

    政府共通のクラウド基盤の整備を扱う。自治体システムの標準化と共通基盤利用、事業者選定、データ所在をめぐる論点を整理する。

  11. 10

    自治体システム標準化 — 20業務の共通仕様

    基幹業務システムの標準化を扱う。標準化法に基づく20業務の仕様策定、移行期限の設定、独自機能の扱いを整理する。

  12. 11

    e-Gov — 国の手続の電子的窓口

    電子政府の総合窓口を扱う。申請届出の受付、法令検索、パブリックコメントの受付という機能構成を整理する。

  13. 12

    gBizID — 法人共通の認証基盤

    法人向け共通認証を扱う。プライム・メンバー・エントリーの区分、複数手続での共用、法人番号との接続を整理する。

  14. 13

    法人番号 — 公開される事業者識別子

    法人番号制度を扱う。国税庁が指定する13桁の番号、個人番号と異なり公開される設計、名寄せの基盤としての役割を整理する。

  15. 14

    ベース・レジストリ — 社会の基本データ

    社会の基盤となる台帳の整備を扱う。人・法人・土地・建物・アドレスといった基本データの整合、所管をまたぐ調整を整理する。

  16. 15

    アドレス・ベース・レジストリ — 住所の標準化

    住所表記の標準化を扱う。表記ゆれの解消、町字マスターの整備、既存システムとの突合という実装課題を整理する。

  17. 16

    押印廃止 — 書面主義の見直し

    行政手続における押印廃止を扱う。押印が本人確認手段として機能していなかった実態、廃止後の代替手段の設計を整理する。

  18. 17

    デジタルデバイド — 使えない人を残さない

    情報格差への対応を扱う。デジタル活用支援員による対面支援、紙手続の併存維持、支援が及ばない層の把握を検討する。

  19. 18

    ウェブアクセシビリティ — 誰もが使える設計

    行政サイトのアクセシビリティを扱う。JIS X 8341-3への適合、達成等級の設定、試験結果の公開という運用を整理する。

  20. 19

    サービスデザイン — 利用者起点の設計

    行政サービスの設計手法を扱う。利用者調査、体験の一連の流れの可視化、組織の都合でなく用件から設計する原則を整理する。

  21. 20

    デジタル原則 — 規制の点検軸

    デジタル社会に適合しない規制の点検軸を扱う。デジタル完結・アジャイルガバナンスなど五原則と、アナログ規制の一括見直しを整理する。

  22. 21

    アナログ規制の見直し — 目視・常駐・書面

    アナログ規制の一括見直しを扱う。目視・実地監査・定期検査・常駐専任などの類型と、技術による代替の可否判断を整理する。

  23. 22

    公共調達とIT — 一者応札とベンダーロックイン

    情報システム調達の課題を扱う。仕様策定を受注者に依存する構造、一者応札の常態化、特定事業者への固定化を検討する。

  24. 23

    内製化 — 発注者能力の確保

    行政のシステム内製を扱う。仕様を書ける人材の確保、小規模な内製と大規模調達の使い分け、人事制度上の制約を検討する。

  25. 24

    アジャイル開発 — 段階的な構築

    行政システムへのアジャイル導入を扱う。要件を固めきらない開発と単年度予算・確定契約との不整合、調達方式の工夫を検討する。

  26. 25

    個人情報保護 — 官民一元化後の枠組み

    個人情報保護法制の一元化を扱う。2021年改正による国・自治体・民間の規律統合、個人情報保護委員会による一元的監督を整理する。

  27. 26

    匿名加工・仮名加工 — 利活用との両立

    個人情報の加工類型を扱う。匿名加工情報と仮名加工情報の要件の違い、行政機関等匿名加工情報の提供制度を整理する。

  28. 27

    情報セキュリティ — 三層分離とその見直し

    自治体の情報セキュリティ対策を扱う。マイナンバー系・LGWAN系・インターネット系の三層分離と、利便性を回復する見直しを整理する。

  29. 28

    サイバー攻撃への備え — 検知と復旧

    行政機関へのサイバー攻撃対策を扱う。侵入を前提とした検知と封じ込め、事案対処体制、業務継続との接続を整理する。

  30. 29

    デジタル化の効果測定 — 何が改善したか

    デジタル化の効果検証を扱う。オンライン利用率という活動指標と、手続時間短縮という成果指標の区別を検討する。

  31. 30

    デジタル化と組織 — 業務そのものの見直し

    デジタル化に伴う業務再設計を扱う。紙の手続をそのまま電子化する限界と、制度そのものを見直す必要を検討する。

  32. 31

    券面情報 — カードの表に何を書くか

    氏名・住所・生年月日・性別という券面記載事項、顔写真の有無、追記欄の扱いを扱う。対面での確認手段としての設計と、記載が招く懸念を整理する。

  33. 32

    ICチップの中身 — 何が入っているか

    券面情報の電子的記録、二種類の電子証明書、空き領域の利用という構成を扱う。所得や病歴といった情報が入らない設計を整理する。

  34. 33

    スマートフォンへの搭載 — 持ち歩かない本人確認

    電子証明書のスマートフォンへの搭載、生体認証による解錠、機種変更時の失効手続を扱う。カードを携帯しない利用形態への移行を整理する。

  35. 34

    暗証番号 — 覚えられないという壁

    署名用と利用者証明用で異なる暗証番号、入力回数制限によるロック、窓口での初期化を扱う。認証手段が利用の障壁となる構造を検討する。

  36. 35

    代理と支援 — 本人が操作できないとき

    法定代理人による手続、成年後見人の関与、施設職員による支援の可否を扱う。本人確認の厳格さと支援の必要が衝突する場面を検討する。

  37. 36

    健康保険証との一体化 — 資格確認の電子化

    オンライン資格確認の仕組み、医療機関側の設備整備、資格情報の誤登録という事案を扱う。一体化が受診の障壁とならない設計を検討する。

  38. 37

    運転免許証との一体化 — 複数の証明を束ねる

    免許情報のカードへの記録、更新手続との関係、警察と自治体の役割分担を扱う。一枚に束ねることの利便と紛失時の影響を検討する。

  39. 38

    在留カードとの関係 — 外国人住民の本人確認

    在留カードと個人番号カードの併存、在留期間に連動する有効期間、更新手続の負担を扱う。制度が二本立てである理由を整理する。

  40. 39

    顔認証 — 機械による本人確認

    窓口や入退場での顔照合、誤認識率と閾値の設定、生体情報の保存の可否を扱う。本人確認の自動化が排除を生まない設計を検討する。

  41. 40

    データ標準 — 同じ意味を同じ形で書く

    共通語彙基盤による用語の定義、コード体系の統一、データ形式の標準化を扱う。標準がなければ連携が成立しない構造を整理する。

  42. 41

    文字コード — 氏名が正しく表示されない問題

    行政事務標準文字による整理、外字の存在、システム間で文字が化ける事象を扱う。氏名を正しく扱うことが本人確認の前提である点を整理する。

  43. 42

    住所の表記ゆれ — 同じ場所が違う文字になる

    番地の表記、ビル名の有無、旧字体の混在という揺れを扱う。アドレス・ベース・レジストリによる正規化と既存データの突合を整理する。

  44. 43

    データ品質 — 正しくないデータは使えない

    欠損・重複・誤記の発生、入力時の検証、定期的な点検という品質管理を扱う。品質の低いデータが連携で誤りを増幅する構造を検討する。

  45. 44

    マスタ管理 — どれが正しい台帳か

    複数システムに同一情報が分散する状況、正となる台帳の特定、更新の伝播を扱う。所管をまたぐ調整が技術より難しい点を検討する。

  46. 45

    API — 機械が読みに来る窓口

    提供する機能の範囲、認証と利用登録、応答性能と利用制限を扱う。画面でなく機械向けに提供することが利活用を広げる構造を整理する。

  47. 46

    データ連携基盤 — つなぐための共通土台

    機関間の接続方式、認証と認可の仕組み、通信の暗号化という要素を扱う。個別接続の組合せ爆発を避ける設計の意義を整理する。

  48. 47

    ログ — 誰が何を見たかを残す

    アクセス記録の取得範囲、保存期間、本人による確認の可否を扱う。記録があることが目的外利用への抑止として働く構造を整理する。

  49. 48

    データの保存期間 — いつまで持つか

    業務上の必要期間、公文書としての保存期間、削除の実施という三者の関係を扱う。持ち続けることが漏えいの危険を増す点を検討する。

  50. 49

    名寄せ — 同一人物をどう突き止めるか

    氏名と生年月日による突合の限界、共通番号による確実な特定、誤突合の帰結を扱う。名寄せの精度が給付の正確さを左右する構造を整理する。

  51. 50

    基幹業務システム — 自治体の背骨

    住民記録・税・福祉という基幹二十業務、パッケージ製品の利用、個別改修の積み重ねを扱う。標準化以前の分散した実態を整理する。

  52. 51

    標準準拠システム — 仕様に合わせて作り直す

    機能要件の標準仕様、独自機能の扱い、事業者による製品開発を扱う。標準化が調達競争を回復させるという狙いを整理する。

  53. 52

    移行作業 — 動いているものを止めずに替える

    データ移行の設計、旧新システムの並行稼働の期間、切替日の設定という工程を扱う。移行時に生じた不整合が後年まで尾を引く危険を検討する。

  54. 53

    移行費用 — 誰がいくら負担するか

    国の補助と自治体の持ち出し、既存システムの残存価値、移行期の二重の経費を扱う。期限を切った移行が費用を押し上げる構造を検討する。

  55. 54

    可用性 — 止まらないための設計

    目標稼働率の設定、冗長構成、災害時の代替拠点という設計を扱う。行政システムが止まることの社会的影響の大きさを整理する。

  56. 55

    障害対応 — 止まったときに何をするか

    検知と初動、影響範囲の特定、手作業による代替と復旧の順序を扱う。住民への説明と再開時期の見通しの示し方も整理する。

  57. 56

    監視 — 異常に気づく仕組み

    稼働状況の常時監視、閾値を超えた場合の警報、事業者との連絡体制の整備を扱う。利用者からの通報で初めて障害を知る事態を避ける設計を整理する。

  58. 57

    バックアップ — 失われたときに戻せるか

    取得の頻度と世代管理、遠隔地への保管、復元の実地試験を扱う。取得しているが戻せなかったという事例が示す検証の重要を検討する。

  59. 58

    サービス終了 — 使わなくなったシステムを畳む

    データの移管と廃棄、利用者への周知、契約の終了手続を扱う。畳み方を決めずに始めたシステムが残り続ける構造を検討する。

  60. 59

    技術的負債 — 直しにくくなっていく

    改修の積み重ねによる複雑化、文書の未整備、担当者の不在という蓄積を扱う。負債を可視化して計画的に返す設計を検討する。

  61. 60

    要件定義 — 何を作るかを決める作業

    業務の現状把握、あるべき姿の設計、機能への落とし込みという工程を扱う。ここを外部に丸投げすると発注者能力が育たない構造を整理する。

  62. 61

    見積り — 費用はどう決まるか

    工数の積算、技術者単価の設定、規模見積り手法の適用という算定の手順を扱う。見積りの妥当性を発注者側が判断できるかという課題を検討する。

  63. 62

    契約類型 — 請負か準委任か

    成果物の完成を目的とする請負と業務の遂行を目的とする準委任、瑕疵責任の所在を扱う。開発手法との適合という観点を整理する。

  64. 63

    ベンダーロックイン — 替えられなくなる

    独自仕様への依存、データ形式の閉鎖性、保守の独占という状況を扱う。仕様と権利を発注者側に確保する契約設計を検討する。

  65. 64

    分離調達 — 分けて発注する

    設計・開発・運用の分割発注、事業者間の調整責任、統合リスクの所在を扱う。競争性の確保と統合の困難の均衡を検討する。

  66. 65

    プロジェクト管理支援 — 発注者を支える第三者

    工程と品質の管理支援、受注事業者との中立性の確保、支援者自身の選定方法を扱う。発注者能力を外部で補うことの限界と依存の危険を検討する。

  67. 66

    最高情報責任者 — 組織の技術判断を担う

    情報化統括責任者の設置、外部人材による補佐官の任用、権限と予算の裏づけを扱う。技術的な判断が組織の意思決定に届く経路の設計を整理する。

  68. 67

    デジタル人材の採用 — 給与と権限の壁

    任期付採用と兼業許可の運用、民間との給与水準の差、権限を伴わない立場での登用を扱う。採用できても定着しない要因の構造を検討する。

  69. 68

    職員のデジタル研修 — 全員が使う側になる

    基礎的な操作、データの読み方、調達の勘所という三層の教育を扱う。全員に技術者を求めるのではないという線引きを整理する。

  70. 69

    共同開発 — 複数自治体で一つを作る

    仕様の共通化、費用の分担方法、参加団体による合議という意思決定の仕組みを扱う。参加数が増えるほど合意形成が困難になる構造を検討する。

  71. 70

    ゼロトラスト — 内側も信用しない設計

    境界防御からの転換、常時の認証と認可、通信の暗号化という考え方を扱う。三層分離の見直しがこの発想に基づく点を整理する。

  72. 71

    認証基盤 — 誰が入れるかを一元管理する

    職員の認証方式、多要素認証の導入、退職や異動に伴う権限の失効処理を扱う。権限の棚卸しが漏れて退職者の利用口座が残る事例を検討する。

  73. 72

    権限管理 — 見られる範囲を絞る

    職務に応じた最小権限、一時的な権限付与、権限行使の記録を扱う。誰でも全件を見られる設計が漏えいの温床となる点を整理する。

  74. 73

    暗号と鍵の管理 — 守る技術の要

    通信経路と保存データの暗号化、鍵の生成と保管、暗号方式の危殆化への備えを扱う。鍵の管理が破られれば暗号化が無意味となる構造を整理する。

  75. 74

    脆弱性管理 — 穴を塞ぎ続ける

    脆弱性情報の収集、修正の適用計画、適用できない機器の隔離を扱う。稼働への影響を理由に修正が先送りされる構造を検討する。

  76. 75

    インシデント対応 — 起きた後の手順

    検知と初動、封じ込めと復旧、報告と公表という段階を扱う。事前に手順と連絡先を決めておくことが被害を左右する点を整理する。

  77. 76

    供給網のリスク — 委託先から漏れる

    再委託先の把握、委託先における安全管理措置、契約による義務づけの範囲を扱う。自組織の対策だけでは情報を守れない構造の広がりを検討する。

  78. 77

    内部不正 — 権限を持つ者による持ち出し

    アクセス履歴の定期点検、職務に応じた権限の分離、持ち出しの検知という手立てを扱う。外部からの攻撃より発見が難しい類型として整理する。

  79. 78

    標的型攻撃の訓練 — 開かせて学ぶ

    模擬メールの送信、開封率の測定、報告経路の周知を扱う。個人を責めず報告しやすい環境を作ることが要点である点を整理する。

  80. 79

    漏えい時の公表 — いつ何を伝えるか

    個人情報保護委員会への報告、本人への通知、公表の範囲と時期の判断を扱う。事実関係が固まる前に暫定的な発表を行うべきかという論点を検討する。

  81. 80

    画面の設計 — 迷わせない導線

    入力項目の削減、手続の進捗の可視化、誤入力への案内という画面設計を扱う。組織の所管別でなく利用者の用件の順に並べる原則を整理する。

  82. 81

    入力の負担 — 書かせない工夫

    保有情報の自動入力、選択式への置換、添付書類の省略を扱う。入力項目数と完了率の関係という測定可能な指標を整理する。

  83. 82

    多言語対応 — 誰の言語で提供するか

    対応言語の選定基準、機械翻訳を用いる場合の品質責任、やさしい日本語との役割分担を扱う。翻訳の誤りが権利の行使に及ぼす影響を検討する。

  84. 83

    支援窓口 — オンラインでもつまずく人がいる

    電話とチャットによる相談、窓口での操作支援、支援員の配置と育成を扱う。オンライン化がかえって支援の需要を生む構造を整理する。

  85. 84

    書かない窓口 — 職員が代わりに入力する

    職員による聞き取りと代行入力、保有情報の呼び出し、内容確認と署名の設計を扱う。デジタル化が窓口の廃止を意味しないという原則を整理する。

  86. 85

    来庁予約 — 待たせない仕組み

    時間帯別の予約枠の設定、繁忙期の平準化、予約のない来庁者との調整を扱う。予約制が使いこなせない層を排除しない設計の必要を検討する。

  87. 86

    キャッシュレス収納 — 支払方法の多様化

    クレジットカード・電子マネー・コード決済の受入、手数料の負担、消込みの自動化を扱う。現金取扱いの削減という内部効果を整理する。

  88. 87

    プッシュ通知 — 行政から先に知らせる

    対象者への個別通知、通知の根拠となる情報の利用、頻度の設計を扱う。申請主義の弱点を補う手段としての位置づけを整理する。

  89. 88

    チャットによる相談 — 自動応答と有人の分担

    よくある質問への自動応答、有人相談への引継ぎ、応答記録の保存という設計を扱う。自動応答の誤りが行政の正式な回答と受け取られる危険を検討する。

  90. 89

    手続の完了通知 — 終わったことを伝える

    申請の受付と決定の通知、進捗状況の照会、不備がある場合の連絡を扱う。申請後に何の連絡もない期間が問合せと不安を生む構造を整理する。

  91. 90

    デジタル臨時行政調査会 — 規制を一括して見直す

    アナログ規制の総点検、見直し工程表の策定、法令改正の一括処理を扱う。技術による代替の可否を類型ごとに判断する手法を整理する。

  92. 91

    法令のデジタル原則適合 — 条文を書き換える

    目視・常駐・書面といった規定の抽出、代替手段の明記、施行までの準備を扱う。条文の書き換えが実務の変化に直結する点を整理する。

  93. 92

    法令データの整備 — 条文を機械が読む

    標準データ形式による提供、条項号の識別子、改正の反映という仕組みを扱う。法令が機械可読であることが自動化の前提となる点を整理する。

  94. 93

    行政手続のオンライン化率 — 何を分母にするか

    対象手続の選定、件数ベースと手続数ベースの違い、実質的な完結の判定を扱う。指標の作り方が達成度の見え方を決める構造を検討する。

  95. 94

    AIの行政利用 — 用途ごとの線引き

    文書作成の支援、分類と要約、問合せ応答という用途、機微情報の入力禁止を扱う。判断そのものを委ねない範囲の設定を整理する。

  96. 95

    自動処理の規律 — 機械が決めたことの説明

    判断根拠の記録、人による再審査の請求、理由提示義務との関係を扱う。処分性のある判断を自動化する際の要件を整理する。

  97. 96

    国際比較 — 順位と実感の差

    国連やOECDの指標の構成、日本の位置、利用者の実感との乖離を扱う。何を測っているかを見ずに順位を論じない態度を整理する。

  98. 97

    越境の手続 — 国外に住む人への行政

    在外邦人の手続、海外からのオンライン申請、本人確認手段の制約を扱う。物理的な来庁を前提としない設計の必要を整理する。

  99. 98

    持続する仕組み — 一度作って終わりにしない

    継続的な改善、利用状況に基づく見直し、運用体制の確保を扱う。構築で完了とみなす調達がサービスを劣化させる構造を検討する。

  100. 99

    旧制度・退避 — 廃止された電子行政の仕組みarchive

    かつて用いられた電子行政の制度を退避的に収める。住民基本台帳ネットワークの旧カード、廃止された電子申請システムなど、現行分類から外れた記録の保管区分。